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【レース回顧Vol.404】第59回京都牝馬S


レース結果・収支

1着【-】ソーダズリング(2番人気)
2着【○】ナムラクレア(1番人気)
3着【-】コムストックロード(16番人気)
・・・
6着【◎】ロータスランド(5番人気)
7着【▲】テンハッピーローズ(8番人気)
・・・
11着【△】プレサージュリフト(4番人気)
・・・
16着【△】ジューンオレンジ(9番人気)
・・・
単勝1点ハズレ 馬複7点ハズレ 3連複7点ハズレ
レース収支:-1,500 累計回収/投資:11,840/21,300(55.6%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+1,100


率直な感想

ロータスランド、やっぱり下げていくのか。まあ大外からすっ飛んできてくれればそれでいいよ。って、何で内に入っていくの?は?内突き?来てるけど、外のほうが伸びてません?ソーダズリングとナムラクレアに、コムストックロード?ハァ?こんなのが来れるなら、ロータスランドは外に振ってたら楽勝だったのでは・・・。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 京都は木曜に弱い雨が降ったが概ね晴れ。但し東京とは違って散水は無し。馬場が緩いので余計なことはしないということなのだろうか。ちなみに今週のみDコースを使用。京都記念のバビットなどごく一部を除いて内は使われていなかったのであまり関係無さそう。トラックバイアスは外。

  • ウインシャーロットの逃げ。ジューンオレンジ、スリーパーダといったスプリントでテンの速い馬もチラホラいてテン3ハロン34秒台前半を想定。実績上位のナムラクレア、メイケイエールがいずれもスプリンターということからしても、展開は距離適性がマイル前後の差し馬に向きそう。

レース指標

LAP:12.1-11.2-11.2-11.3-11.6-11.5-11.4
勝ち時計:1.20.3(良) テン3F:34.5 上がり3F:34.5

レースの振り返り

メイケイエールが出遅れ。弛んでますね。モズメイメイが飛ばしていくのとは対照的に、ロータスランドはどんどん後ろに下がっていった。メイケイエールにも抜かれて最後方。まあこれは想定内。直線大外から突っ込んできてもらえればそれで良し。・・・えーっと、なんか内に進路採ってません?

モズメイメイの逃げは最高速度69.2km/h、巡航速度64~65km/hの普通の逃げ。後続もしっかりついてきていて、この時点で前と後ろのどちらが有利なのかは判断できない。唯一、ロータスランドの位置取りが危機的なのは分かった。あそこからではもう無理。来たらバケモノ。

直線に向いて先頭のモズメイメイ、2番手グループプレサージュリフトとジューンオレンジの伸びは鈍く、差し決着が濃厚。ロータスランドは内を突いて伸びてきた。やはり力はある。グイグイ伸びてくる。残り200Mで一段と加速、モズメイメイを内から交わして先頭。来たやん!と、思ったのも束の間、大外からソーダズリングとナムラクレアに交わされて終了。で、3着何あれ?コムストックロード?やっぱり外差しやったやん!松山・・・。

馬場は外差し、ナムラクレアのアタマは無い、狙いはマイル近辺の差し馬と読んだのはズバリだったが、軸馬(軸騎手)選定ミス。武豊>松山弘平が分かっていた方なら余裕で本線的中だったのでは。まさか内に入っていくとは思わなかった。ロータスランド、上がり3ハロン最速33秒3の脚を使ったのに。もうホント、マジで何やってんの松山・・・。

ソーダズリングはそれほど速くない流れで先行集団の後ろに付けて出し抜き。一部の隙も無い好騎乗。ユタカさんは流石に外が伸びることを知っていた。ナムラクレアは高松宮記念に向けて好発進。負けたとはいえ、距離延長ローテで前走より着順を上げてきた。1,400Mはこなすレベルで、本領発揮は1,200M。今年はファストフォース不在。決めてください。

コムストックロードは直線に向いたところで大外にいた。本来、あそこにはロータスランドにいてもらいたかった。大外枠だったのだから、何もしなくてもあそこにいたはずなのに。悔し過ぎる。ムルザバエフ>松山弘平。馬の能力を活かすも殺すも騎手次第。騎手ってつくづく重要だなと思った。


レース結果からの教訓

  • スプリンターとマイラーが集う1,400M戦で、メンバーがスプリンター寄りならマイル近辺の実績馬を狙うと上手く行く。事実、京都牝馬Sではスプリント戦を経由した馬が苦戦している。

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