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【レース回顧Vol.162】第69回毎日杯

レース結果・収支

1着【○】ピースオブエイト(4番人気)
2着【-】ベジャール(9番人気)
3着【◎】ドゥラドーレス(1番人気)
・・・
5着【△】リアド(2番人気)
・・・
7着【▲】テンダンス(6番人気)
8着【△】コマンドライン(3番人気)
・・・
馬単4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:28,050/40,400(69.4%)


率直な感想

ボートならスタート凹むようなインは買わないのに、競馬だと何故か買っちゃう。戸崎さんの騎乗もマズかったけど、一番マズいのはスタートが遅い内枠の馬を◎で買う奴。シンザン記念のラスールと一緒。実力伯仲なら枠順とスタートは生命線。ドゥラドーレスはそれでも抜けているという判断だったが甘かった。負けて尚強し?そんなこと言ってたらまたやられるぞ!


テーマの振り返り

ディープインパクト産駒の庭→ハズレ

ワンターン外回りという切れ味勝負の舞台で、ディープインパクト産駒を狙いから外すのはもはや的中を放棄するに等しい。紐でも良いので加えるべし。

リアド5着、コマンドライン8着。雨が降って上がりを要する馬場になり、ディープインパクト産駒は一転して苦しくなった。

前走1番人気馬は勝てない?→ビンゴ!

勝って当然といった評価を受けてきた馬より、次点評価に甘んじていた馬のほうが走るということらしい。前走2番人気で、このレースで3番人気以内に推された馬は【6・2・1・0】とほぼ無双状態。

3頭しかいなかった前走2番人気馬のワンツースリー。このレースは前走2番人気馬がガチ。なんで来るのかって?知らん。知らんけど来るんだから黙って買っとこうぜ。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

前開催から引き続きAコース使用。流石に馬場の内側が傷んできているが、外伸びまでには至っておらず、内有利は継続。この中間は火曜にまとまった雨が降り、レースの時間帯も雨模様。ただ小雨程度で多少湿り気を与える程度で、大勢には影響無さそう。明確な逃げ馬が見当たらず、全馬一団から例年通りの上がり勝負を想定。

レース指標

LAP:12.9-11.4-11.6-11.7-12.0-12.3-12.0-11.1-12.5
勝ち時計:1.47.5(稍重) テン3F:35.9 上がり3F:35.6

ピースオブエイトが先手を取ってそのまま。想定よりも雨がしっかり降って馬場が渋って力の要る馬場になり、内前を立ち回った馬がワンツー。ドゥラドーレスは圏外の位置からよく追い上げた。


好走・凡退馬寸評、補足

1着【○】ピースオブエイト

ラチに寄せてスパートするピースオブエイト(赤矢印)。
ベジャール(青矢印)がこれに喰らい付いていく。ドゥラドーレス(緑矢印)は遥か後方。

スタート出は今一つだったが行き脚が付いてそのまま先頭。後続に突かれずマイペースで運んで、直線に向いても先頭で持ったままだったのを見て勝たれたと思った。ハッキリ言って恵まれ過ぎ。これだけ先頭で楽させてもらえればそりゃ勝つわって話。レース運びは上手いが、強いかどうかはこれだけでは分からない。ただ次走以降も人気しなさそうなので馬券的には美味しいかもしれない。

2着【-】ベジャール

3コーナーでスーサンアッシャー(青矢印)に先を譲り、
自らは内に進路を採るベジャール(青赤印)。結果的にこのイン取りが大正解。
ベジャール(赤矢印)は頭の高い走法で、ピースオブエイト(青矢印)に振り切られる。

この馬もスタートで遅れたが、軽く促しただけで前へ。3コーナーで内に入れ、ピースオブエイトの背後を取って直線へ。ピースオブエイトの外からスパートして併せの形まで持って行きかけたのは驚き。頭の高い走法で、追い付きそうで追い付かなかった。

3着【◎】ドゥラドーレス

この日もモッサリスタートで後方からの競馬になるドゥラドーレス(赤矢印)。
前はともかく、外もしっかり壁で出すところがないドゥラドーレス(赤矢印)。
前も内も外もダメ。完全に詰まって出すところが無いドゥラドーレス(赤矢印)。

スタートが遅いのはリサーチ済みで、今回の出負け気味のスタートも想定内。しかし最内枠というのが想定以上に曲者で、道中から4コーナー、直線に向いてからもずっと周りが壁。テンダンスを行かせてこの後ろから外に持ち出し、ようやく進路を確保したが前から離され過ぎていて届かなかった。こんなことは言いたくないが、外枠を引いていればなぁ・・・。次走も過剰人気確定なので、馬券的には美味しくない。内枠ならまた同じことになる。

5着【△】リアド

前過ぎず後ろ過ぎず、前ガラ空きの好ポジションを確保したリアド(赤矢印)。
これでダメなら仕方ないと思える位置取り。それに引き換え戸(以下、自主規制)。

スタートは五分に出て、馬なりで前付け。3コーナー過ぎから外を通って徐々に進出、4コーナーで外前フリーの位置取り。スパートタイミングも適正で、後は突き抜けるだけだったがそこから伸びなかった。重たい馬場が影響したとしかいえない。

7着【▲】テンダンス

スタートダッシュで頭一つ抜け出しながら自重して下げての競馬。一団の競馬の外を通り、持ったままで直線に向きながら、いざ追い出してみるとフラフラして加速が乗らず、坂に差し掛かったところで失速。力が要る湿った馬場も合わなかった。

8着【△】コマンドライン

躓くようなスタートで今回も後方からの競馬。道中後方から3番手、4コーナーで馬群の真後ろに入って直線に向いたがいきなり手応え劣勢。馬場が緩くて進んでいかず、一旦最後方まで下がってしまった。重賞勝ち馬で他馬より斤量が1kg重かったことを考慮しても走らなさ過ぎ。

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