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仁義礼智信

僕が決めている、というか心に刻んでいる言葉を紹介します。

タイトルそのままですが仁義礼智信という言葉です。この言葉を知ったきっかけは祖父が無くなった一昨年、大学入学のタイミングでもあり、将来どういう人間でありたいかを考えた時でした。

仁義礼智信とは儒教の教えです。
仁は人間らしい情の深さや他人を思いやる心を、義は正義を求め道徳を大切にする。礼はそのまま礼儀を大切にすること、智とは知識や理性、そして信は信頼することを指します。

5つの概念があるため五常と呼ばれることもあるそうで、そもそも国のトップが学ぶべきものだったそうです。偶然、去年引退したサークルの会長が同じことを思っていて仁義礼智を忘れないで欲しい、と言っていました。少し感動しました。

僕がこの考えを大切にしているのは、自分自身が今まで色んな人に助けられ、支えられてきたからです。そして尊敬している人は皆、この概念を軸に持っていたなと勝手に感じたからです。高校生のとき、今では考えられないくらい厳しかった部則は思えばこの言葉に則っていたなと思います。礼儀を忘れないこと。真っ当に生きること。信じることを忘れないこと。当時は煩わしく感じていましたが振り返れば、自然と身についているものもありました。

けれど今の自分がこの通りに過ごせているかと言われたら少し怪しいかも知れません。仁と信、この2つは特にまだまだだと思っています。長く生きれば生きるほど人の生き様というのは出来上がると思います。これから先、経験したことないくらい辛いこと、楽しいこと、苦労をすると思います。まだ20歳ですがあと10年、20年経って、就職して、結婚して。子供が生まれた時に自分がどう生きてきたのか、未来の僕が納得できるような生き方をしたいです。

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