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2023ベストを公開しました

明けましておめでとうございます。

ライターのMedr(X)氏と話した2023ベストが公開されました。お時間があるとき、あるいは正月に何も暇つぶしのコンテンツがないときになどお聞きください。

さてここでは、ランキングには諸事情で入れなかったものについて軽く忘備録しておこうと思います。ランキングとは所詮遊び、すべては順不同です。よく似たものや実際は紹介したいがなくなく削ったものなどありますので、ランキングに入れたものは選ぶときに「今紹介するなら個人的にこちら!」とは思ったりしていますがあまり深い意味はありません。

フランク・ロイド・ライト  世界を結ぶ建築展
豊田市美術館で開催された展示ですね。フランクロイドライトの建築が、学校建築に与えた多大な影響を初めて知ることができました。展示自体は、女性教育に力を注いだ彼の業績が評価されていましたが、不倫事件で駆け落ちし名声を地に落としていた当時の彼との関係について、改めて考えさせられたものです。帝国ホテルでいつか朝食を食べてみたいですね。

広島市現代美術館 アルフレッド・ジャー展
政治的な展示が多かったです。個人的に印象に残っているのは原爆の展示(ヒロシマ・ヒロシマ)。原爆ドームで終わる広島の空撮をスクリーンに流した後、巨大扇風機から轟音と共に風が来るというもの。直接的な表現ではありますが、機械的な轟音と暴風が爆発の怖さを想起させました。そういえば、Whitney Museum of American Artでもアルフレッド・ジャーの展示を見ましたが、その時も映像と風を使った展示でしたね。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
飲めば飲むほど強くなる、といえば酔拳ですが、この映画は飛べば飛ぶほど強くなる。ドラッグ映画ではありません。自分の生きる別の世界線に飛べば飛ぶほどその世界線に生きる自分の経験を統合できるので、どんどん強くなるということです。アジア人の抱く苦悩について、アメリカ留学に行ったことのある人間はどうしても共感せざるを得ないわけです。

というわけで、このようなことを20x2人分ほどリンク先では話しております。興味があれば是非。

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