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カメル・ダーウドさんのインタビュー記事

『ふらんす』という雑誌の1月号、[インタビュー]の記事は、カメル・ダーウドさん。「文学の力、アルジェリアの今」

といいながら、カメルさんのことは全く知らず、このインタビュー記事で初めて知った。

アルジェリア人のカメルさんは、子どもの頃から本が大好きだったけど、生まれた村には本がほとんどなかったそうで、初めてパリの書店に入った時、その本がずらりと並んでいるのに圧倒されたようで、嬉しいとは逆に気分が悪くなったらしく、1冊も買わずに書店を出たとのこと。

赤まるで囲ったところ(でもなぜか枠に収まってないわ(;'∀'))。

「すべてがあることは何もないことに劣らず絶望的なことですよ。」

上手く説明できないけど、わかる気がする。

そしてこれ。

「私にとって文学の魅力は、ベッドに寝ころびながら世界中を旅できることにあります。」

そう!そうなのよ!
私もホントそう思う!
私の場合は特に、古典文学を読むと、今この時代に生きながらにして、何百年も前の人たちが過ごした時代を旅できる。この喜び。

で、思わず赤でマルしてしまった。

ダーウドさんの作品を何か読んでみようと探したけど、和訳版は『もうひとつの『異邦人』』くらいしか見当たらないわ。
でもちょっと読んでみたい。


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