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成長した社員の「実は」の裏話【情熱社長倶楽部】VOL.103


平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

ゴールデンウィークが終わり、
本日より始業している企業様が多いと思います。
皆様どのような時間を過ごされたでしょうか。


私は自宅で家族と過ごしながら、
読書や連休明けの仕事の段取りなど、
頭を整理することが出来ました。

その中でも特に、
新卒2年目、3年目メンバーの育成について
考える時間を多く取りました。

理由としては、ちょうど連休に入る前に
新卒2年目の西村とゆっくり話す機会があり、
彼の成長を感じられたことが、とても印象的だったからです。


西村は「1年目の頃の自分」と
「2年目の意気込みと自身の課題」を話してくれました。


入社後半年間は、
「自分の力でできるんだ」というプライドを捨てられず
上司から言われたことに対して反発してしまっていたこと、

そんなときに、お客様から愛のあるクレームをいただき、
今の自分では通用しないことを思い知り、
自己変革の決意をしたこと、

そして、まずは相手の話を素直に受け入れること、
分からないことはすぐに聞くことから始めたこと・・・
など、1年間を振り返りながら
当時の出来事を話してくれました。


そして、2年目の意気込みについては

後輩が入ってきたからこそ
「与えてもらっていた側」から「与える側」へ
視座を上げることの必要性と

自分たちの世代が
今後のソリューションをつくり上げていくことが
組織全体に良い影響を与えるのだと語ってくれました。


1年目の失敗談を「今だからこそ笑い話です!」と
明るく笑顔で話している姿、

そして「自分たちがつくる側になるんです!」と
真剣な表情で話している姿から

彼が新卒1年目という時間を
自身の成長の糧にしながら、
前に進んでいることを感じた時間となりました。

失敗談は、きちんと乗り越えていなければ
笑顔で話すことはできないですからね。


このような西村の話を聴きながら、
私はとても嬉しくなったと同時に、

若手メンバーの「もっと頑張っていきたい」という
前のめりな気持ちをしっかりと受け止め、
成果と結果につながる環境づくりの必要性を感じました。


というのも、このときの西村は
未来に向けた前向きな話をしてくれましたが、
内面では「焦り」を感じていることも
伝わってきたためです。

年次が重なるということは、
周りから求められることが増え、
それに応えるための努力が必要であり、

ときには、実力が伴っていない自分を
目の当たりにするタイミングが増えることでもあります。

その事実を、西村も感じていたからこそ
内面の焦りが私にも伝わってきたのだと思います。


4月、5月における組織全体の意識や時間は、
2年目、3年目のメンバーよりも、
新卒メンバーの育成や成長に向けられることが多いです。

しかし、西村との対話を通して
2年目、3年目のメンバーも
新たな成長が必要なタイミングであるからこそ、

今後の課題や、実現したいことを
確認し合う時間をつくる必要性を感じました。


是非読者の皆様も、2年目、3年目の方々と
一度時間を作ってみてはいかがでしょうか?

新たな発見をし、成長を感じることが
出来る時間になるかもしれませんよ。


私もこの連休で考えたことは、このあと
2年目、3年目のメンバーに伝える予定です。

今後も、彼らが成長できる環境をつくり上げていきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


長友 威一郎



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