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あれからしばらく

しっかりと休息をとって、5ヶ月半ぶりに戻ってきた。久々の懐かしい場所はそれほどでも懐かしくはなかった。
きっと、この情勢じゃなかったら、懐かしかったのかなと思ったりする。

たった半年なのに、ずいぶん長い半年だったのかもしれない。


生活面でいうと、帰ってきて早々に模様替えをした。
配置を変えたいなと思ったら、やってみないと気が済まない。きっとそれは小学生の頃から変わってなく勝手に机やらベッドやら移動しては床が傷つくから辞めなさいとよく怒られていた。(笑)今は誰にも怒られないし好きな時間にできる特権。この家に住んで3年目。今更だけどそろそろ部屋らしくしようと思い、家具を買い足した。ベッドに本棚。快適すぎる。今まで気軽に引っ越しできるように家具を持ちたくない派だったけど。今回、半年家を開けると自分の家は大切だなと感じたのが大きい。


世の中に需要があるものはやっぱりいい。
ベッドは疲れをとってくれるし朝の目覚めがいい気がする。
本棚もきちんと本を並べているとそれだけでわくわくするし、しっかり本と向き合える気がする。
引っ越しするから。と思って微量でもに幸福度が上がらないなら今の幸福度を優先した方が良い。

仕事の面ではゲストハウスにもビール屋にもホテルの仕事にも無事に復帰できて嬉しかった。また自分が好きな環境で働けるのはありがたい。この不安定な時期に、本当に感謝しかないので自分のできる範囲+αで頑張ろう。
そしてこの半年ずっと考えてた計画は結局頭の中だけではどうしようもならないので踏ん切りが大事だと思った。足りないもの、「始めること」

今年はすでにいろんなサイクルがすでにあり、そこからどう動くかは自分次第だと思う。さすがに全部は出来ないので取捨選択が必要になってくる。タイミングを間違えたりすると難しいかもしれないし結構見極めがいるなと言い訳してたり。でも自分がどうするかはきっと自分が決めるしか納得いかないと思う。

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ここにきて感じたことは、身体は思ったより正直で。人口たった700人弱しかいない村で生活して(空気綺麗)そのあとは車の規制がある国立公園内で短期間滞在(ここも空気綺麗すぎ)規則正しい生活を送り、環境に雑音よりも海の音が聞こえる場所へ過ごしたあとの都会へのギャップはすぐに感じ取れた。

わかりやすく大きい吹き出物がおでこにでき、蕁麻疹のようなものが腕にでき、帰ってきて早々皮膚科にお世話になった。(皮膚科すごい。すぐ回復)
ここが嫌なわけじゃない。ただの疲れなのか、急に生活が逆転したからかのか。

前みたいに自転車に乗って、街を走るのは気持ちいけど排気ガスが気になる。10月なのに30度という日中の日差しもだるさを増した。

だけど、向き合っていかないといけない。
どこかへ行くのは簡単だけど、馴染むのには結構時間がかかる。ただ私は決めた。ベースを作るまでは動かない(うまくいってもうまくいかなくても)

ここには少なからず、信頼して話せる、話してくれる人たちもいる。それを忘れずに。頑張ろう。


空気がいいところで過ごしたおかげで心も体も正直になったのかもしれない。ずいぶん頭がクリアになった。







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