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【レース回顧Vol.287】第37回中日スポーツ賞ファルコンS

レース結果・収支

1着【-】タマモブラックタイ(8番人気)
2着【◎】カルロヴェローチェ(1番人気)
3着【-】サウザンサニー(14番人気)
4着【▲】ミルトクレイモー(7番人気)
・・・
7着【△】バグラダス(3番人気)
・・・
11着【△】ペースセッティング(2番人気)
・・・
12着【○】ハチメンロッピ(9番人気)
・・・
馬複10点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,600 累計回収/投資:29,430/35,000(84.1%)


率直な感想

中京は直線で内がゴチャつきやすい。タマモブラックタイはここしかないというタイミングできっちり抜けてきた。むむむ。カルロヴェローチェは飛んでもおかしくなかったけど意地で持ってきた。ミルトクレイモー来てるやん、勿体無いなぁと思ったら更に人気薄が飛んできた。千倍の太陽とか無理寄りの無理。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は月曜に13.5ミリの降雨を記録。火曜に芝刈り実施。散水は無し。しかし金曜夜より雨が降り馬場悪化。含水率は4コーナー14.0%、ゴール前13.7%、土曜朝時点のクッション値は8.1と、前日朝の9.5より大幅に緩んだ。

  • 先週は開幕週にも関わらず差しも届いており、バイアス的にはフラット。所々で芝が飛んでいて、見た目に反して緩い馬場。時計も例年より要している。今週は含水率が先週より高く、スピードタイプは苦戦しそう。

  • ペース想定:やや速い(テン3ハロン34秒台)

  • テンから全開の鉄砲玉は不在で、カルロヴェローチェ、ペースセッティングといったマイルからの距離短縮馬がレースを主導。やや速い程度の流れなら差すよりも内前から先に抜けたほうが楽。

レース指標

LAP:12.2-11.0-11.6-11.9-11.8-11.8-12.3
勝ち時計:1.22.6(重) テン3F:34.8 上がり3F:35.9

レースの振り返り

アームズレインとウメムスビの先行争い。カルロヴェローチェは引いて番手からの競馬を選択。ペースセッティングも一段下げての競馬を試みたところ、外に壁を作れず口を割って行きたがっていた。はい、終わり。バグラダスも中途半端な位置取りでこれも飛んだ。ミルトクレイモーは中団外。これは良い。ハチメンロッピは後方2番手の内。これはダメ。

ペースセッティングは4角外から勝ちに行って失速。掛かったらアカン。それよりもカルロヴェローチェ。めっちゃいい感じなのに周りに囲まれて追い出せない。最内からタマモブラックタイが抜け出して、アームズレインの外に出してやっとスパート態勢。間に合わ・・・ず。

馬場が悪く、前もセーブしたことで内前の2頭がワンツー。タマモブラックタイはウメムスビとアームズレインの隙間を上手く割って抜けてきた。内枠を引いて狭いところに入っても怯まない精神力の勝利。このレースは距離延長馬が大苦戦中で、前走で2勝目を挙げても盲点になっていた。みんなが距離延長馬を買わないなら逆に買う。ミルトクレイモーではなくこっちだったか・・・。データは裏で活用すべき。

ミルトクレイモーは直線で内にモタれながら走っていた。馬場が重たくてしんどかった模様。バグラダスは何がしたかったのか不明。外差しの競馬をするなら先に言ってよ。買わなかったから。ペースセッティングは前走で逃げの手を使ったことで制御が難しくなっていた。シンザン記念が気分良く行き過ぎただけに、ここで抑えに掛かって気分を損ねても文句は言えない。

直線内の1頭分の隙間に突っ込みに行くタマモブラックタイ(赤矢印)。
カルロヴェローチェ(青矢印)は進路が無くなる。
残り200M。タマモブラックタイ(赤矢印)の視界は良好。
カルロヴェローチェ(青矢印)は前の2頭が交互に壁になり抜けられず・・・。

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