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シンプルに正直

今日は何をしても大事なところが一つ欠けてしまっていた。

源泉目当てに片道1時間かけて自転車で温泉に行ったらメンテナンスで井戸水営業だったし、
ビートルズを一日中いい音響で流しているお気に入りの喫茶店でPLUTOの単行本を読むつもり満々で行ったら、PLUTOの置いてある席には先客がいて、しばらく粘ったがなかなか帰らず読めずに諦めたり。

帰り道「私は本当の本当は何を求めているんだ?」と問いながら帰った。

帰り着いて座りもせずにそのままNetflixに登録し先日世界配信されたアニメPLUTOを観た。

少し前、配信を知った時に見るかどうかちょっと迷っていた。

今日は実は何か文章を見るとPLUTO関連のことに空目したり、考え事の裏側にうっすら彼らがいたようなのだ。

第一話が始まった瞬間、身体がふわっと膨らんだように思えた。
胸から喉にかけて太いパイプのようだった硬い感覚が消えていた。
これだったのかあと身体が安心していた。

大いに泣き、画面のかっこよさに脳が痺れた。

こんな些細なことでも日常のマップは書き変わるのかもしれない。
今日は本当は満ち足りた日になる気がしていて実際に日中は満ちることをしているはずなのにずっとなんだかプラプラしていた。

胸の中が軽くなってみると、
源泉はなかったけれど井戸水のお風呂は自然の感触がして露天風呂で空を見上げながらの長風呂は開放感とアイデアをくれた。
喫茶店でずっと気になっていたガトーショコラはお店の信用そのままに美味しかったし、違う漫画との新しい出会いがあった。

一番の望みを自分に叶えてやらないと日常の小さな喜びは大きく四捨五入されてないものになってしまうものかもしれない。

思考はいろんなことを試してみたがるけれど、無意識から身体の発する声は
シンプルに正直だ。



『クラニオセイクラル〜マインドフルに本来の自分に戻るセッション〜』
total therapy salon SOMATTICA(ソマティカ)
https://somattica.com/

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