【レース回顧Vol.174】第19回福島牝馬S
レース結果・収支
1着【-】アナザーリリック(3番人気)
2着【△】クリノプレミアム(6番人気)
3着【-】サトノダムゼル(5番人気)
・・・
5着【○】ルビーカサブランカ(2番人気)
・・・
9着【◎】アブレイズ(1番人気)
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12着【▲】ジュランビル(14番人気)
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16着【△】ロザムール(10番人気)
馬複10点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:29,120/55,500(52.5%)
率直な感想
キタイが飛ばし過ぎで期待した結果にならなかった。完全に展開を読み違えた。勝ったアナザーリリックには申し訳ないが、個人的には全く印象に残らないレースだった。
テーマの振り返り
中山牝馬Sの姉妹レース→ビンゴ!
中山牝馬S1着クリノプレミアムが2着。ちなみに中山牝馬Sを勝った直後の馬は今回を含めた過去10年で【1・3・0・0】とパーフェクト連対(2013年マイネイサベル2着、2018年カワキタエンカ2着、2020年フェアリーポルカ1着)。
人気薄の先行馬に要注意→保留
完全差し決着の中、4コーナー3番手のクリノプレミアム(6番人気)が2着。しかし直近で前付けした馬は軒並み沈没。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.2-10.7-12.1-11.8-11.8-12.0-12.4-11.8-12.2
勝ち時計:1.47.0(良) テン3F:35.0 上がり3F:36.4
キタイが短距離戦で鍛えた行き脚で大外からハナを奪う展開。先頭に立ってからは手綱を抑えて控え気味だったが緩まず流れて1,000M通過58秒6のハイペース。先行勢は直線に向いたところで沈没、クリノプレミアムが早め先頭から押し切りを図るところを外からアナザーリリックが捉えて交わす。差し決着を前々から押し切りかけたクリノプレミアムの地力の高さが光った。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【-】アナザーリリック
スタート直後にバランスを崩して行き遅れ、後方2番手からの競馬。3コーナー過ぎから外を通って追い上げ開始。幸いにも前が流れてくれる展開で、直線大外から突き抜けた。ただ愛知杯(8着)に続いて今回も外差し一本で、揉まれる競馬でどうなるかは次走以降に改めて見定めたい。
2着【△】クリノプレミアム
好スタートを決め、外から寄ってきたジュランビルよりも先に前に出て5番手を確保。向こう正面で外に持ち出し、3コーナー過ぎから外々を回して直線に向いたところで早くも先頭。前が失速したこともあるがかなり強気な乗られ方。一旦完全に抜け出したものの内にモタれるような感じになり踏ん張りが利かず、アナザーリリックの差し切りを許す結果に。勝ちに等しい負けで、中山牝馬Sはフロックではなかったということが分かった。
3着【-】サトノダムゼル
スタートしてからこの馬なりに前に出してきたものの、その後の流れが速く中団後方馬群の中を追走。3コーナー過ぎからの追い上げも馬群の中で、なかなかポジションを上げられないまま直線へ。狭いところに突っ込みながらの苦しい競馬ながら渋太く伸びたが間に合わなかった。結果的に位置取りが後ろになってしまったのが悔やまれる。なお、本馬はこれが引退戦だったとのこと。お疲れさまでした。
5着【○】ルビーカサブランカ
前走に引き続き今回も出遅れ。スタートが下手というよりレースをしたくないといった感じで、行き脚も全く付かず最後方からの競馬。前が流れていたので何とかなるかと思ったが、直線が短くて(福島Aコースは292M)詰め切れなかった。元々この距離はベストより短く、今後距離延長で巻き返してきそうだが、あのスタートを見せられると軸では買い辛い。
9着【◎】アブレイズ
スタートしてサンクテュエールに前に入られ、エヴァーガーデンにも行かれてこの後ろからの競馬。道中は道中やや後方の外に付けて気分良く走っていたが、3コーナーでシンハリングに外を捲られた辺りから馬群に包まれてしまい、内を通って直線に向いた後はスパートしてもサッパリ伸びなかった。被されると案外という懸念的中。人気薄で激走した中山牝馬Sでは無印、1番人気に推されたここで◎。また養分ムーブをかましてしまった。
12着【▲】ジュランビル
好スタートを切ってハナにも行けそうな感じだったが、鞍上が周りの出方を窺って控える競馬を選択。前が飛ばして縦長になり、後方で前が詰まって追い上げられないまま直線に向いてジ・エンド。結果的にハイペースになり、控えたこと自体は英断だったが、あの立ち回りでは厳しかった。
16着【△】ロザムール
スタート、行き脚共に水準以上だったがキタイの行き脚が優って2番手止まり。ハイペースに付き合わされた結果、3コーナーを迎えるまでに早くも失速。直線に向いたところで完全に脚が上がって大差のシンガリ負け。逃げられなかったのでノーカウント。
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