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【レース回顧Vol.388】第62回スポーツニッポン賞京都金杯
レース結果・収支
1着【-】コレペティトール(8番人気)
2着【△】セッション(3番人気)
3着【-】トゥードジボン(1番人気)
・・・
10着【▲】アンドヴァラナウト(9番人気)
11着【◎】アルナシーム(2番人気)
・・・
14着【○】ドーブネ(4番人気)
・・・
単勝1点ハズレ 馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,100 累計回収/投資:0/1,100(0.0%)
率直な感想
ベッタベタで良かったのか。コレペティトール。元町Sの勝ち方(内突き)を見せられたら買うしかないやん、と呟いておいて買わずに志望。ドルチェモアがオーバーペースでぶっ飛ばしてレースPCI41.7。想定外のオーバーペースでお手上げ。
内枠の岩田親父…。
— それみあ (@saioh_harta) January 5, 2024
元町Sの勝ち方を見せられたら買うしかないやん。 pic.twitter.com/YN4KJVmYZA
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
今開催は5日目までAコース、最終週はBコース。Aコースは10月29日以来で2か月振りの使用。普通に考えれば最短距離を走れる内が有利。
京都開催時(過去10年)のレースPCI(PCI:ペースチェンジインデックス、上がり3F地点までのタイムと上がり3Fタイムの比)は48.2~53.8、平均51.2でほぼミドルペース。逃げや追い込みといった極端な戦法を採った馬が苦戦している(特に後者)のはこのためかもしれない。
重賞で逃げ経験があるセルバーグ、シャイニーロックを筆頭にトゥードジボン、ドーブネと前に行く馬が多い。フリームファクシも外に壁を作れず掛かって前に行きそう。ただ一方で出脚の遅い馬も多く縦長の隊列を想定。前が疲れたところへの好位差しが本線も、前が競り合わず共存するようなら前残りも考えられる。
レース指標
LAP:12.2-10.4-11.1-11.6-11.4-11.8-13.0-12.3
勝ち時計:1.33.8(良) テン3F:33.7 上がり3F:37.1
レースの振り返り
セルバーグの行き脚が緩く、ハナを奪ったのはドルチェモア。最高速度は71.2km/h。飛ばし過ぎ。セッションとトゥードジボンも馬なりで前へ。セルバーグは5番手。前のほうがごった返して、アルナシームは馬群後方の内。外からアヴェラーレ、タイムトゥヘヴンに捲られて更にポジションダウン。鮫島、何やってんの・・・。
ドルチェモア爆走の4~5馬身後ろでセッションが単独2番手、離れた3番手にトゥードジボン。後続はその後ろ。新春京都開幕週は内前が止まらない。前半飛ばしまくったドルチェモアこそタレたものの、2番手追走のセッションが代わって先頭、トゥードジボンもタレずに付いて行って、外からは届きそうにないなと思ったら内から奴が来た。岩田親父のコレペティトール。ベッタベタのベタ過ぎて笑ってしまった。
テン3ハロン33秒7は直近10年(京都に限る)では2017年の33秒9を上回るハイペース。ただこの年はレースの上がり3ハロンが35秒2だった。今年はドルチェモアが暴走してタレたことでレースラップが壊れてしまった。コレペティトールは元町Sでハイペースを内突きで制した直後で、まさに「渡りに船」。セッションは単独2番手で展開が向いた。トゥードジボンも馬なりで3番手が取れたのが大きかった。
結局内を通った馬のワンツースリー。普通の馬場なら外差しを図ったアヴェラーレやフリームファクシも来れただろうが、これらは外枠を引いた時点で脈が無かった。メイショウシンタケも内を突いて上がってきたものの、外差しの2頭に遅れていて物足りなかった。ペースは向いたはずなのに何故なのだろうか。
アルナシームは外枠を引いた時点で怪しむべきだった。アンドヴァラナウトはスタートから下げて無いなと思った。ドーブネは4番手追走から失速。外枠を引いたことで内の先行馬に対して何のプレッシャーもかけられず、余分な距離を走らされて終了。新春京都開幕週の外枠は無茶苦茶なハンデ。
レース結果からの教訓
新春京都開幕週は内前を買え。外枠は割り引け。少しでも控える兆候がみられるなら軽視しろ。中団差しでも外を回した時点で詰み。「2024年京都金杯のアルナシームはどんな競馬をして何着だった?」がキーワード。
内枠の岩田親父は無条件で買え。つい先月もチャレンジCでイズジョーノキセキを3着に持ってきたばかり。ペースが合わないとか、前走負け過ぎとか、格下とか一切考えるな。理由は要らん。とにかく買え。絶対買え。詩んでも買え。
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