見出し画像

【レース回顧Vol.443】第31回平安S


レース結果・収支

1着【-】ミトノオー(5番人気)
2着【▲】ハピ(3番人気)
3着【-】メイショウフンジン(10番人気)
・・・
6着【△】ミッキーヌチバナ(4番人気)
7着【△】ハギノアレグリアス(2番人気)
・・・
9着【○】バハルダール(11番人気)
10着【◎】スレイマン(1番人気)
11着【△】オーロイプラータ(6番人気)
・・・
単勝1点ハズレ 馬複5点ハズレ 3連複7点ハズレ
レース収支:-1,300 累計回収/投資:44,630/76,900(58.0%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010


率直な感想

乾燥したダートは基本的に前が残る。多少前に行く馬が多くてもこの原則は有効。だからこそスレイマンを軸に推したのに沈没。ミトノオーが逃げ切りとはこれ如何に。ハピハピハッピーハーッピー。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 京都は今週火曜以降降雨無し。木曜に散水を実施しても金曜朝時点の含水率は4~5%と乾燥。グリップが効きにくくなることで後ろからではしんどそう。

  • 内枠に入ったミトノオーの逃げ。スタートが速いサンデーファンデー、前走大外から前に行ったスレイマン、同じく前走大外から出鞭を入れてハナを奪ったメイショウフンジンと前が賑やか。馬場が乾燥しているので基本は前だが、3~4コーナーの下りを使った好位勢の差しを狙いたい。

レース指標

LAP:7.1-10.8-11.3-12.9-12.8-12.8-12.7-12.2-12.2-12.6
勝ち時計:1.57.4(良) テン3F:35.6 上がり3F:37.0

レースの振り返り

揃ったスタートからミトノオーとサンデーファンデー、スレイマンが前へ。メイショウフンジンが出鞭を入れて一気に2番手。最高速度は67.7km/h。ミトノオーの後ろにはメイショウフンジンが入り、スレイマンは離れた外の3番手。ミトノオーをマークできていない。何となく嫌な予感がする・・・。

ハギノアレグリアスは差し構えだろうが、中団馬群の中から届くか怪しい。バハルダールは3コーナー手前から追い鞭が入っていた。こりゃダメだ。お疲れさん。ミッキーヌチバナも後ろ過ぎ。ここからでは届かない。オーロイプラータ?論外。

4コーナーで前のほうが密集しているが、よく見るとどの馬も手綱が動いていない。特にミトノオーが持ったまま。外2メイショウフンジンも比較的楽な手応え、外3スレイマンと外4グロリアムンディが仕掛けて前を追う形。その後ろは届くかどうかといった状況。どうしてこうなった?

ミトノオーが逃げる。メイショウフンジンが2番手で頑張る。スレイマンとグロリアムンディは伸びない。何でやねん!ところで最内から来てるの、何アレ?カフジオクタゴン?ここで来るの?いや、外から来たハピが。ハピハピハッピー。これは変わりそう。・・・変わらんのかい!

序盤が速かったものの、道中はミトノオーのマイペース逃げ。メイショウフンジンも共倒れ回避の2番手追走に徹したことで共に居残り成功。乾いた馬場で1分57秒4の決着では後ろからでは物理的に差せない。唯一差してきたハピは道中インコース追走、直線で外に持ち出していた。シンガリ人気で4着に来たカフジオクタゴンも道中インコース追走で距離を稼いでいた。

ミッキーヌチバナは前走内を上手く掬っていたが今回は大外ぶん回し。これでは来れない。ハギノアレグリアスは平凡過ぎてノーコメント。バハルダールは3コーナー手前から追い鞭が入っていた割によく追い上げたが後ろからではノーチャンス。スレイマンは離れた3番手追走ならこんなもの。メイショウフンジンの出鞭にビビらず前に行ってもらいたかった。オーロイプラータは競馬が下手なのでどこかでハマるのを待ちたい。


レース結果からの教訓

  • ダートは基本的に前残り、直線平坦なら尚更前。乾燥すると更に前残り率アップ。前に行く馬が揃っていても競合しなければ残る。というより、後ろから差してこれない。

  • 【要検証】ダートは芝に比べて追い切りと実戦がリンクしない。アンタレスS前の追い切りで爆速を叩き出し、今回の追い切りでもラスト1ハロン11秒1をマークしていたヴィクティファルスが2戦連続で大敗。この中間で坂路・CW共に自己ベストをマークしていたバハルダールも全く通用しなかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?