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【レース回顧Vol.94】第25回シリウスS

穴で狙ったエルデュクラージュこそ馬群に沈んだものの、印を打った残り4頭が1~4着ジャック。何が来ても当たり状態で一番高めがヒット。馬複ボックス最強だな、うん。

20211002中京11R(1)

サクラアリュールが出負けした以外は揃ったスタート。早速リアンヴェリテが出鞭を入れてハナ主張。内に切り込んでいってエルデュクラージュとロードリバーサルの進路が無くなってしまった。5号艇の絞り込み。ボートでよく見るやつだな。迷惑極まりないけどこれも競艇、じゃなかった、競馬。

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リアンヴェリテが先マイでハナ、ゴッドセレクションが2番手で直後はビッシリ。これは展開予測通り。中団以降はバラバラと続いて、最後方はやはりウェスタールンド。相変わらず序盤はやる気無し。

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ゴッドセレクションは望み通りの2番手、サンライズホープはこの外で控える形。ブルベアイリーデもインの4番手で理想通りのレース運び。前は固まっていても無理している様子はなく、このまま残りそうな感じだった。

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ダノンスプレンダー、ロードリバーサルは序盤のリアンヴェリテの絞り込みの影響を受けて中団内を追走。ダノンスプレンダーは内突きに向けそうだが、ロードリバーサルは付いていくだけの厳しい競馬。

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3~4コーナーの中間地点で中団馬群が前との差を詰めにかかる。ウェスタールンドはまだ単独最後方。うーん。

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直線に向いたところで違和感が。ゴッドセレクション、どこ行った?買ってないからまあいいや。サンライズホープ(黄)が2番手から先頭を窺う構え。ブルベアイリーデ(緑)、ダノンスプレンダーはこの外に出して追撃。ウェスタールンド(青)は最内を突いてポジションアップ。チャンピオンズCで2着に来た時の再現あるかも。

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ブルベアイリーデが内に切り込んでサンライズホープを捉えに行く。ダノンスプレンダーは遅れた。その直後からはアシャカトブと、内からウェスタールンド。キター!

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はい、コイツら全部買ってる。絶対当たらざるを得ない状況キタコレ。ブルベアイリーデとなら○-◎本線、ウェスタールンドが絡んでも高配当。どっちでもいいです。

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ウェスタールンドが鋭く差し込むも、サンライズホープがしっかり残してゴール。序盤のリードが活きた形。3着争いも際どくなったがブルベアイリーデが辛うじて残した。

快速逃げ馬リアンヴェリテがハナ主張。サンライズホープ、ブルベアイリーデ、ロードリバーサル、エルデュクラージュ、ゴッドセレクションと先行勢が内枠に集結し、前は固まった状態で推移。ハイペースから直線に向いての時計勝負。後ろからの馬は外を回らされそうで、内前押し切りと内突きしそうな馬に注目したい。

ビンゴ!ペースはさほど速くならなかったが、内前押し切りに内突きが絡む決着は読み通り。ただウェスタールンドの内突きは結果オーライ。

1着○サンライズホープは先手を主張する3枠2頭に先を譲る形で3番手を追走。特に動かず4コーナーを迎え、ゴッドセレクションの失速で2番手に浮上。直線早々にリアンヴェリテも失速し、先頭に立つタイミングが早かったが、内から外から迫られる展開を力で押し切った。前走でレコード決着の厳しい流れを先行した経験が活きた。

【○】サンライズホープ
プロキオンSはレコード決着を先行して6着。ここも速い流れが見込まれるが距離延長で幾分マシ。2戦2連対の中京で粘り込みに期待。

2着△ウェスタールンドは鞍上も含めて全く行く気が無く、今回も最後方からの競馬。「ヨコテンのポツン」を彷彿とさせるやる気の無さはいつも通り。ただ4コーナーで最内のスペースに潜り込み、直線で馬群の切れ目を模索しながら追い込んできた。思い返せば3年前のチャンピオンズCでも今回と同じような競馬をして2着していた。藤岡佑介騎手、GJ。

【△】ウェスタールンド
ここ2戦は出脚が最悪で、最後方に置かれてから後半追い上げる競馬で届かず。今回前が固まった上での直線外差し展開ならラスト一刺しも一考。

3着◎ブルベアイリーデは五分のスタートを切りながらリアンヴェリテに先に入られて4番手の内。ただ前との間隔は保たれていて直接の不利は無かった。4コーナーまでリアンヴェリテの後ろにつけ、直線でタレてくる前に外に持ち出し、直線でリアンヴェリテの前に入れて追撃。隙の無い騎乗だったが前で運んだサンライズホープが渋太かった。距離は若干長かったか。

【◎】ブルベアイリーデ
短距離路線での下積みが長く、行き脚は問題無し。内枠で脚を溜めながら進めそうなのも良い。前走同様に直線早め抜け出しからの押し切りに期待。

4着△ダノンスプレンダーはまずまずのスタートを決めて位置を主張しにいったところ、リアンヴェリテの絞り込みの煽りを受けてブルベアイリーデの後ろに後退。前が固まる展開で一段後ろになり、4コーナーでブルベアイリーデの外まで押し上げたものの、直線で突き放されて遅れを取ってしまった。最後ジリジリと追い上げながら4着。もどかしい競馬が続く。

【△】ダノンスプレンダー
昨年はスタート直後に躓き、後方から内を突くも4着。毎回スタートがイマイチなのが気掛かりも力は上位。スタート五分からの内突きで通用。

14着▲エルデュクラージュは隣枠のリアンヴェリテの絞り込みの影響をモロに受け、進路を割り込まれて後退。道中は前、内、外を囲まれて落ち着かず、直線に向いたところで余力が尽きてしまった。逃げ馬の隣枠で絞られるリスクをまざまざと実感した。

【▲】エルデュクラージュ
ジュライSは59kgを背負わされた上に差し込み決着で沈没も已む無し。このところ距離延長ローテの時は着順を上げているだけに狙ってみたい。

印を回さなかった馬についてもコメント。

【-】ゴッドセレクション
伏竜Sで後にレパードSを制するメイショウムラクモに完勝しているとはいえ、ここ2戦は同世代相手に惜敗。今回は時計が速くなりそうで苦戦。

1番人気16着。前走負かされた馬が地方馬のキャッスルトップで、そもそもあまり強くないんじゃないか?と考えて切って正解。リアンヴェリテの逃げはセーブされていたにも関わらず4コーナーで後退。ただ逃げ潰れたリアンヴェリテにも7馬身離されてのシンガリは負け過ぎ。何も無ければ良いが。

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