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【レース回顧Vol.353】第27回シリウスS


レース結果・収支

1着【◎】ハギノアレグリアス(1番人気)
2着【-】アイコンテーラー(2番人気)
3着【△】ヴァンヤール(3番人気)
4着【△】フルヴォート(9番人気)
5着【○】カフジオクタゴン(6番人気)
6着【△】ニューモニュメント(7番人気)
・・・
11着【▲】ヘラルドバローズ(5番人気)
・・・
馬複5点ハズレ 3連複10点ハズレ
レース収支:-1,500 累計回収/投資:138,390/129,000(107.3%)


率直な感想

ハギノアレグリアス本命だから、相手にアイコンテーラーを買っても面白くないという理由で無理矢理難癖付けて切って志望。アイコンテーラーは今回も普通に外前を取れていたし残れて当然。相手5頭はヘラルドバローズが沈んだ以外は3~6着。無駄に勿体無い予想をしてしまった。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 明確な逃げ馬不在。サンマルレジェンドが押し出されるようにしてハナ、アイコンテーラーも楽に前付け。芝スタートで最初のコーナーまでがやや長く、テンは速めでも道中落ち着くので先行有利のコース形態。追い上げるにしても4コーナーで外前付近にいないとしんどい。

レース指標

LAP:12.8-11.9-12.0-13.6-12.1-12.1-12.3-12.3-12.3-13.0
勝ち時計:2.04.4(良) テン3F:36.7 上がり3F:37.6

レースの振り返り

カフジオクタゴンが若干遅れた以外は揃ったスタート。ヴァンヤールが内から先手を主張したところへ外からサンマルレジェンドがやってきてハナ。サンライズホープが大跳びで続いて2番手、アイコンテーラーが軽い脚取りで3番手。包まれるどころか前走と同様に砂を被らない特等席。あー、これは残るかも。アイコンテーラー、敢えて買ってない。まずいよコレは・・・。

早々と外前の絶好位を確保するアイコンテーラー(青矢印)。
ハギノアレグリアス(赤矢印)は馬なりで内に寄せただけ。
ヴァンヤール(緑矢印)はスタートを決めて前方に位置取る。

ハギノアレグリアスは中団の外。まあこれは想定内。力が抜けているのでここからで十分勝てる。アイコンテーラーは変わらず3番手の外、ヴァンヤールは少し下げて5番手の内。ニューモニュメントは7番手の内、この馬にしては積極的な位置取り。ハギノアレグリアスより前。川田さんスゲーな。しかし1,000M通過62秒4はめっちゃ緩く、前残りがほぼ確定。フルヴォートは自分の競馬をしてるんだろうけどこれでは届かない。

4コーナーでアイコンテーラーが先に動いて、続いてヴァンヤール、ハギノアレグリアスが進出。アイコンテーラーの手応えは楽。ヴァンヤールは一杯、ハギノアレグリアスはまだ後ろ。あれ?ひょっとしてこのまま?また切った馬が勝っちゃうの?あー、完全に終わった。・・・と思ったらラスト200Mを切ったところで前との差がジワジワ縮小。残り50Mでハギノアレグリアスが先頭。2着を切ったのでアレグリアス(喜び)れない。

アイコンテーラー(青矢印)は好位の外で持ったまま。
ヴァンヤール(緑矢印)もこの時点ではまだ余裕あり。
ハギノアレグリアス(赤矢印)は焦ることなくマイペースで追い上げ態勢。

ハギノアレグリアスは大外枠、58.5kgのトップハンデ、1,000M通過62秒6のスロー前残り展開を終始外を回って差し切り。今回のメンバーでは明らかに能力が抜けていた。ただ今回は速さについて問われなかったので、オールマイティーに強いとは言えない。少なくとも帝王賞の上位3頭よりは下。

アイコンテーラーはすんなり先手を取れたこと、被されなかったこと、流れが落ち着いたことで崩れようがなかったというのが本音。自分の競馬が出来ているから勝ち負けできるのであって、枠順や展開によってコロッと負けても不思議はない。アイコンテーラーに有利な展開でハギノアレグリアスに負けた以上、能力面でハギノアレグリアスより下なのは確定。

・アイコンテーラー号の騎手菱田裕二は,第1競走における下見所での落馬負傷のため団野大成に変更。

競走中の出来事等(JRA発表)

ヴァンヤールはいつもより前での競馬を選択してきたものの、4コーナーで手応えが怪しく、直線半ばでハギノアレグリアスに並ばれた辺りで脚が上がっていた。いつもは差し届かずの2~3着だった馬が今回は先行バテで3着。詰めが甘いというよりは単純に力が足りない。前走に引き続きアイコンテーラーに及ばず、能力面でアイコンテーラーより下なのは確定。

フルヴォートは内突きに賭けて足らずの4着。もう少し戦法に幅を持たせないと重賞ではしんどい。カフジオクタゴンはスタート失敗で位置を取れず、中途半端に追い上げて終了。ノーカウントにしたいが、この馬は毎回こんな感じ。ニューモニュメントはこのペースで追い上げは困難。川田騎手を以てしても6着が限界。ヘラルドバローズは今回も外々の立ち回りだったのを考慮しても負け過ぎ。調教が良くても実戦に行ってショボいなんてのは日常茶飯事。

・カフジオクタゴン号の騎手坂井瑠星は,向正面で十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて戒告。(被害馬:2番)

競走中の出来事等(JRA発表)

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