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プロフィールを作る⑤:ICT支援員として働き、仕事の本当の楽しさを知る

こんばんは、ソルティーです。

最近は、プロフィール作成を行うために下書きとなる記事を作っております。

そして、現在、仕事を辞めたというところまでお話をしました。


では、その仕事を辞めた後、自分がどのようにして仕事を見つけ、そして次にどんな仕事に就いたのか?ということをお話をします。


意外とハローワークはすごいところだった

仕事を辞めた後、僕は自分の昔の母校である専門学校に相談しに行きました。

自分がどのようにして生きていけばいいかっていうことが全くわからず、親に言ってもしょうがないという、そういう心理状態でした。

なので、どうしたらいいかなと悩んで、すぐさま連絡を取って、担任の先生だった人に相談しに行きました。

「まずはハローワークに行った方がいいんじゃないかな。僕の知り合いを紹介してあげるよ」

という、先生の知り合いがいるハローワークに行くことになりました。

ハローワークって仕事を辞めるまではまったく縁がなく、ただ単純に仕事を斡旋される場所だと思っていたんですが、そういうわけではありませんでした。

その相談員の人は、よく僕のことを聞いてくれて

「君は何が好きなんだい?」「どんなことが楽しい?」

っていうことをひたすら聞いてくれてました。


僕は仕事を辞めるまで自分自身が何が好きとか、嫌いとか、そんなことを考えたことがなかった。

この人のおかげで、やっと本当の自分自身と向き合う時間っていうのを作ってくれました。

その時間は、なんと6ヶ月。

とにかく、その人を通して、自分というものととにかく向き合い続けました。


見えてきた自分の姿

対話から見えてきたのは、誰かにやれと言われてやるようなパソコンの仕事は、そんなに好きではないということが分かってきました。

できるならば、他人が困っている、助けてほしいって思ってる時に、自分の持っている知識や考え方をシェアをして、その人の助けになればいいかなっていう風に思っていたんです。

今までは、そういうことが全く見えなかった。ただ単純にパソコンが好きだった。

でも、時間をかけて、じっくりと自分と対話をすることで、「 あ、そういうか、そういう考えを持ってるんだ自分は」っていうことに気づいたのでした。


はじめて分かる先生の仕事

そして、次に入った仕事っていうのが、教育委員会の契約社員として、ICT支援員として働く仕事でした。

その仕事は平日17時までで、土日は必ず休み、残業は絶対にない。そして、自分の パソコンのスキルっていうのを生かして、学校の先生にパソコンを教える仕事っていう仕事。

「復帰にはちょうど良い」

と思い、実際に入ってみると、先生たちっていうのは、本当にIT関係というものに疎くて、何にもわからない、 何も知らないっていう方が多かったんです。


例えば、その当時はエクセルの罫線がひけない、パワーポイントのスライドが作れないなんて方もいました。

そんな本当にごくごく当たり前のことですら、わからない。それが先生の実態なんだってことに驚愕をしました。

だから、そんな状態の人に電子黒板とか、プロジェクターとかは未知の文明。使えと言われても、 それは難しいんですね。

電子黒板もほとんどの学校で埃をかぶっていると聞いた時は「そりゃ、そうなるでしょうね」と思ったものです。


でも、そういう困っているなっていうことを察知して、先生たちにすぐ声をかけ、できる限り、電話とかではなく、会いに行きました。

そして、その人の困ってることを解決した後、その周りの人たちに声をかけて、「何かほかに困ってることとかありませんか?」っていうことを聞いたり、自分で見つけてきたりして、仕事を作っていく、そんな仕事をさせてもらいました。


先生を元気にすれば子どもが元気になる

そういう仕事をする中で、「君がいないと困る」、「君は神様みたいな人だ」っていう風に言われて、 今までどんなに頑張っても、「自分はなんて役に立たないんだ」っていう風に思っていた自分。

でも、そんなところから。「もっと手助けをしよう」って思えた。

ほんとにその人たちの心を解きをして、チャレンジする力や、勇気を湧き立たせて、幸せになった先生が、子供たちに授業を教えると子供たちも喜んでくれる。

そんな循環を繰り返して、どんどん仕事が楽しく なってきました。

そういう姿を見ていて、本当に自分というのは、もしかしたら役に立つ仕事をしているんじゃないか っていう風に思えたのです。

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