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【レース回顧Vol.376】第68回京阪杯


レース結果・収支

1着【-】トウシンマカオ(4番人気)
2着【△】ルガル(1番人気)
3着【○】エイシンスポッター(6番人気)
・・・
8着【◎】メイショウハクラク(7番人気)
9着【△】シングザットソング(5番人気)
・・・
18着【▲】シュバルツカイザー(8番人気)
馬複10点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:160,610/166,400(96.5%)


率直な感想

外差しにシフトしていたのはリサーチ済み。それでも後方から外を回すと届かないと思ったので内枠の差し馬を狙ったらトウシンマカオに大外から突っ込まれてアウト。エイシンスポッターは重賞を勝てるポテンシャルはあるのにポジショニングが絶望的に下手で今回も届かず。上がり3ハロン32秒2で3着って勿体無い。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 土曜の芝のレースは概ね中央より外がスイートスポット。メインの京都2歳Sはペースが上がって差し優勢だったが、内が踏ん張り切れなかったのは馬場悪化も原因に挙げられそう。最終週に入り、ようやく外差しにシフトしつつある。時計の出方は最終週にしてはやや速い。

  • 明確に逃げそうなのはモズメイメイぐらい。グレイトゲイナーが行くかもしれない。ただそれでもテン3ハロンは33秒台で入るだろうし、外差しに触れてきたここはゴール前の逆転に期待したいところ。中団からの差しにフォーカスしたい。

レース指標

LAP:12.3-10.6-10.8-11.0-11.3-11.4
勝ち時計:1.07.4(良) テン3F:33.7 上がり3F:33.7

レースの振り返り

バンデルオーラがゲートの中でガタガタして出遅れ。シュバルツカイザーも出遅れて後ろから。うわ、5頭ボックスの1頭が終わった。ビッグシーザーが内から押してハナ奪取。外からヴァレトニが押し上げてきても譲らず、2頭がガリガリやり合ってペースアップ。最高速度は69.6km/h。はいはい、これは差しが来るパターンだね。基本差しに振ってるから楽しみ。しかしシュバルツカイザーはともかく、エイシンスポッターは今回も後ろ過ぎる・・・。

・バンデルオーラ号は,枠内駐立不良〔立上る〕。
・バンデルオーラ号は,発走調教再審査。

競走中の出来事等(JRA発表)
外から行き脚良く内に寄せて好位を確保するトウシンマカオ(赤矢印)。
エイシンスポッター(緑矢印)はスタート直後に挟まれて位置を上げられず。

前2頭が後続を離したまま直線へ。外差し勢はまだ4コーナー。これが開幕週ならこのまま行った行ったなのだろうが、直線半ばで形勢逆転。外から伸びてくるのはルガル。今回も差し向け。これは勝ちそう・・・あ、ダメだ。トウシンマカオの脚色がいい。ルガルをあっさり交わしてそのまま一方的に突き抜け。更に外からトゥラヴェスーラ、内から凄まじい勢いでエイシンスポッター。うーむ、遅いって。

先に抜け出したルガル(青矢印)を外から交わすトウシンマカオ(赤矢印)。
そしてゴール寸前でようやく突っ込んでくるエイシンスポッター(緑矢印)。
毎回最後の最後なんだよな、このお馬さんは・・・。

トウシンマカオは外枠を感じさせない内寄せで中団の外、前で壁になっていたモズメイメイの外を捲って大外の大外からスパートして抜け切り。これだけ外を通しても余裕で突き抜けた辺り、ここでは力が違った。ルガルは今回もスタートがイマイチだったが前走よりマシ。外にモズメイメイが張っていて走り辛そうだったが、4コーナーで先んじて直線に向いてフリー。勝ちパターンだったがトウシンマカオが一枚上だった。

エイシンスポッターはスタートが遅く、リカバリーに動こうにも外から寄ってきて進路が無くなって結局定位置。直線捌きつつの追い上げでよく3着に来たといった感じ。GIを勝つ前のナランフレグのような馬。重賞どころかGIを勝つ力すら秘めていると思う。上がり3ハロン32秒2はそうそう出るものではない。

ショウナンハクラクはよろめくようなスタートで外からジュビリーヘッドに触れられて後ろからの競馬。4コーナーで前走と変わらない位置が取れたが、直線は完全に差し負け。やはり昇級初戦で重賞はしんどかった。シングザットソングはスタートを決めた上で後ろに下げたのは良いとして、内を突かず普通に馬群に入れての差しで埋没。差し負けというより単純にスピードが足りない感じ。シュバルツカイザーはスタート失敗が全て。

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