バレンタインデーの奥さん
2月14日(晴が過ぎるほど晴)
今日はバレンタインデー。
日本では女性が男性にチョコレートを贈る日として定着しているが、そのはじまりはチョコレート会社の販売戦略だとは知っていても、どこの会社が?とは知らなかった。が、#1か月間ブログ書くぞ に便乗して調べてみた。
神戸に本社(本店)を構えるモロゾフが、1932年に日本で初めて「バレンタインデーにチョコレートを贈る」ことを紹介したようだ。創業者が「欧米では2月14日に愛する人に贈り物をする」という習慣を米国人の友人から聞き知り、この文化を日本でもと考えたことがきっかけとある(モロゾフのホームページより)。
「義理チョコを準備するのが面倒だ」とか「お返しが大変、、」とかで、バレンタインは禁止!という会社もあるのだとか。私が会社員の時にはむしろエンタテインメント爆発!といった感じで「自分にチョコレートを渡してくれる女性社員のヒントが散りばめられた手紙が、デスクの上に置いてあるので、その内容を頼りにその女性社員を探す。見事当たればチョコレートが渡される」などなど。ちなみにお返しで印象に残っているのは、男性3名ひと組でひとりの女性社員にお返しをするという年だ。その人に!というお返しを考えるので、みんな違ったものを受け取るということになる。
「ラデュレのマカロンだった」とか「ジャンポールエヴァンのチョコだった」という黄色い歓声が上がる中、私は「老舗の佃煮3点セット」だったと記憶している。華やかさはないが、まぁ私のことをよく分かってくれているお返しで、大事にいただきました(笑)。
ここ数年のバレンタインはというと、オットと父・義理の父にミニマルのチョコレートを準備し、その日に直接お会いする方にも小さなミニマルをお渡しすることが恒例になっている。
https://mini-mal.tokyo/pages/about
今日は執筆デーのため誰にもお会いすることはなかったが、せっかくなので5月完成予定の自宅の工事現場をのぞいて、差し入れをしてきた。
ちょうど棟梁がおやつ休憩中だったので「今日の差し入れはバレンタインデーなのでチョコレートです」と伝えたところ「わぁ、そりゃあお返し考えないといかんねぇ」とにっこり。「いえいえ、いい家を建ててもらえたらそれが一番なので!」と笑うと「奥さんには負けますねぇ」とひと言。
そうでした、なかなか慣れない呼び名だけれど、私は「奥さん」という顔も持っているのでした。
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