【レース回顧Vol.242】第47回エリザベス女王杯
レース結果・収支
1着【-】ジェラルディーナ(4番人気)
2着同着【-】ウインマリリン(5番人気)
2着同着【-】ライラック(12番人気)
4着【△】アカイイト(11番人気)
5着【○】ナミュール(3番人気)
6着【◎】デアリングタクト(1番人気)
・・・
10着【△】イズジョーノキセキ(10番人気)
・・・
14着【▲】スタニングローズ(2番人気)
・・・
馬複10点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:0(馬券買い忘れ) 累計回収/投資:128,230/131,600(97.4%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
今回はレースが始まる前から当たる気がしなかった。外差し優勢ってテーマなのに、なんで内の馬(デアリングタクト)を買ってるの?なんで前に行く馬(スタニングローズ)を買ってるの?ジェラルディーナとライラックが外から飛んできたのを見て空しくなった。
※馬券、買ってませんでした。ラッキー!【11/29 22:00修正】
テーマの振り返り
今回のテーマ
※一昨年、昨年と今年は阪神で代替施行。
ここ2年は捲り差し決着→ビンゴ!
今年も8枠18番のジェラルディーナが11-12-11-9で1着、7枠13番のウインマリリンが6-6-5-2で2着同着、7枠15番のライラックが16-17-14-13で2着同着。ここ2年と同じパターン。来年はリニューアル後の京都に戻るのでこれにてお開き。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.6-10.9-11.8-12.6-12.4-12.3-12.2-11.8-11.9-12.3-12.2
勝ち時計:2.13.0(重) テン3F:35.3 上がり3F:36.4
ローザノワールがハナを主張して、マジカルラグーンとウインキートスが2・3番手、ピンハイ、スタニングローズ、ウインマイティーがこの直後を形成。その後ろも固まり気味。1,000M通過60秒3は馬場を考慮すると例年並み。ウインマリリンが4コーナーを捲り切って直線に向いて先頭に立ったところへジェラルディーナが強襲。更にライラックも追ってきてこの3頭が抜け出し、ジェラルディーナが完全に抜け出してゴール。典型的な外差し決着。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【-】ジェラルディーナ
大外からスタートを決めた上で内に寄せて中団の外。ローザノワール主導の逃げで馬群は一団となり、機動力を活かすには丁度良い位置取りになった。4コーナーでの捲り上げも自然で、直線に向いた時点でローザノワールまで5馬身位。相対的に外が伸びる馬場で突き抜けた。外を通らされ過ぎるのはマイナスと考えて敬遠したが、むしろ外を通った者勝ちのここで買わないのは愚策でしかなかった。京都記念の時よりも数段パワーアップしている。C.デムーロ騎手の好騎乗もさることながら、この馬に徹底して差す競馬を覚えさせた福永騎手の手柄も忘れてはならない。
2着同着【-】ウインマリリン
スタートして内に入れたところ、ゴチャついて前が塞がりかけたが、前にいたウインマリリンが外へ動いて1コーナーでこの外へ。想定より一段後ろになったものの、前からは離されておらず許容範囲。4コーナーまでウインマリリンを前に置いて追走し、直線入口で捲って単独2番手に浮上。ローザノワールを捉えに行くところまでは完璧だった。晴れて昨日までの内前馬場ならどうだっただろうか。
2着同着【-】ライラック
スタートはまずまず、行き脚もこの馬なりに頑張ったがやはり後ろからの競馬。しかし流れが落ち着いて全馬一団の競馬になり、位置取りの差はあまり無かった。むしろ4コーナーで何の障壁もなく捲り上げられる外を取れたのは大きく、丁度前にいたジェラルディーナに付いていく形で直線に向いて差し込むことができた。牝馬3冠レースはいずれも高速かつ縦長で出番が無かったが、今回は真逆で同馬に味方した。
4着【△】アカイイト
スタートして早々に前を閉じられ、1コーナーを最後方で通過。最後方からでも4コーナーで捲り切って昨年の再現と目論んでいたようだが、前が固まって上手く捌けず、先にジェラルディーナらに捲られて結果として後追いになってしまった。いくら外差し優勢でもこれは後ろ過ぎた。
5着【○】ナミュール
スタートで若干後手を踏み、スタニングローズの後ろに入れて中団馬群の中。外はテルツェットとジェラルディーナにガードされて出せず、位置を上げ切れないまま直線へ。4コーナーも周りが固まって身動きが取れず、一団のまま直線に向いて結果として差し遅れた。ハイプレッシャーの競馬で大きく崩れなかったのは評価したい。
6着【◎】デアリングタクト
スタートを決めて前に出てきて、詰まることなく7~8番手付近を確保。道中はスタニングローズの背後を追走。しかしナミュールと同様に馬群が固まって身動きが取れず、4コーナーでスタニングローズに接触しかけて僅かに後退。直線はナミュールの内から追い上げたが、坂を上り切ったところで失速。オークスで差し切ったウインマリリンは遥か前方。枠が内だったことを考慮してもジェラルディーナから1秒差は負け過ぎ。やはり早熟なのか。
10着【△】イズジョーノキセキ
よろめき気味にゲートを出て後手を踏み、外の馬が寄ってきて位置取りを悪くして馬群の後ろへ。終始動くに動けず、4コーナーでも前が壁で仕掛けるにも仕掛けられない状態。直線は完全に後追い。馬場も重く、この馬の良さである決め手も封じられてしまった。この状況下でよく10着で済んだなと思う。良馬場距離短縮で巻き返し。
14着【▲】スタニングローズ
今回はヨレることなくゲートを出て馬なりで前へ。しかし古馬勢もしっかり前に出してきて、相対的に置かれて5番手からの競馬。外国からの参戦馬マジカルラグーンの後ろを付いていき、3コーナー過ぎでこの手応えが悪くなったところを外から交わしに行こうとしたところ、自らも手応えが悪くなり、4コーナーで全力追いの状態。それでも外からの馬に次々と抜かれ、直線半ばで諦めて流していた。強い弱いというより、これは馬場適性の問題。軽い馬場で見直したい。
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