【レース回顧Vol.270】第63回きさらぎ賞
レース結果・収支
1着【◎】フリームファクシ(1番人気)
2着【▲】オープンファイア(2番人気)
3着【-】クールミラボー(6番人気)
4着【△】ロゼル(4番人気)
5着【○】レミージュ(3番人気)
・・・
馬複3点的中!(2.2倍) 3連複3点ハズレ 3連単10点ハズレ
レース収支:-1,380 累計回収/投資:1,680/13,200(12.7%)
率直な感想
こんなレース、誰でも当てられる。もはや火曜の時点で分かっていた。こうなると馬券の買い方が重要になる。相手を絞ってフリームファクシから買うか、3連単1着フリームファクシ→2着レミージュorオープンファイア→3着総流しのどちらを買うか。結局前者にして市帽。ダート馬なんて買えないよ・・・。今後は少頭数でアタマが堅い時は3着総流しする。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
今週は降雨無し、火曜と木曜に散水を実施。含水率は4コーナー13.7%、ゴール前13.3%、土曜朝時点のクッション値は10.1。
中京は開催最終週、Bコース使用4日目。馬場の内は良好で、時計も依然として速い。外を回すよりも内を通って距離を稼いだほうがお得な馬場状態。ただ今回は少頭数なので、馬場の内外よりも隊列の前後のほうがより重要。
ペース想定:平均~やや遅い(60~61秒台)
クールミラボー、トーセントラム、オープンファイア、ノーブルライジングと出走馬の半分が出遅れ常習犯。相対的に前が手薄で、行った者勝ちのレースになりそう。そうなるとエリカ賞を前で押し切ったレミージュと、好位付けから鞭無し進出のフリームファクシで堅いように思える。ドスローで一団の競馬だと後ろを利するだけなので、レミージュ主導である程度流れると推測。
レース指標
LAP:13.0-10.7-12.5-12.6-12.4-12.1-12.1-11.3-11.1-11.9
勝ち時計:1.59.7(良) テン3F:36.2 上がり3F:34.3
レースの振り返り
大方の予想通り全体的にモッサリしたスタート。レミージュの出も悪く、1コーナーでシェイクユアハートを交わす形でハナ奪取。これはちょっと想定外。後続もしっかりついてきて、オープンファイアも楽に中団外を確保。1,000M通過61秒2のペース配分は瞬発力勝負を招きかねない悪手。何やってんだ荻野・・・。結局直線に向いたところでレミージュのポジショニングメリットは消失。フリームファクシは馬場の良い外に持ち出してのスパート。やはり内と外なら外のほうが良いということか。今回も先頭に立つまでノーステッキ、ラスト猛追してきたオープンファイアを振り切ってゴール。馬主の金子真人HDはきさらぎ賞で3年連続2着中だったが、今年は「4度目の正直」を決めた。
一昨年はテン3ハロン37秒4-ラスト3ハロン35秒6の1秒8後傾、昨年は36秒2-35秒9の0秒3後傾、今年は36秒2-34秒3の1秒9後傾。ペースやラップ推移は一昨年とほぼ同じだが、今年は上がりがかなり速い。時計も2分を切ってきた。ここ2年のきさらぎ賞組はクラシックで全く通用しなかったが、数字だけ見れば今年の上位2頭はクラシックでもそこそこやれると思う。
ただ課題が無いわけでもない。フリームファクシはスタート後のレミージュの仕掛けに反応して早速行きたがり(後述参照)、道中ずっとなだめながらの追走。それでも直線追い出しを待てるのだから相当の器なのだが・・・。オープンファイアは今回もスタートがイマイチ。今回は流れが落ち着いたので中団が取れたが、フルゲートで強敵集結のクラシックではこんな簡単に思い通りのポジションは取れない。
なお、直線で競争を中止したノーブルライジングは左後肢ハ行とのこと。止まり方がスローで大怪我には見えなかったのでひとまず安心。ボルドグフーシュの宮本厩舎だし、今後の成長に期待したい。
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