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【レース回顧Vol.68】第70回ラジオNIKKEI賞

上位3頭ノーマークで大ハズレ。外したから言うわけではないけど、本当に酷いレースだった。アサマノイタズラ、プレイイットサム、ボーデンの位置取りは何なの?1コーナーで全てを悟った。これと同時に前に行けるってのは一種の才能だなぁと思った。

20210704福島11R(1)

ロードトゥフェイムがスタート直前にゲート内でモゾモゾしてそのまま出遅れ。注目の先行争いはワールドリバイバルが先制。タイソウ、ノースブリッジ、グランオフィシエも行く構えを見せ、早くも先行激化の予感。

20210704福島11R(2)

ノースブリッジが外から強引にハナ奪取。ワールドリバイバルはタイソウと並んで2番手に収まり、競り合いを回避。さて、私が厚く買った馬はどこにいるのかな。プレイイットサム、後方2番手。おい!ボーデンとアサマノイタズラの位置も酷い。何やってんの?

20210704福島11R(3)

ノースブリッジは先頭で折り合いを付けながらの逃げ。前走に比べれば抑えが効いていた。ワールドリバイバルも我慢の競馬。タイソウは外で伸び伸び走っていていい感じ。

20210704福島11R(4)

シュヴァリエローズは先行集団から4~5馬身ほど後方の内。これは理想的な位置取り。その2馬身ほど後ろにヴァイスメテオールが追走。これも内を意識した乗り方。

20210704福島11R(5)

アサマノイタズラとボーデンはリッケンバッカーよりも後ろ。どうせこの後外を回すんでしょ?マジで勘弁してくれ。

20210704福島11R(6)

プレイイットサムは最後方。もはや乾いた笑いしか出ない。絶対無理やん。吐き気がしてきた。

20210704福島11R(7)

ノースブリッジはまだ手応えに余裕がある。ワールドリバイバルも内ピタで楽な手応え。むしろ後続の追い上げが急。プレイイットサムは内を突く構えだが、これ前開くのか?絶対無理やろ…。

20210704福島11R(8)

開幕直後らしい内前決着。ノースブリッジ(緑)は逃げ込み態勢、この直後のワールドリバイバル(青)も内ピタ継続。タイソウとグランオフィシエを挟んだ外からグランメテオール(黄)が追い上げ態勢。後方から外を回した組はそのまま大外へ。

20210704福島11R(9)

レースは拍子抜けするほどあっさり決着。グランメテオールの勢いが良く、瞬時にノースブリッジらを捉えて交わして独走態勢。後続は外に膨らみ、相対的に内有利の展開。

20210704福島11R(10)

とにかく後ろから何も来ない。ゴールは目前なのに後続はまだ後ろ。人気を集めた赤い帽子2頭は一体何をやっているのか。アサマノイタズラも論外。嶋田さんは降ろされても仕方ない。

但し今回はワールドリバイバル、タイソウ、ノースブリッジ、グランオフィシエと前走で逃げの手に出た馬が多数。ワールドリバイバル、ノースブリッジ辺りが譲らず互いに行きそう。内からプレイイットサム、ボーデン辺りも早めの競馬に出そうで、全体的に前掛かりの流れを想定。3コーナー過ぎから流れが速くなっての差し比べが濃厚。

ハズレ。ワールドリバイバルが自重してノースブリッジの単騎逃げが成立。プレイイットサムとボーデンは論外の位置取りで、前に掛かるプレッシャーは皆無。グランメテオールにこそ並ぶ間もなく交わされたが、その後ろからは何も来なかった。

1着-グランメテオールはスタートしてラチ沿いを取り切り、最初のコーナーでシュヴァリエローズの後ろを確保。3コーナー過ぎで馬群が密集した際もシュヴァリエローズの外の狭い隙間を潜り抜け、グランオフィシエとアイコンテーラーの間から抜け出して直線に向き、後は独壇場。一部の隙も無い完璧騎乗。馬が強かったこともあるが、これは丸山騎手に拍手を送りたい。

2着-ワールドリバイバルはスタートを決めてラチ沿いに寄せていったところ、外からノースブリッジに交わされて2番手。ここからハナを奪い返しに行くと思ったが自重。内ピタ継続で手応えを十分に残した状態で直線に向き、後続が外に広がる展開で居残った。いや、上がり3ハロン35秒3はメンバー3位タイで、居残ったというより内から伸びたというのが正しいか。人気薄は加点法で拾いかけたが展開予想で消してしまった。う~む。

【-】ワールドリバイバル
皐月賞はともかく、スプリングSは直線半ばまで見せ場を作った。ただテンはそれほど速くなく、単騎が見込めそうにないここは厳しい。

3着-ノースブリッジは五分のスタートから行き脚が付き、外枠から半ば強引にハナ奪取。ワールドリバイバルが競りかけて来ず、労せずして単騎逃げが成立。今回も折り合い微妙ながら何とか乗り切り、距離短縮効果もあってラストまで粘りが効いた。今回はマイペースで逃げることができたのが大きかった。行きたがるので、距離はもっと短いほうが良さそう。

【-】ノースブリッジ
青葉賞は久々&距離延長での逃げで直線ガス欠。快速系の逃げ馬ではなくマイペースで逃げたい馬だけに、今回同型が多いのが気になる。

5着△シュヴァリエローズはスタートからラチに寄せて5番手の内を確保。ただ4コーナーで後続が詰め寄ってきた辺りから余裕が無くなり、直線に向くところでは前が壁。ワールドリバイバルらを追い掛けていったところ逆に離されてしまった。先行勢をマークする位置にいながら逆に離されたというのは意外。それだけ前が楽をしていたということか。

6着△ボーデンはスタート直後にプレイイットサムに寄られて行き脚が鈍くなり、1コーナーを迎えるところで後方4番手の外というまさかの位置取り。終始外を通らされ、4コーナーも大外ぶん回し。手応えは十二分に有していたが、直線が短過ぎて詰め切れなかった。力負けでないのは確かで、次走以降見直したい。

7着◎プレイイットサムはスタート後にフラフラして行きそびれ、行き脚も付かずあっという間に最後方付近。4コーナーで内を突く工夫はみられたが、直線は前にグランオフィシエ、外にスペシャルドラマがいて抜け出せず、追い上げている最中にレースが終わってしまった。全体的に野暮ったい競馬だった。

12着○アサマノイタズラはスタートを決めながら行き脚は今一つ、内を意識しても後ろから4頭目。内枠で何でこの位置になるんだ?3コーナー過ぎからの押し上げも遅く、4コーナーでも前に馬を置く厳しい位置取り。負けるべくして負けた印象。

13着▲スペシャルドラマはスタートから特段位置を主張せず、馬なりでシュヴァリエローズの外6番手を確保。ただ3コーナー手前から次第に位置取りが悪くなり、4コーナーも行きっぷりが悪く押し上げられず詰み。所々ノメるようなところがあり、馬場が合わなかったのかもしれない。

人気どころで切った馬についてもコメント。

【-】リッケンバッカー
アーリントンCは中団差し、NHKマイルCは真後ろからの差しで善戦。但し今回は小回りでコーナー4つの福島、追い上げ途中でレースが終わりそう。

2番人気9着。前にも行けそうな感じだったが結局後方待機、4コーナーで大きく外を回らされて前との差を埋め切れなかった。最後の勢いはボーデンを下回り、距離も微妙に長かった様子。マイル戦で見直したい。

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