三重県南部の港町、尾鷲市。 ふるくから漁業と林業で栄え、高度経済成長期の電力供給を支えた火力発電所のお膝元として、最盛期には三万五千人にも達した人口は今、半分。 二十年後には、さらに半分の八千人まで減ろうかという、この頃です。 過疎高齢化も斜陽産業も当たり前になってきた、今がまさに分水嶺。 活気がない、産業がない、なんにもないと言われ続け、消滅可能性都市とも評された街ですが、まだまだ力を秘めています。 尾鷲はいま、きっと夜明け前。 そろそろ変わりゆく港
プロジェクトN0.4 運営:文脈のカタチ研究会、NPOおわせ暮らしサポートセンター 関わり方:本を読む 尾鷲市には、温暖多雨な気候と黒潮によって古くからその自然の恵みを受け、リアス式の沿岸部には、尾鷲の風土性に呼応した魅力的なまち並みや民家、路地が存在しています。日本に数多ある漁村ですが、尾鷲の漁村は、歴史・建築・景観・民俗・地理の学者や専門家からみても人々を惹きつけるコンテンツが色濃く残っていることが特徴です。 私たちは、長い営みの時間かけてつくられた尾鷲の漁村に
プロジェクトN0.3 運営:NPOおわせ暮らしサポートセンター 関わり方:施設を利用する 尾鷲港からほど近く、旧熊野街道沿いに、大きなお屋敷があります。尾鷲市でも有数の山林経営家であった「見世土井家」の邸宅であったこの家は今、新たなまちづくりの拠点の一つとして、たくさんの人びとを迎え入れています。 登録有形文化財「見世土井家住宅」は、昭和6年に清水組(清水建設)によって建てられた和風モダニズム建築。NPOおわせ暮らしサポートセンターでは、この素晴らしい空間を後代に継承
プロジェクトN0.2 運営:NPOおわせ暮らしサポートセンター 関わり方:ツアーモニター参加 尾鷲市における移住/多拠点居住の推進と空き家の利活用に取り組むNPO法人おわせ暮らしサポートセンターでは、港町の暮らしに興味をお持ちの方々のため、私たちの日常をご案内するツアープログラムの開発をはじめました。 このまちの魅力は、このまちの日常に馴染めばなじむほどに感じられるはずだと、私たちは考えています。 とはいえ、空き家を借りて移住、となるとなかなかにハードルが高いもの
プロジェクトN0.1 運営:NPOおわせ暮らしサポートセンター 関わり方:尾鷲に縁のある場所の情報提供 尾鷲市に縁のあるヒト、コト、モノ、場所をご存知ありませんか? 近年、ついに1万7千人を下回る人口となってきた尾鷲市。とはいえ、かつて3万人を超える人びとが暮らしていたこの町に縁ある方々は、日本全国、そして全世界に拡がっています。また、尾鷲から出荷されていく新鮮な海産物は各地の飲食店で日々の食卓を豊かに、強靭な木材は様々な場所で床や柱となって多くの暮らしを支えてい