【レース回顧Vol.221】第70回神戸新聞杯
レース結果・収支
1着【○】ジャスティンパレス(5番人気)
2着【-】ヤマニンゼスト(12番人気)
3着【-】ボルドグフーシュ(4番人気)
・・・
5着【◎】ヴェローナシチー(3番人気)
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7着【▲】パラレルヴィジョン(1番人気)
8着【△】プラダリア(2番人気)
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15着【△】サトノヘリオス(9番人気)
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馬複10点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:117,620/107,000(110.0%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
ヴェローナシチーの行きっぷりが悪過ぎて泣いた。ジャスティンパレスは内前の良いところが取れての快勝で想定内。しかし同じく内を突いたのがヤマニンゼスト?鷲頭虎太から武豊の乗り替わりなら買っとけっつったって、これは無理でしょ。
テーマの振り返り
テーマ無しのため省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.7-10.6-11.4-12.6-12.7-12.5-12.3-11.6-11.4-11.2-12.1
勝ち時計:2.11.1(良) テン3F:34.7 上がり3F:34.7
ビーアストニッシドは控えて後方待機、メイショウラナキラも抑えたことで結果的に最内で行き脚がついたリカンカブールが逃げる展開。向こう正面に入ってペースが落ちても後続は黙って付いていくのみ。4コーナーでほぼ一団、直線に向いて内前にいたジャスティンパレスが抜け出して早くも先頭。ジュンブロッサムが追い上げるところ、大外からボルドグフーシュ、最内からヤマニンゼストが突っ込んでくるも、ジャスティンパレスが楽々押し切る。結局内前を有効に使った馬がワンツー。トラックバイアス無視で後方外から突っ込んできたボルドグフーシュは特殊。長い目で見守りたい。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【○】ジャスティンパレス
スタートで少し内に張ったものの行き脚は良くすんなりと前へ。スローで掛かりかけたが馬群の中で上手く折り合わせ、4コーナーでは迷わず最内へ誘導。内からミスターホワイトとメイショウラナキラを交わし、直線に向いて前にいるのはリカンカブールだけという状況。後はダービーと同じように早めに動くだけ。ダービーより数段落ちる相手にダービーと同じ競馬をすればそりゃ勝てるよねって話。格下げ効果抜群。
2着【-】ヤマニンゼスト
スタートでジャスティンパレスに寄られたものの影響は微小、むしろそのまま内へ。道中は一貫して内をキープ、4コーナーも徹底的に内をキープ。すぐ前にいたコントゥラットが壁になってこの後ろから直線に向き、内から交わそうとしたところ今度はコントゥラットが内に寄ってきて一瞬追い辛くなりながらもそこから一気に突き抜けてきた。このところ外差しばかりだったが、今回は名手に導かれて最内強襲。今の中京は内が極めて有効。
3着【-】ボルドグフーシュ
スタートは出ても行き脚が緩過ぎて今回も後方からの競馬。向こう正面で外に誘導し、3コーナー過ぎから外を通って進出開始。分かっていたけど、今回もレース振りが大雑把。内を立ち回った馬が圧勝する馬場で後方外からぶっ飛んできての3着は評価に悩む。人気しないなら次は紐には入れておきたい。
4着【-】ジュンブロッサム
スタートを決めて馬なりのままジリジリと前へ。向こう正面で外に壁が無く、スローで掛かりそうになりながらも何とか踏ん張り、4コーナーで外前からオート進出。手応え十分で直線に向いた時は勝たれたと思ったが、いざスパートするといつものような伸びがみられなかった。ヤマニンゼストとボルドグフーシュに楽々抜かれたのを見る限り、やはり距離が長かった模様。ワンターン1,800MのチャレンジC辺りなら楽勝しそう。
5着【◎】ヴェローナシチー
スタートで若干出負けした上、内外から締められて早々と後方からの競馬が確定。道中は周囲を包まれて身動きが取れず、4コーナーでも出すところが無さ過ぎて強引に外への進路をこじ開けていく有様。直線に向くところでもまだ進路を模索していて、最後は伸びていたが後ろ過ぎて届かなかった。ここまで行きっぷりが悪いとは思わなかった。
7着【▲】パラレルヴィジョン
今回もサクッと出遅れて行き脚も付かず後方からの競馬。そこから内に入れてポジションを上げ、馬群の後ろで脚を溜めながら直線へ。しかし前がなかなか開かず、満足に追えないまま流すような感じでゴール。強い弱い以前にスタートと行き脚が緩過ぎる。ハイペースだと前が潰れてくれて差すのは楽だが、相手が揃って平均ペースだと当初の位置取りが重くのしかかってくる。使って変わっていくかは何とも言えない。
8着【△】プラダリア
スタートで若干遅れて行き脚もイマイチ。内に入れつつ位置を上げて7番手付近を確保したものの周りを囲まれていて何とも微妙。4コーナーで外にいたビーアストニッシドを弾く不利を与えながらも直線に向いて脚を伸ばしたが、ラスト100M付近で失速。負け方が淡泊過ぎ。今回は追い切り後の感想で池添騎手が辛口評価だったが、やはり馬が戦闘態勢に入っていなかった模様。叩いて変わるなら今回はこれで良いが…。
15着【△】サトノヘリオス
スタートを決めた上で馬が機嫌を損ねないように慎重に前に出していき、向こう正面は馬群に入れて折り合い重視の追走。それでも馬は行きたがっていた。しかも直線に向くところで外に膨らんでしまい、体勢を立て直すうちに左右から寄られてやる気を失くして後退。メンタルが脆くてアテにならない。距離も1,800Mぐらいが良いのかもしれない。
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