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【レース回顧Vol.77】第13回レパードS

ロードシュトローム本命は流石に無謀過ぎた。メイショウムラクモは大外で評価を下げたが全く関係無かった。せめて押さえの馬複だけでも獲りたかったがスウィープザボードにスウィープされて今日もノーマネーフィニッシュ。はいはい。また来週~。

20210808新潟11R(1)

ルコルセールが若干出負けした以外は綺麗なスタート。まずは内からレプンカムイ、オセアダイナスティ、ロードシュトローム辺りがハナを窺う。メイショウムラクモは大外からどう動くか。

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レプンカムイがハナを取り切り、ロードシュトロームが2番手。これらの直後にテイエムマジックが入った。メイショウムラクモは外から押し上げ気配もまだ6~7番手付近。

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1コーナーカーブでメイショウムラクモがあっさり追い付いて3番手の外。スウィープボードも外を通って楽々ポジションアップ。

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前は溜め逃げ態勢。メイショウムラクモはいつでも動ける外3番手を確保。テイエムマジック、スマートパルフェら内側は滞留気味。

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人気の一角、ダート無敗3連勝中のルコルセールは3コーナー過ぎのこの位置で鞭が入っていて明らかに劣勢。ぶっ飛び確定。

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4コーナーを迎えるまでにロードシュトロームは手応え一杯で後退。先頭のレプンカムイにメイショウムラクモが外から併せに行く。一番外からはスウィープザボードがいい感じで上がってきていた。

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前2頭が後続を離してデッドヒート。追ってくるのはスウィープザボードのみで他は更に後ろ。この時点で上位3頭はほぼ決まりの状況。

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残り200Mでメイショウムラクモが前に出た。しかしここで善臣さん、鞭を落としてしまった。差し返される展開だとヤバイ。

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鞭を落としても全くの杞憂、手綱を押すだけでこの着差。レプンカムイは2着を死守できず、スウィープザボードに交わされて3着。スウィープザボードのおかげでギャンブルで大負けしました。さて、九尾鶴か。

逃げ候補は内からレプンカムイ、オセアダイナスティ、スマートパルフェ、ロードシュトロームと多数存在。この中では前走古馬相手に速い流れで抗ったレプンカムイが内から前に出そう。これらの後にホッコーハナミチ、テイエムマジック、ハンディーズピーク、ルコルセール、メイショウムラクモらが追走。馬場は日曜朝時点で含水率2%以下のパサパサ状態で、後方からの追い上げは厳しそう。前付けからそのままの展開を想定。

ビンゴ。直線に向いた時点で前にいた3頭で決着。勝ったメイショウムラクモが上がり3ハロン最速タイの脚を使っていた時点で後ろからの馬はノーチャンスだった。

1着○メイショウムラクモは1コーナーを回るところで外から前に追い付き、その後馬なりで3番手を追走。4コーナーでロードシュトロームが失速して2番手に上がり、直線でレプンカムイを余裕で突き放して完勝。大外というハンデがありながらの楽勝で、先々楽しみな存在。

【○】メイショウムラクモ
伏竜Sで負かされたゴッドセレクションは次走ジャパンダートダービーで僅差の2着。今回は大外枠から前に行くロスが気になるが不安はそれだけ。

2着-スウィープザボードは1コーナーでメイショウムラクモの後を追うような感じで外から上がっていって中団の外を確保。緩い流れで隊列が密集しても動きたい時に動くことができた。4コーナーで外から楽な感じで上がってきたのを見てやられたと思った。外枠は距離損だけではなくて被されない、自由に動けるというメリットもあるんだなと実感した。

【-】スウィープザボード
前々走からブリンカーを付け、前走4馬身差の快勝。勝つ時は千切って勝っており、嵌れば強いタイプ。相手が揃う今回は苦しいか。

3着▲レプンカムイは考えていたよりも序盤で押していた。向こう正面に入ってからはセーブし、4コーナーでメイショウムラクモに迫られながらインベタで必死の抵抗。しかし相手のスパートに付いて行けず、後ろからやってきたスウィープザボードに並ばれて競り負けてフィニッシュ。前走同様、目標にされた分の負け。

【▲】レプンカムイ
前走時の小倉は内枠先行天国で、同馬は大外枠から勝ちに行って2着。鮫島騎手騎乗時は【2・1・0・0】、内枠ゲットの今回は楽々先制。

9着△ホッコーハナミチはスタートからガシガシ追ったにも関わらず馬なりの他馬に次々抜かれて中団の内。勝負どころの行きっぷりも悪く、4コーナーで既に鞭連打。全てにおいてモッサリとした内容。予想でも行き脚の悪さについて触れたが、ここまで遅いとは想定外。とても前走レコード勝ちした馬とは思えない。

【△】ホッコーハナミチ
前走超高速前残りの小倉でレコード勝ちも行き脚は今一つ。今回行く馬多数で後手を踏まされそうなのがどうか。引き続き内枠ゲットで押さえる。

12着◎ロードシュトロームはスタートから促して先頭を窺う勢いで飛び出し、レプンカムイの外2番手を確保。緩い流れに乗り切ったと思いきや、4コーナーで追い通しになりスウィープザボードに外からあっさり捲られ、直線半ばで完全に力尽きて沈没。快速を活かすタイプでも、スタミナで粘るタイプでもない。残念ながら展開利だけで勝ち負けできるレベルに無かった。

【◎】ロードシュトローム
ジャパンダートダービーはユニコーンS勝ち馬スマッシャーを含む強敵相手にコンマ4秒差。前に行ける脚があるし、今回距離短縮の格落ち戦で躍動。

15着△ルコルセールはワンテンポ遅れてのスタートから軽くリカバーして中団後方馬群の中。とにかく行きっぷりが悪く、3コーナーを迎えるまでに既に追い通し。鞭を入れても上がって行くどころが下がっていく始末で、何の存在感も示せないままで終わった。揉まれる競馬が云々以前の問題。

【△】ルコルセール
ダートに替わって3連勝しているがいずれも外に持ち出しての楽な競馬。前走も少頭数で勝ってくださいの内容だった。揉まれた時に脆さが出そう。

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