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【レース回顧Vol.464】第16回レパードS


レース結果・収支

1着【▲】ミッキーファイト(1番人気)
2着【-】サトノフェニックス(11番人気)
3着【△】ミッキークレスト(6番人気)
・・・
5着【△】ハビレ(8番人気)
・・・
7着【△】ジーサイクロン(3番人気)
・・・
9着【◎】ソニックスター(2番人気)
・・・
11着【○】ロジアデレード(7番人気)
・・・
単勝1点+1点ハズレ 馬複5点+5点ハズレ 3連複10点ハズレ
レース収支:-2,200 累計回収/投資:67,800/110,000(61.6%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010


率直な感想

ミッキーファイト、内で締められたら危ないぞ。って、普通に3番手?しかも3コーナーで外に持ち出してる。ソニックスターは中団から鞭を入れながら押し上げ。イチ推しの穴馬ロジアデレードはその後ろでモタモタ。完璧に終わった。それにしてもピュアキアンは脚遅過ぎ。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 新潟はこの一週間全く雨が降らず、芝コースは連日散水を行うほど乾燥。土曜朝時点の含水率は2~3%とパサパサ。

  • 土曜のダートは5レース全て4コーナーで3番手以内に付けた馬(うち2頭は逃げ馬)が勝利。1,800Mで行われたレースは4コーナー6番手以内の馬が3着以内を占めた。差してきたと言えるのは9レースの未勝利戦で直線で外に持ち出して2着に入ったイデアイゴッソウぐらい。馬場が乾燥して追い込みが利きにくくなっている。

  • プロキオンSでハイペースの一因となったブルーサンの逃げ。ピュアキアン、メイショウフウドウ、ロジアデレードはこの直後に入るのみでハナには拘らない。速くも遅くもなくの平均ペース想定で、馬場も相俟って前残り決着が見込まれる。

レース指標

LAP:12.7-10.9-12.1-12.8-12.5-12.4-13.2-12.4-12.2
勝ち時計:1.51.2(良) テン3F:35.7 上がり3F:37.8

レースの振り返り

ロジアデレードが出遅れ。ミッキークレストもダッシュが付かず後ろから。ミッキーファイトは五分のスタートを決めた上で押してポジションを取りに行く。ピュアキアンが飛び出すスタートから出鞭を入れるも、ブルーサンが持ったままであっさりハナ。ピュアキアン遅過ぎでしょ。その内からミッキーファイトが押し上げてきて2番手を取る勢い。最高速度は65.2km/h。

ブルーサンが先頭、外からサトノフェニックスがやってきて2番手で最初のコーナーへ。ミッキーファイトはイン死守で3番手。ピュアキアンが遅くて外にポッカリとスペースが開く。あ、ミッキーファイト勝ったわ。ピュアキアン、遅過ぎにも程があるぞ・・・。

ところでソニックスターはどこ?ミッキーファイトの真後ろかな。って、いない。脚の遅いピュアキアンから離れること5馬身、中団の外にいた。はいはい、ソニックスター飛んだ。こんなに行けないとは誤算。もうこうなったらロジアデレードに賭けるしかない。どこにいる?ミッキークレストを挟んでその後ろ。時折押っ付けていて手応えは良くない。これも飛びか・・・。

1,000M通過60秒9(実際は61秒0)。前は固まり気味だけど無理していない。ミッキーファイトは3コーナーを過ぎたところで外に持ち出していた。勿論馬なり。あーあ。力が上なんだもん、こうなると負けようがない。ソニックスターは鞭を入れて捲り上げ態勢も全く前に迫れていない。

ブルーサンは直後に張り付かれっぱなしで余裕無し。2番手からサトノフェニックスが抜け出して、外フリーからミッキーファイトが迫る。バロンドール@横山親父が最内を突いて3番手。そこへミッキークレストが襲い掛かって3番手に上がる。後ろのほうは霞んで見えない。ソニックスターとロジアデレードは完全に消滅。なんかもう、涙も出ない。お手上げ。

ミッキーファイトは内で包まれることのリスクを鞍上が十分に理解していて、スタートから押して位置を取りに行った上、最初のコーナーでインを死守。外フリーの3番手を確保した時点で勝負あり。想定ではもっと色々な馬に幅寄せされて位置取りを悪くするだろうとみていたが、唯一来たのは脚の遅いピュアキアン・・・。

サトノフェニックスは行き脚が速く、外枠からスムーズに2番手を確保。デビューから短距離を使って連勝、ヤマボウシ賞でラムジェットに先着していたのは勿論リサーチ済みだったが、人気無さ過ぎで敬遠・・・。人気が無くて美味しい!と思えないのが辛いところ。

ミッキークレストはスタートで若干後手を踏みながら道中インを追走、4コーナーで内を通って追い上げてショートカットして何とか3着を確保。途中から動いていけるのがこの馬の強み。コーナーがタイトな新潟でも追い上げが効いたのは評価したい。

バロンドールは終始内を立ち回って直線で単独3番手と見せ場を作った。ハビレも行き脚付かず後方からの競馬になりながら、直線で内を突いて5着。ロス無く乗っても後ろからではこれが精一杯。ジーサイクロンはスタート直後に挟まれて後ろに下がってしまい、直線で上がり3ハロン最速タイの脚を使って届かず。

ソニックスターは行き脚自体は問題無かったが、深追いしなかったことで相対的に置かれて中団。距離を意識したっぽい負け方。ロジアデレードは出遅れたのもあるが、向こう正面で肩鞭が入るほど行きっぷりが悪かった。いずれも前走稍重馬場で勝っていて、パサパサに乾燥した砂で進んで行かなかったという分析も出来てしまう。真相は如何に。


レース結果からの教訓

  • 行き脚の速さはレース経歴とシンクロする。サトノフェニックスは1,200Mでデビューして勝利、2戦目も1,400Mを使って勝っていた。

  • 競馬で儲けるには前に行きそうな人気薄を見付けて買うべし。競馬は後ろから行くより前で残すほうが簡単。

  • 渋ったダートで勝った馬を次走パサパサ馬場で過信しないこと。行きっぷりが全く違っても文句は言えない。

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