【レース回顧Vol.214】第42回小倉2歳S
レース結果・収支
1着【-】ロンドンプラン(4番人気)
2着【▲】バレリーナ(9番人気)
3着【○】シルフィードレーヴ(11番人気)
4着【◎】プロトポロス(1番人気)
5着【△】ゴールデンウィンド(7番人気)
6着【△】メイショウヒュウガ(6番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:111,360/98,200(113.4%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
予想の段階では外差し想定だったが、蓋を開けてみると内前の居残りばかり。外差ししかやっていないミカッテヨンデイイをカットして内差しが出来そうなゴールデンウィンドを入れ、シルフィードレーヴとバレリーナも絡めて穴狙いしたらとんでもないのに勝たれた。直前で蹄鉄打ち替えて、豪快に出遅れて道中最後方を進んで、内前が使える馬場で大外に振って突っ込んでくるとか漫画みたいな奴だな・・・。プロトポロスは展開のアヤで負け。次走は距離を延ばしてもらいたい。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:11.8-10.3-11.1-11.7-11.6-11.6
勝ち時計:1.08.1(良) テン3F:33.2 上がり3F:34.9
この日は朝から内前が残っていて、芝のレースは小倉2歳Sまでの5戦全てで4角先頭馬が連対。時計も速く、まるで開幕週のような馬場状態。クリダームがハナを奪い、ニシノトキメキが外に張り付く展開でテン3ハロン33秒2のハイペース。直線に向いて横一線の激戦になり、ゴールデンウィンドとプロトポロスが抜けてこようとしたところに外からバレリーナ、ロンドンプラン、シルフィードレーヴが強襲。終わってみれば外差しワンツースリー。外から被せる展開は読んでいたからシルフィードレーヴとバレリーナには厚めの印を打ったのに・・・。もう、訳が分かりません。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【-】ロンドンプラン
スタートでアオって大きく出遅れ。スプリント戦でこれは致命的。これで1頭消えたと思った。道中1頭だけポツンと後方に取り残され、消化試合やってるなぁと思った。前の馬が直線に向いた辺りでも最後方から外を回していて、お疲れさんと思った。さあプロトポロスはどこから抜けてくるのかと前を夢中になって見ていたら、白い帽子が外から飛んできた。何コレ?展開が嵌った、という評価で良いのか?しかし上がり3ハロン33秒1だし、フロックではこんな数字は出ない。次走以降の評価が難しい。
2着【▲】バレリーナ
五分のスタートから前に取り付き、先行集団の後方外を馬なりで追走。外で折り合いが付いていたのをみて勝負になると思った。4コーナーまでに外前に到達したかったが、ニシノトキメキとゴールデンウィンドが壁でこの外に持ち出しての追い上げ。ここでもう一段前なら勝てていたと思う。ハイペースで折り合いも付くとなると今後も活躍の幅が広がる。
3着【○】シルフィードレーヴ
外に跳び気味のスタートで後手を踏んでしまい、無理せず下げて後方待機。道中は後方5番手の外、4コーナーで普通に外に放り出しての追い込み。予想した戦法と違ったが、ゴール前の伸びは急だった。脚を余した感すらあり、距離が延びて良さそう。今回も人気は無かったが、レベルの高い馬だと思う。フロックと思われてほしいが、次からは流石に人気するか・・・。
4着【◎】プロトポロス
スタートを決めてすんなり前へ。課題のハイペース追走は問題無く、道中楽な手応えで前へ押し上げていった。しかし外前を取れず、前に馬を置いた状態で直線へ。メイショウコギクとクリダームの間を割り、スパートしてグッと伸びた感触はあったが、外差しの勢いの前に沈黙。まさに「飲み込まれた」という表現が相応しい。スパート直前に外にモタれるような挙動をしていて、余裕は全く無かった。とはいえ、外差し以外では再先着。次走以降、改めて真価を問いたい。
5着【△】ゴールデンウィンド
ポンとゲートを出て、外のバレリーナに寄り掛かりながらも前へ。ハナに立てそうな勢いだったが、そこは内の2頭に譲って3番手の外を追走。全くの馬なりで4コーナー外前を確保して直線へ。考え得る最高のシチュエーション。直前でミカッテヨンデイイを切ってこの馬を買い目に入れた自分GJと思った。満を持してスパートしてプロトポロスをも凌駕し、おいおい走り過ぎやろ、と思ったら外から色々飛んできた。坂井瑠星騎手の騎乗に点数を付けるなら文句無く100点満点。ただ展開が向かなかった。惜しい。芝で走るのもバレたので、次走以降はオッズが美味しくない。
6着【△】メイショウヒュウガ
スタート一息、行き脚もイマイチで中団後方を追走。4コーナーでもまだ後方、しかも追い鞭が入って防戦一方。直線で外に振ってスパートを掛けたところ、ゴールデンウィンドが壁で加速し切れず、全力で追えないままゴール。結果論になるが、今回は外差しと割り切って大外をぶん回す位の割り切った騎乗でなければ勝ち負けは難しかった。
10着【-】ミカッテヨンデイイ
スタート一息はともかく、懸念した通り行き脚が付かず後方からの競馬。シルフィードレーヴのように意図的に下げたのではなく、付いて行けずの後方追走で飛んだと思った。4コーナーでもまだ後方、外に振る余裕すらなく内に入れてのスパートで埋没。明らかにスピードが足りない。フェニックス賞の勝ち時計1分7秒7は単に馬場が良かっただけで評価に値しない。行き脚が改善されない限り、今後も厳しいと思う。
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