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自分本位

以前20歳になっての唯一の成長は自分の内側に、ちょっとじゃブレない人生観が備わったことだと書きました。

なぜ自分がそうなったのかを考えた時、僕の周囲にいた存在が間違いなく影響を与えてくれたことがパッと浮かびました。けどもう1つの理由があることに最近気づき、ある程度頭の中でまとまったので自分へのメモ代わりに残しておきたいと思います。

自分本位で物事に接するようになったことです。去年の1年間で僕は物事に対して、自分のためになるかどうかを考えて、良いと思ったらあくまで自分のために行うことをほぼ無意識にしていました。無意識という言葉を加えたのは、大学生活が関係しているからです。

この2年間の学生生活を話す上でダンスに与えられた影響は大きいです。所属するサークルはインカレなので半分が他大の学生で色んなタイプの人が所属しています。お隣の大学から専門学校、フリーターでバンドでレーベルに所属しながらダンスを続けている人、ほぼプロの人など大学サークルにしては一定数面白い人がいる集団です。僕がダサいと思う人もそれなりにいます。

そのため活動していくうちに、自分が通っている大学なんて名がしれてるだけで世間の中ではちっぽけな存在に感じるようになりました。

2個上のブレークの先輩に大学に進まずバンドのドラマーとダンサーを兼任しつつ、税理士のもとで働いて生活している人がいました。22年のサマソニにも出演していて生き方が物凄くカッコイイなと思ったのを覚えています。

僕が今の大学に入学するきっかけをくれて、高校生の時からアドバイスをしてくれたダンス部の先輩が偶然サークルにいました。女王みたいな雰囲気を纏っていましたが、常に先のことを考えていて他人は他人、自分は自分という考え方をもっています。

他にも尊敬する先輩方はいましたが、共通するのは皆自分に自信がありそれを周りで高め合うという雰囲気でした。ダンスはカッコつけてなんぼの文化なので当たり前と言えば当たり前ですが、社会的にみると良く言えば独創的、悪く言えばはぐれ者みたいなイメージです。

多彩な人だらけの集団の中でどうやって自分を確立するのか考えた時、深く思うこともなく自分のために生活しようと思うようになりました。今までさんざん受け取ってきた分、これからは必要なものだけを取り出して過ごせるようにしようと思いました。だから自分本位を軸に置いて相手がどう思おうとも、自身が決めたことは曲げず全てが自分のためにと考えるようにしました。

これが内面の変化に見られる2つ目の理由です。ただ自分本位ということはふとした時に誰かを傷つける可能性をもっています。他人は他人で俺は俺。変わらないスタンスは持ち続けながら、僕が大切に思う人だけは傷つけないようにこれから先、気をつけていきたいと思います。


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