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【振動】データ取得と解析の流れ
皆さんこんにちは。振動くんの独り言の投稿です。
今回は振動データの取得方法と解析の流れについて記載して行きます。後半は実機の高速ファンを用いた異常解析手順を動画付きで説明していますが、一部情報は有料となりますのでご了承の程お願い致します。
1. 振動データの取得と振動評価手順について
まず大まかな流れをフローにしてみましたので参考にして下さい。
![データ取得と評価手順](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59059108/picture_pc_8b0de77b0f4b718b6397c9dab33861f8.png?width=800)
1.1 データの取得について
振動データを取得する前に準備するものとして、測る対象機器の選定、振動の種類(速度、変位、加速度等)、計測器の選定、サンプリング周波数の決定、収録時間の決定等があります。
サンプリング周波数の決定とは、1秒間に保存するデータの量をどのくらい取得するか、周波数の最大はどこまで解析するのかという目安と思って頂いても構いません。
サンプリング周波数(fsという)が決定すると、解析できる周波数範囲の最大周波数(fmaxという)が決まります。これをサンプリングの定理を呼びますが、通常fmax=fs/2.56 または fmax=fs/2 で表されます。
周波数は異常データの解析によく使用される重要なパラメータですので覚えておいて下さい。
1.2 データの解析について
1.2.1 時間領域の解析
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