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【レース回顧Vol.448】第77回鳴尾記念



レース結果・収支

1着【▲】ヨーホーレイク(1番人気)
2着【△】ボッケリーニ(2番人気)
3着【△】エアサージュ(5番人気)
・・・
12着【○】ニホンピロキーフ(3番人気)
・・・
除外【◎】ロードデルレイ
単勝1点返還 馬複4点返還 3連複6点返還
レース収支:0 累計回収/投資:46,670/83,200(56.1%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010


率直な感想

ロードデルレイが発走直前に除外で全返還。どうでもいいレースを見るのは退屈。1分57秒2って、京都は馬場速いですね。以上、回顧終わり。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 火曜に101.5ミリの豪雨に見舞われたものの、水・木曜と晴れて金曜の雨はお湿り程度。金曜朝時点のクッション値10.2、含水率も7~8%ということで今週も先週並かそれ以上の高速馬場が見込まれる。

  • 今週からCコースを使用。先週の時点で内前高速馬場の様相を呈していただけに、より一層内前だけで決まってしまいそう。外から差すメリットはほぼ皆無。

  • 金鯱賞で強引に前に行ったエアサージュの出方次第。内枠に入ったバビットが行くかもしれない。アウスヴァール、ホウオウアマゾンと前付けの馬もそこそこ揃っていて、平均ペース以上の流れを想定。Cコース替わり直後で馬場も高速見込みということで好位抜け出しが有効。差すにしても外より内。

レース指標

LAP:12.2-11.1-11.6-11.9-11.9-12.3-11.8-11.4-11.6-11.4
勝ち時計:1.57.2(良) テン3F:34.9 上がり3F:34.4

レースの振り返り

レース直前、ゲート前での輪乗りでロードデルレイだけが映し出される。「馬体検査を行います」から立て続けに「馬体に故障を発生したため、競争から除外します」だって。まあいいや。来ても激安だったし。次頑張ってね。

まずまず揃ったスタートからバビットが先制。外からアウスヴァールとエアサージュが追いかけていくものの、バビットが内を固めてハナ確定。最高速度は67.2km/hと普通。バビットの単騎逃げ、1馬身後ろにアウスヴァール、内にディープモンスター。エアサージュは4番手の外で折り合い重視の追走。

ヨーホーレイクは5番手集団の真ん中、ボッケリーニは先行集団の後ろを追走。いずれも捌き辛そうな位置取り。前が固まり気味で1,000M通過58秒7、差しが決まりそうな感じ。4コーナーを迎えてもバビットが単騎先頭、エアサージュが外3番手から追い鞭を入れて追い上げ。ヨーホーレイクとボッケリーニは内で身動き取れず。

バビット先頭も勢い無し。ディープモンスターも内ピタ出し抜き作戦が上手く行かない。外からエアサージュがジリジリ追い上げて先頭に替わりかけた瞬間、あのお馴染みの勝負服が揃って突き抜けていく。ヨーホーレイクとボッケリーニ。先に抜け出して押し切りを図るヨーホーレイクに外からボッケリーニが迫ったところがゴール。勝ち時計1分57秒2。速ぇー。

ヨーホーレイクは道中ボッケリーニより前にいた分の勝利。新潟大賞典は伸びない内を通って3着だったし、軽くて速い馬場のここで弾けた。ボッケリーニは1コーナーまでに外の馬に進路を消されて後ろからの競馬になったのが響いた。詰めが甘いというより今回は枠順のアヤ。エアサージュは外で引いて4角早仕掛けで3着。ローカル重賞ならいつか勝てる。

ニホンピロキーフは終始エアサージュの直後でレースを進めながら4コーナーで付いて行けなくなり、直線に向いてすぐバタバタ。飛鳥Sでコンマ2秒差だったエアサージュが3着に来ている以上これは負け過ぎ。力が要るか渋った馬場でこその馬の模様。


レース結果からの教訓

  • 重賞を経由した重賞勝ち馬が人気の時は大体来る。荒れないので絞って買うか見送りも視野に入れること。ちなみに3番人気で飛んだニホンピロキーフは重賞未勝利。

  • 先手を主張しそうな馬が外枠に入った場合、最初のコーナーを目掛けて内に入っていく関係で内寄りの枠に入った馬の進路が消されがち。ボッケリーニの敗因があるとすれば枠順。

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