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【レース回顧Vol.135】第69回日経新春杯

レース結果・収支

1着【▲】ヨーホーレイク(3番人気)
2着【○】ステラヴェローチェ(1番人気)
3着【-】ヤシャマル(9番人気)
・・・
6着【△】マイネルウィルトス(5番人気)
・・・
8着【◎】クラヴェル(4番人気)
9着【△】モズナガレボシ(8番人気)
・・・
15着【△】フライライクバード(2番人気)
馬複5点外れ 3連複10点外れ
レース収支:-1,500 累計回収/投資:2,020/8,500(23.8%)


率直な感想

今日のノリさんはやる気が無いほうだった。まあスタート一息で外から締めてくる展開でどうしようもなかったというのが正直なところだけど。ステラヴェローチェの1着は無いとみて◎ステラヴェローチェにしなかった自分を褒めたいが外したらダメ。馬券の買い方で色々考えるところがある結果になった。


テーマの振り返り

前走より負担斤量減となる馬が活躍中→ビンゴ!

前走より負担斤量減となる馬が5連勝中、ここ3年はワンツー。軽ハンデが有効に作用している。前走より負担斤量増で勝ったのは2012年トゥザグローリー(有馬記念57kg3着→日経新春杯58.5kg1着)のみ。前年にGIIを2勝していた馬で、当然のハンデ・必然の勝利だったのかもしれない。

ダービー以来のぶっつけで57kg→55kgのヨーホーレークが勝ち、有馬記念55kg→57kgのステラヴェローチェは2着。日経新春杯はハンデが効く。

前走レース格は不問→保留

条件戦からここを使ってきた馬が6年連続連対中。昨年は唯一の該当馬ショウリュウイクゾが勝利した。但し今年は該当馬無し。ちなみにGIを経由した馬は【5・0・0・24】、単回値77・複回値34でピンパー傾向あり。

今年は条件戦を経由した馬が不在で検証不能。来年に持ち越し。

若駒優勢傾向→ビンゴ!

上記2つのテーマに連動。実績十分でハンデが積まれる古豪より、実績が無くハンデが優遇される若駒に注目したい。

2頭しかいなかった4歳馬のワンツー。3着ヤシャマルは5歳馬で、クビ差4着エフェクトオンは6歳馬。まあ、そういうことです。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

前日の愛知杯は内を立ち回ったルビーカサブランカが勝利を収めた一方、大外から差し向けたデゼルが僅差の3着。愛知杯と同距離の渥美特別(4歳以上2勝C)でもビッグリボンが外から突き抜けて圧勝しており、内外の差は無くなりつつある。ただ依然として内も伸びるのでフラットと判定する。積極的な逃げ馬不在で今回もショウナンバルディが押し出されて前へ。トップウイナーが続いて、アフリカンゴールドは流動的。前が手薄だが、ステラヴェローチェ@M.デムーロが捲りをかけそうで、4コーナーで一気に動いての差し構えと予想。ロングスパートに耐えられそうな馬を中心視したい。

レース指標

LAP:12.5-11.9-11.6-12.2-12.0-12.4-12.2-11.8-11.4-11.8-11.9
勝ち時計:2.11.7(良) テン3F:36.0 上がり3F:35.1

振り返り

トップウイナーが例の如く玉砕逃げ。ショウナンバルディは深追いせず2番手、アフリカンゴールドも漫然と付いていくだけの3番手。ステラヴェローチェは前付け成功で6番手。この時点で展開読みを間違えた。ヨーホーレイクは中団後方の外。直線におけるステラヴェローチェとヨーホーレイクの進路は共に外。エフェクトオンは内を突いて抜け出してきたが、その外からやってきたヤシャマルに捉えられて4着。開幕当初の馬場ならエフェクトオンが3着だったはず。トラックバイアスはやや外差しに修正。


好走・凡退馬寸評、補足

1着【▲】ヨーホーレイク

ステラヴェローチェ(青矢印)の直後をガッチリマークするヨーホーレイク(赤矢印)。
ステラヴェローチェ(青矢印)の真後ろで虎視眈々のヨーホーレイク(赤矢印)。

ヨーホーレイクにとって、ステラヴェローチェが要所要所で勝ちに行ってくれたのは有難かった。道中、ステラヴェローチェとの間にはヤシャマルがいたが、ヤシャマルが内に入っていってくれたことでぴったりマークが可能に。直線ではステラヴェローチェのスパートを見届けてから外に振って併せに行った。ラストの伸びはハンデ差も影響したと思う。

2着【○】ステラヴェローチェ

スタートをポンと出て、内枠を活かして労せず前へ。後ろから行って差し損ねばかりだっただけにこの先行策は絶妙のように思えた。トップウイナーが緩めず逃げて縦長になり、勝負どころは自分が動きたいタイミングで動くことができた。だからこそここは勝っておきたかった。GIIも満足に勝てないようではGI、ましてやエフフォーリアには絶対に勝てない。

3着【-】ヤシャマル

スタートを決めて行き脚も上々、ステラヴェローチェと同じく内枠を活かして前へ。4コーナーで先行集団の直後にいて、直線に向いてすぐに外が開いて追い出し放題。しかし頭が浮いてフワフワとした走り。ゴールにかけて重心が沈んで加速したが、前の2頭には離された。今日のところはトップウイナー単騎逃げの展開と枠順の並びがモノを言った。

6着【△】マイネルウィルトス

1コーナーでヤシャマル(青矢印)に先に入られ、体勢を崩すマイネルウィルトス(赤矢印)。

スタート、行き脚共に普通。1コーナーでヤシャマルに挟まれる不利があり、想定よりも一段後ろからの競馬。終始内を進み、4コーナーではヤシャマルの内から先に動いていった。しかし直線の追い比べであっさり遅れ、アフリカンゴールドにも競り負けた。馬群の中から競り合いの競馬ではこんなものか。

8着【◎】クラヴェル

スタート直後。クラヴェル(赤矢印)の前は開いている。
しかしトップウイナー(青矢印)が内(白矢印方向)に切り込んできて…。
前と外が完全に塞がり、どうすることもできないクラヴェル(赤矢印)。

モズナガレボシのスタートが良く、相対的に後ろへ。そこへ外からトップウイナーが締めてきて、他の馬も内へ押し寄せてきたことで完全に前が塞がってしまった。そのまま後方を進むしかなく、直線で内に入れて距離を稼いでも鞭を入れる度に外に膨らんで満足に追えず。今日のところは全く競馬をさせてもらえなかった。

9着【△】モズナガレボシ

スタートは良く、内枠を活かして4番手の内を確保。そのまま内を通り、直線も内突きを敢行。想定通りの競馬をしてきたが、肝心の伸びが無く、同じく内から差し込んできたエフェクトオンに全く付いて行けなかった。やはり小倉記念のように溜めてナンボの馬らしい。

15着【△】フライライクバード

スタートを出て、中団の外で折り合うのかと思いきや、1コーナーから2コーナーにかけて前へ。無理した様子はなく、道中も掛かることなく折り合って追走。4コーナーで外前を確保したまでは完璧。後は直線で脚を伸ばすだけだったが、そこからズルズルと後退。意味が分からない。他の上位人気と比べて重賞での実績がアルゼンチン共和国杯しかなかったのと、そのアルゼンチン共和国杯が力負けだったので怪しいとは思ったが、ここまで負けるとは想定外。

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