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【レース回顧Vol.43】第26回アンタレスS

テーオーケインズが堂々抜け出し。ヒストリーメイカーも何とか2番手を確保。穴で抜擢したダノンスプレンダーもいい感じ。よし、獲った!って何やねん14って。ダノンスプレンダー頑張れ!ってやっぱり交わされるのか…。ん?ロードブレス?ごめんなさい、そっちも買ってました。

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内からグリムがハナ主張。レピアーウィット、ケイアイパープルもこれに付いていく。外からはメイショウカズサとナムラカメタローも前へ。やはり前は速くなりそう。

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想定以上の激しい先行争い。内でハナを取り切りたいケイアイパープルに外からメイショウカズサが応酬。レピアーウィット、ナムラカメタロー、グリムは遅れて、テーオーケインズが6番手。

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結局ケイアイパープルとメイショウカズサが並んでレースを主導。テーオーケインズはアナザートゥルースと並んで6番手、ヒストリーメイカーはこの後ろ。やや面倒な位置取り。

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結局ケイアイパープルとメイショウカズサは4コーナーを迎えるまでに失速。押し出されるようにして先頭に立ったレピアーウィットを巡り、ナムラカメタロー、テーオーケインズ(黄)が外から進出。ヒストリーメイカー(青)はこの後ろ、ダノンスプレンダーがこの直後で持ったまま。ロードブレス(緑)はこの更に後ろ。

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テーオーケインズの手応えが良過ぎ。これは圧勝まであるパターン。ヒストリーメイカーは馬群を縫っての追い上げ。前が開くかどうか。外ダノンスプレンダーもいい感じで伸びてきていた。

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テーオーケインズは軽く追い出しただけで簡単に抜け出していった。ヒストリーメイカーの前もポッカリ開き、ダノンスプレンダーを交わして2番手に上がる。あとはダノンスプレンダーが残ってくれれば3連複一丁上がり!って、14って何やねん!

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あー、やっぱり交わされるのか…。ってロードブレス?買ってたわ。▲付けてました。大本線的中でした。大変失礼いたしました。

メイショウカズサにグリムが加わってのハナ争い。内からレピアーウィット、テーオーケインズ、アナザートゥルースも早めの立ち回りが予想され、1コーナーまでの主導権争いは激しくなりそう。全体的に前に行く馬が多く差しが優勢。前で粘るには長距離実績・急坂実績に裏付けされた「タフさ」が必須。

ビンゴ。2ハロン目は10秒1のハイラップ。その後も暫く12秒台前半を刻み続ける息の入らない流れで前付けの馬は軒並み脱落。唯一、テーオーケインズだけが前付けから余裕で抜け出した。

1着○テーオーケインズは前の争いから一歩身を引いて6番手付近を追走。前の失速で相対的にポジションが上がり、持ったままで直線へ。馬なりで先頭に並びかけ、軽く促しただけで抜け出して独走。追ってきたヒストリーメイカーを相手にしなかった。勝ち時計1分49秒0は阪神で行われたここ9年で最速、コースレコードにコンマ5秒差。純粋に速かった。

2着◎ヒストリーメイカーは序盤のハイペースに離されないように付いていって中団。道中の手応えはまずまず、4コーナーは周りが壁で持ち出せず。鞭を入れながら前が開くのを待っていると、すぐ前にいたテーオーケインズがスッと抜け出して進路が出現。待ってましたとばかりに抜け出したものの、テーオーケインズが速過ぎて追い付けなかった。これは仕方ない。

3着▲ロードブレスは馬なりで位置を主張せず、ヒストリーメイカーの後方外を追走。3コーナーに入るところで前を走っていたアナザートゥルースにフラつかれてその内に入らざるを得なくなるロスがあったものの、そこから立て直して直線に向き、終いまでしっかりとした脚を使った。他より2kg重い58kgを背負って3着、地方重賞ウイナーの意地は見せた。

8着△レピアーウィットは包まれるのを嫌ってグリムの先行争いに馬体を併せて付いていったところ、内からケイアイパープル、外からメイショウカズサが執拗にハナを主張して3番手からの競馬。4コーナーを迎えるまでに前の2頭が潰れて押し出されるようにして先頭に立ち、楽な手応えで直線に向いたものの、そこから全く伸びなかった。前走よりテン3ハロンの入りが1秒以上も速い展開で前付けでは潰れても已む無し。次走以降改めて見直し。

16着△アナザートゥルースはスタートから促して位置を主張、テーオーケインズの後方外7番手を確保。道中もテーオーケインズと並んでの追走だったが、3コーナー過ぎから次第に遅れ始め、4コーナーで追い通し。直線に向くところで最後方まで下がってしまった。結局逃げ潰れた2頭からも4馬身離されての最下位。ここまで負けるのは不可解。故障でなければいいが。

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