見出し画像

『100万回生きたねこ』を読んで大好きになった

友人がこの本が好きだと言っていたり、

YouTubeのおすすめにでてきたりして


たまたま入った古本屋にあり

100万回生きたねこを読んだ

感想を一言でいうと

心が震えて、感動した


ねこは飼い主が嫌いだった

ではじまるこの本

ねこの飼い主の私は

私のねこもそうかもと心配になる笑笑

でも、飼い主が嫌いだった理由は


自分で自分の人生を決めて生きていなく

飼い主も自分のエゴで猫を

愛していたというより利用していたのかも

しれないと思った


だからこんな人生ならいつ死んでもいい

といってきっと彼の運命は

愛を知るために

愛がない世界を学んでいたのかも


野良猫になり、

輝き出して、モテだして

自分が1番好きになった

ときいて

私もそうかも。と思った

昔に比べると自分が好きだ

天狗になってるねこをみて

私もそうなってるかもと焦った笑


しろねこちゃんに出会って

彼の人生は変わった


自分は100万回生きたと言わなくなった

家族で過ごすのが楽しくて幸せだった

的な文を読んで

きっとねこは

他人に承認欲求を満たしてもらわなくても

しろねこちゃんと家族がいるだけで

幸せだったんだろう


歳をとって

こどもが巣立っていって

それでも一緒にいたいと思った


自分より大切な人をもった


死んでしまった白ねこを抱いて

泣いているねこの絵をみて

なんとも心が苦しくなった


なにげない大好きな人と生きている日常が

こんなにも幸せなことなんだと思った


そしてねこもなくなった

彼は生き返ることはなかった

本当の愛を学んだ彼は

生き返らなかったんだ

それは100万回愛のない人生を生きるより

1回の愛のある人生を生きたほうがいい

というメッセージだと思った


時に私たちは辛くて悲しい思いをする

その経験はなにが愛か知るためにあるかもしれない


私はオンライン講師と派遣のお仕事をしてる

今回派遣された仕事は正確に早くを求められ、

人間関係もあまりよくない職場だった

派遣社員は私1人

業務のこと以外は息抜きに話せる相手がいなかった

新人でわからないことだらけなのに

あたりもきつかった

その時にはじめて自分と関わる家族、

友人、彼氏に感謝できた

職場の人は仕事ができないと嫌う

でも家族、友人、彼氏は

どんな肩書きの自分でも

なにかできても、なにもできなくても

愛してくれていたのだ

それがいかにありがたいことか

今回の経験で学ぶことができた


この本を読んで

ちゃんと自分の人生を選択して

大切な人たちを大事にしていきていきたいと

思った

私の幸せは

大切な人たちとのつながりだから


2023.12.23   今日のディナ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?