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【レース回顧Vol.12】第61回きさらぎ賞

結局のところ上位3頭の力が抜けていた。勝ち馬を正しく当てられたのは良かったが、買い目が多くてトリガミでは実質負け。少頭数なんだから絞れよって話。

20210207中京11R(1)

ラーゴムとヨーホーレイクのスタートを凝視していて見逃していたのだが、ランドオブリバティはスタート直後に左右から思いっきりぶつけられていた。これは可哀想。

20210207中京11R(2)

「お~い、待ってくれ~」と言わんばかりに口を割って前を追っていくランドオブリバティ。ジェーンビットって上下の制御が難しくなるっつってたけど大丈夫かな。ヨーホーレイクもフワッとしたスタートから行き脚もイマイチで今回も後ろから。

20210207中京11R(3)

テンの入りは13秒1-11秒6-12秒7。緩んで速くなってまた緩む変則ラップでラーゴムも頭を上げて掛かりそうになったが、その後ペースアップして収まった。ホッ。

20210207中京11R(4)

4コーナーから直線に向いたところ。うん、思い描いていたポジショニングと完全一致。はい、ラーゴム(黄)勝ちました~。ショウナンアレスも好位付けで前フリー。外差し勢はヨーホーレイク(青)が2~3着には来そうな感じ。ドゥラモンドも良い位置にいる。ランドオブリバティ(緑)は微妙。

20210207中京11R(5)

タガノカイの逃げにランドオブリバティが絡んで多少はペースアップしそうだが、それでも緩い流れが濃厚。少頭数で全馬一団、直線での決め手比べの様相。結局のところは通ったコースで差が付きそう。

ビンゴ。ランドオブリバティが前に行けなかったのは想定外だったが、上位3頭は上がり3ハロンのワンツースリー、先抜けラーゴムが勝利。ラスト3ハロンは11秒9-11秒5-12秒2。ヨーホーレイクが勢い良く突っ込んできて際どくなったが、きっちりクビ差残してゴール。外に比べて内は不利でも、コース差で挽回が効くと読んだのは正解だった。

1着◎ラーゴムの長所は息の長い脚を繰り出せるところ。適度に荒れた馬場もこの馬に味方した。ランドオブリバティの枠に入っていたら3着すら怪しかったと思う。この後はクラシック路線に乗るだろうが、狭い中山、軽くて速い東京ではいずれも苦戦を強いられそう。

2着△ヨーホーレイクはスタート直後にダノンジェネラルに寄られてよろめき、行き脚が付かず今回も後方からの競馬。4コーナーで外を回して上がっていき、直線で馬場の良いところを一杯に使っての追い込みでクビ差の2着。自分から勝ちに行く競馬ができないのが難点。賞金は加算できたが、クラシック戦線ではしんどい。

3着△ランドオブリバティは前述の通りスタートで8割方終了。1コーナーを回るところで掛かり気味に突っ込んでいったのをみて終わったと思ったが、後ろから2番手で折り合わせて直線勝負に切り替え。直線はヨーホーレイクの内からスパート、内外の境界上から脚を伸ばしたが及ばなかった。これまでと全く違うレースをしての3着、コーナリングもスムーズだった。評価は次走以降に持ち越したい。

6着○ショウナンアレスはスタートでよろめきながらも前を追って2番手、先頭を行くタガノカイをぴったりマーク。手応えは終始楽で、これはもらったかと思ったが、直線に向いて荒れた馬場に脚を取られて失速。残り200Mできっちり止まっており、距離延長ローテも厳しかった模様。

7着▲ダノンジェネラルは特段主張せず外の6番手。4コーナーで外が被さって馬群の中、直線は外に出せず困っているところへアクセルに幅寄せされ、内に押し込められてジ・エンド。アクセルはスタート直後にもランドオブリバティを後方送りにしているし、他の馬に迷惑をかけないでもらいたい。

10着△ドゥラモンドは口を割りながらも外から前へ押し上げていき、同じ勝負服のアランデルと並んで7~8番手の外を追走。4コーナーで外へ誘導、進路を確保した上で直線に向いたまでは良かったが、スパートした途端にフォームが崩れて失速。折り合いがイマイチだったし、マイルで見直したい。

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