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【レース回顧Vol.141】第62回きさらぎ賞
レース結果・収支
1着【▲】マテンロウレオ(2番人気)
2着【△】ダンテスヴュー(3番人気)
3着【-】メイショウゲキリン(8番人気)
・・・
5着【○】ストロングウィル(1番人気)
・・・
8着【△】セルケト(7番人気)
9着【◎】シェルビーズアイ(9番人気)
馬複4点外れ 3連複6点外れ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:9,430/15,000(62.9%)
率直な感想
人気どころが怪しいと考えて◎シェルビーズアイで攻めてみたが、結局人気どころでの決着。思惑に反して差し決着になったし、色々見当違いだった。クロウキャニオンの仔が3年連続で2着。ダンテスヴューの下にはブラックタイドの牝馬が2頭いる。流石にもう無いか・・・。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
開催最終週の割に外が伸びず、中団より後ろからだと届かない。時計を要する馬場で、後ろから追い上げるより前で粘るほうが簡単。前付けから押し切る脚を持つ馬を重視したい。明確な逃げ馬不在で、行き脚の良いストロングウィルがハナに立ちそうな感じ。各馬牽制しながらの追走でペースは間違いなく緩い。トラックバイアス的にも展開的にも前付け優勢。
レース指標
LAP:12.7-11.3-12.2-12.3-12.1-11.9-12.1-11.9-11.8-12.2
勝ち時計:2.00.5(稍重) テン3F:36.2 上がり3F:35.9
振り返り
この日の中京競馬場は夜間に降雪があり、除雪作業を経て1時間遅れでスタート。雪の湿り気を帯びた馬場で一段とパワーが要る馬場に。メイショウゲキリンがハナを奪い、セルケトがぴったりと付いて行ったことで緩むところがなく、1,000M通過60秒6で推移。ほぼ一団の隊列からマテンロウレオが外から突き抜け。ダンテスヴューも外に持ち出してからよく伸びたがマテンロウレオに僅かに及ばなかった。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【▲】マテンロウレオ
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![](https://assets.st-note.com/img/1644137087884-WjESgE2kZN.png?width=800)
スタート一息ながら最内を立ち回って後方4番手を確保。道中ダンテスヴューとシェルビーズアイの後ろを間隔を開けて付いていき、直線に向くところで誰もいない大外へ誘導。右鞭で何度かモタれたが、内からダンテスヴューがやってきてこれに併せて差し返した。後ろ過ぎなかったことと併せる相手がいたことが勝因。
2着【△】ダンテスヴュー
![](https://assets.st-note.com/img/1644137574108-EdFQF5Iw5W.png?width=800)
しかしこの時、外のマテンロウレオ(青矢印)がスパートに入っていた。
スタートはまずまず、行き脚も今一つで道中はエアアネモイの後ろ、シェルビーズアイに外から蓋をされる形で5~6番手を追走。4コーナーでもシェルビーズアイに外をガードされ、直線に向いた当初は前が壁。ただストロングウィルが内に入っていった(モタれた?)ことで前がポッカリ開き、すかさずスパート。突き抜けるような勢いだったが、外のマテンロウレオに併されて競り負けた。もう一段前が取れていれば・・・。
3着【-】メイショウゲキリン
![](https://assets.st-note.com/img/1644138901350-1dbknzWQRq.png?width=800)
内のストロングウィルが抑えたことで大外から楽にハナ奪取。セルケトが鈴を付けに来てもお構いなくマイペース逃げ。直線でラチに寄せてスパート。左鞭でラチに寄り掛かかって戻しつつ粘り込んだ。ここがキャリア6戦目の成せる業。黄菊賞でジャスティンパレスの2着に粘った脚を見くびり過ぎた。
4着【-】アスクワイルドモア
![](https://assets.st-note.com/img/1644140374768-dqzKTrb2LT.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1644140737053-a5E3HzEeWv.png?width=800)
浮き上がるようなスタートで半馬身遅れ、そのまま後方へ。道中は内に入れ、直線に向いて外へと進路を切り替えたが前が壁。ストロングウィルが邪魔で突き抜けられず、マテンロウレオとダンテスヴューが抜けた後ろを通って大外に持ち出したものの、既に大勢が決した後だった。東京のような広いコースで最初から外差しに向ければもっとやれそう。
5着【○】ストロングウィル
行こうと思えば行けたが、鞍上がセーブして3番手からの競馬。4コーナーで気合いを付けて、セルケトに並びかけていくところまでは良かったがそこから伸びなかった。直線で内に入っていく場面はあったが、今回は概ね真っ直ぐ走っていた。
6着【-】フォースクエア
![](https://assets.st-note.com/img/1644141810326-tshzPy3y5I.png?width=800)
直後にいたフォースクエア(赤矢印)の進路をカットしてしまう。
軽く浮くスタートで若干出遅れ。一段後ろからの競馬になったが、すぐ内にいたショウナンマグマが1コーナーで不意に外に張り、前が詰まる形になって後退。マテンロウレオよりも後ろからの競馬になった時点で詰み。直線で後方から脚を伸ばしたが勝ち負けには遠く及ばなかった。これは度外視。
8着【△】セルケト
スタートして気合いを付け、メイショウゲキリンの外からこれに付いていった。付かず離れずで付いていき、直線でこれを捉えて交わす算段がいつまで経っても捕まらず、逆にこちらが力尽きた。今回も4コーナーで既に余裕が無く、端的に言えば能力不足。勝ちに行った結果で気にすることはない。
9着【◎】シェルビーズアイ
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スタートの出が甘く、セルケトに先に入られて後方待機が確定。コーナリングで内からショウナンマグマに張られてしまい、必要以上に外を通らされてしまった。ダンテスヴューと並んで追走し、直線に向いたところでダンテスヴューを内に閉じ込めて自らは外という美味しいシチュエーションを作れたが、そこから全く伸びなかった。1~2コーナーの不利を加味しても負け過ぎ。残念ながら普通に弱かった。
10着【-】エアアネモイ
最内からスタートを決めて3番手を確保。控える競馬は問題無かったが、4コーナー手前で早くも手応え一杯。「もともと喉に疾患のある馬で、(今まで)走っている分は出なかったけど、(今日は)気温が低い影響か、最後は歩いていました」(福永騎手)。あの~、こういうことは最初から言っといてもらえますかね。エアアネモイの馬券を買った人、ドンマイ。
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