2:6:2の法則に振り回されすぎないでいたい
仲間とは何か?
まぁ〜、抽象的ですよね。
でも、ここをいよいよ考える時が来ました。仲間とは何かというものにぶち当たっています。
T-KNIT正会員はしばらく募集していません。これはNPO法人ではあり得ないことです。
理念に賛同し、活動もしたい!という人を入れないと言っているのですから、「なんで?」って思われても仕方ないなーって思ったりします。
それは僕自身が仲間という在り方を固めている時だからかなって思います。
その中でコミュニティの2:6:2の法則へのチャレンジをしています。
2:6:2はコミュニティが出来上がると自然と出来上がる法則。
動く2とそこそこ動く6、そしてまったく動かない2に分かれるというのです。
でも、本当にそうなのか?なんとかならないのか?って考えています。
今日はちょっと自分の考えを整理するために吐き出させてもらおうと思います。
※しっかりまとまっていませんので、あしからず。
たくさん入れても動かないっちゃ動かないと思う
語る前に法則について語る
コミュニティには法則が働きます。
2:6:2の原理=コロニー理論だったり
2:8の原理=パレートの法則だったり…
これは必ず法則としてそうなるっていうのです。
法則っていうのはそもそも
知っていようが、知っていまいが
守ってようが、守っていないが
誰にでも平等に発生しているもの
だと思っています。
重力の法則みたいなやつで、「俺は落ちねーし!」って思ってても2階の窓から飛び降りたら落ちる。
地球にいる限り、それは逃れられないものが『法則』なんだろうなと。
じゃあ、2:6:2の法則はいつ作用するんだ?
そう思った時に2:8の法則や、2:6:2の法則を意識してきたけど、本当にそうなるのだろうか?とも考えるようになってきました。
たくさん人を増やせば結果的に2割の人が増えるんだし、どんどん人を増やせば良いんだよ!みたいな。
でも、想いも何も共有せず、信頼関係も作らず、繋がりや意識が切れたような状態で人を増やして、本当に2割は増えるだろうか?ということを最近感じています。
例えば教育系のコミュニティを見た時に人数がめちゃくちゃ多いコミュニティは多いです。
しかし、活動しているのはほんの一部だったりします。
情報提供コミュニティには多くの人が在籍し、10000人を超えていることがザラですが、2割ということは2000人もの人が活動することになります。
しかし、実際に情報をシェアするのはその中の10人いるかいないか…。
200人くらいいるコミュニティでは、週の定例会の参加率はたしかに2割です。
でも、情報共有などを含めた参加率はやはり10人くらいに留まっている気がします。
そう思うと、『活動』を考えた時にこの法則は果たして働いているのだろうか?とも考えるようになってきました。
僕たちはこの『法則』に頼りすぎているのではないか?いや、振り回されているのではないか?
そう感じることもあるのです。
法則をうまく活用する
人でなく、活動に当てはめて考えてみる
じゃあ、どこで法則は使われているか?と考えた時に人ではなく、活動や、成果なのではないか?と考えるようになりました。
パレートの法則では、2割の活動の結果が8割の結果に繋がっている…というもの。
ということは、2割の活動が元気であれば、全体の活動は元気に見えるということ。
コミュニティに当てはめて考えてみる
2:6:2の法則というのはアリのコロニー理論に当てはめられている言葉です。
それをコミュニティ全体の中で2割の人…となってくるのかもしれません。
でも、コミュニティの中にまたコミュニティが存在しています。小さな単位、つまり、マイクロコミュニティがあるのです。村みたいになってるってことです。
ということはそのマイクロコミュニティに2:6:2の法則を当てはめたら、全体としては2:6:2の法則を打ち破れたりしないかな?って考えてたりします。
2:6:2の法則への挑戦
とは言っても2:6:2は宇宙の法則と言われています。
そればっかりは一つに固執して人間は生きていないのだから、しょうがない(笑)
ただ、動かない人も必要だという観点はすごく大切ですが、まったく連絡が取れないというのは果たして、『動かない2』ではないんじゃないか、もっと別の死んでしまった、切れてしまった繋がりなのかなと考えたりします。
『動かない2』ってなんのためにいるのか?っていうと、みんなが疲れて動けない!もうダメ!って時のピンチヒッターのために存在しているらしいです。
情報は得ているし、危険を察知はできるけど、動いていない。というもの。でも、コミュニティの中には意識が切れてしまって、連絡がとれないというものを『動かない2』に入れてしまうのはとても危険なんじゃないかと考えるのです。
う〜ん、コミュニティの運営って難しいなぁ。
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