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【レース回顧Vol.82】第16回キーンランドC

アイビスサマーダッシュを勝ったオールアットワンス、北九州記念を勝ったヨカヨカを葵Sで負かしたレイハリアがキーンランドC勝ち。葵Sのレース指標良かったし、勝つのは想定内だったんだけど2着・3着が厳しい。まあエイティーンガールは昨年の勝ち馬だから分からないでもない。セイウンコウセイ、お前は分からんわ。9番人気とか、みんな競馬上手過ぎワロタ。

20210829札幌11R(1)

外枠が総じて好スタート、その中でもレイハリアが楽に抜け出してきてこれがハナ。セイウンコウセイ、ヒロイックアゲンもスッと前に出てきた。注目(?)のメイケイエールは五分のスタートを切って様子見。

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ダメ。抑えが効かない。メイケイエールは勝手にどんどん上がっていった。結局抑えるのを諦め、レイハリアを抜いてハナ。アホ過ぎでしょこの馬。

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メイケイエールはハナに立った後は従順で、前はあまり速くなさそう。しかし馬群は縦長。ミッキーブリランテは早仕掛けで前を捉えに行く。エイティーンガールも外から仕掛けて上がっていった。

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600M通過34秒0。想定通りあまり速くない。これでは真後ろからではキツイ。って、タイセイアベニール@藤岡佑介?カツジより後ろは無いやろ。

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メイケイエールは馬なりで冷静を保っていたが、4コーナーでカイザーメランジェの接近を許していた。レイハリア(黄)はこのやり取りの直後で追い出すタイミングを窺っていた。セイウンコウセイ(緑)は若干ポジションを落とすもまだ前に届く位置。エイティーンガール(青)は外捲りから直線勝負の構え。

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カイザーメランジェがメイケイエールを競り落として堂々先頭。続いてレイハリアとマイネルアルケミーが追撃。内からヒロイックアゲンとセイウンコウセイ、大外からエイティーンガールも来ている。うん、レイハリア以外一切買ってない。ミッキーブリランテは伸びない。オワタ。

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ゴール間際でエイティーンガールとセイウンコウセイが一気に伸びてきたがレイハリアが僅かに凌いでゴール。まぁエイティーンガールは分かる。昨年も同じような感じで来てたからね。セイウンコウセイ、お前は分からんわ。何だそのゴール前の伸びは?タイセイアベニールは今更追い上げてきても遅いよ。

函館スプリントSは開幕週の絶好馬場でビアンフェが飛ばす展開でテン3ハロン32秒8。今回はそこまで速い馬が見当たらず、テン3ハロンは33秒台後半ぐらいまで緩みそう。メイケイエール、レイハリアと人気の中心が前に行く馬であることを考えると、妙味はこれを見ながら進んで瞬発力で交わせる差し馬。なお、Cコース替わりで外に振られると遠心力でぶっ飛ぶので差すにしても内突きが望ましい。

ビンゴ。馬場悪化を織り込んでテン3ハロン34秒0なら平均ペース。レイハリア自身が一段下げてのチョイ差し、エイティーンガールが早めの捲りで差し込んで2着、セイウンコウセイが好位追走から4コーナー差しに向けて3着。前付けから積極的な競馬をしたカイザーメランジェ、マイネルアルケミーは惜しかった。

1着○レイハリアはスタートを決めて楽々ハナに立ち、メイケイエールが寄ってきてからは抵抗せず2番手。4コーナーは内で促しながらの追い上げで決して楽ではなかったが、直線で外に持ち出されてからはジワジワと伸び、外差しを僅かに凌いで先着。単なる前付けの居残りではなく、レースプランを組み立てての勝ちで今後も楽しみな存在。

【○】レイハリア
葵Sはテン3ハロン33秒2の流れを楽な手応えで2番手追走、直線後続の追い上げを際どく振り切った。51kgで直線平坦、特に嫌う材料が無い。

2着-エイティーンガールは出遅れて最後方からの競馬になりながらも外を通ってリカバーし、3コーナー付近から早め進出。4コーナーで一団の外を回って誰もいない大外を通って突き抜けてきた。一分の隙も無い完璧騎乗だった。もう少し流れていれば届いていたかも。

【-】エイティーンガール
昨年は雨が降って馬場の内が死んだところを大外から差してきただけ。今回はそこまで外が伸びる気配はなく、外回しだと届かない。

3着-セイウンコウセイはスタートから抜群の行き脚で、4コーナーは追い鞭を入れながらぐんぐん進出。直線に向いてからの脚色は周りと変わらず、このままかと思いきやゴール間際で急激に伸びてきた。どこにそんな脚があったのか意味不明。もうこれは事故として諦める。誰か解説プリーズ。

【-】セイウンコウセイ
依然として前に行けるスピードは健在だが踏ん張りが利かない。58kgを背負って先制は困難で、付いて行かされる形だと尚更苦しい。

7着▲メイケイエールはスタートを決めた上で武豊騎手が様子見に入ったところ、早速馬のほうが勝手に前へと上がっていった。手綱を引いて自制を促してもお構いなし、レイハリアを交わして先頭に立った後は従順。結局道中で先頭に立たないと気が済まないらしい。気性が子供過ぎて話にならない。距離が云々以前に、競争馬としてはもうダメだろう。

【▲】メイケイエール
折り合いという概念を持たない癖馬。距離短縮は間違いなくプラス、今回は内枠でも周りのスタートが遅く楽に前に行ける状況。

9着△タイセイアベニールはスタート、行き脚共に普通だったが藤岡佑介騎手が促さず最後方からの競馬。馬よりも騎手の乗り方に問題あり。Cコース使用で大外捲りだと距離損だって言ってるのにお構いなく大外を回し、直線大外から突っ込んできて届かず。呆れてモノが言えない。

【△】タイセイアベニール
函館スプリントSは終始走る気が無い感じで、TVh賞からブリンカーを付けて前走は直線モタつきながら僅差の2着。内を捌いて出て来れるかどうか。

10着◎ミッキーブリランテは今回もスタートダッシュで置かれ気味。包まれない位置から3コーナーで早めに動き出し、3~4コーナー中間点で追い鞭を入れてのオーバーアクション。しかし4コーナーで捲り切れず、直線ガス欠。このペースで追走一杯では話にならない。距離延長で見直し。

【◎】ミッキーブリランテ
正直1ハロン短い気もするが、函館スプリントSは前が速過ぎて置かれたので、3歳牝馬が主導する流れなら中団追走から楽に差せそう。

14着△ダイアトニックは好スタートが多かった外枠勢で唯一出遅れ、リカバーして4番手の外。4コーナーまで騙し騙し付いていって、直線に向いても暫くは喰らい付いていたが残り100Mで力尽きて後退。やはり1年近い休み明けならこんなものか。ここを使って変わり身があるかどうか。

【△】ダイアトニック
昨年は重馬場の内で閉じ込められて凡退。スプリンターズSも直線でラスト締められて後退。今回骨折明け久々でも4番人気って皆見てるんだなぁ。

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