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【レース回顧Vol.184】第29回平安S

レース結果・収支

1着【◎】テーオーケインズ(1番人気)
2着【-】ケイアイパープル(7番人気)
3着【○】メイショウハリオ(3番人気)
・・・
6着【△】オーヴェルニュ(2番人気)
7着【▲】サンライズホープ(4番人気)
・・・
13着【△】ブルベアイリーデ(5番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:39,190/63,900(61.3%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980


率直な感想

テーオーケインズは平均ペース前付けなら負けようがない。相手は前付けの馬とメイショウハリオを買って一丁上がり、のはずがケイアイパープルを切っていて無事志望。紐4点でも無駄な買い物が多い。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

この中間は降雨が無く、散水も実施無し。金曜朝時点の含水率はゴール前3.3%、4コーナー5.0%とパサパサ。レース当日は昼から弱い雨の予報が出ているが、お湿り程度で馬場に与える影響は軽微の見込み。明確な逃げ馬不在でケイアイパープルかサンライズホープが行っても競り合いにはならず平均ペース想定。それでいて力が要る乾いた馬場となれば前付けが優勢。

レース指標

LAP:7.2-10.9-11.3-13.4-12.9-12.6-12.5-12.3-11.6-12.3
勝ち時計:1.57.0(良) テン3F:36.1 上がり3F:36.2

サンライズホープがハナ、ダノンファラオが2番手に入り、ケイアイパープルは3番手。テーオーケインズは馬なりで4番手。想定通り平均ペースで流れ、4コーナーでケイアイパープルが動き、ダノンファラオを交わして先頭に立ったが、外からテーオーケインズが楽に詰めてきて交わして独走。後方からはメイショウハリオが離れた3着に来るのがやっとだった。


好走・凡退馬寸評、補足

1着【◎】テーオーケインズ

ケイアイパープル(青矢印)を外から交わしに行くテーオーケインズ(赤矢印)。
馬なりで詰めていって、ここで初めての鞭。格が違った。

出脚が抜群で、楽々前に出てきた上でサンライズホープらに行かせて内の4番手。直線に向くところでケイアイパープルの後ろから外に持ち出し、ケイアイパープルが先頭に立ったタイミングで外から馬なりで押し上げて勝負あり。使った鞭はケイアイパープルを交わすところの左鞭、抜け出したところで気合い抜け防止のための右鞭の計2発。それでいて上がり3ハロン最速。分かり切っていたが、ここでは役不足だった。

2着【-】ケイアイパープル

テーオーケインズ(青矢印)の後ろで出鞭が入るケイアイパープル(赤矢印)。
テーオーケインズ(青矢印)の外に出て前を窺うケイアイパープル(赤矢印)。
行き脚は速くないが、ガシガシ追って無理矢理前に出してくる。そして残る。

とにかく先行意識の強い馬で、今回もスタートから出鞭を入れて前へ。4コーナーの仕掛けも明らかに早く、テーオーケインズが来るまでに抜け出したかったが、そのテーオーケインズにあっさり捕捉されてしまった。その後も鞭をバシバシ入れて食い下がったが一瞬で突き放されて終了。これはどう乗っても2着が天井。この馬の走りを見る限り、ダートで前に行けるというのは一種の才能だと思う。

3着【○】メイショウハリオ

テーオーケインズ(青矢印)を前に見る位置を進むメイショウハリオ(赤矢印)。
直線半ばで内にモタれるメイショウハリオ(赤矢印)。
浜中騎手は手綱を右に引いて制御、左鞭連打で真っ直ぐ走らせたが間に合わなかった。

スタートは五分に出たものの行き脚は無く、テーオーケインズの後ろを狙って内に入っていったが少し離れた位置を追走。ただ内を丁寧に立ち回り、向こう正面ではテーオーケインズを前に見る位置を確保できていた。ただ外はビッシリ張っていて身動きが取れず、直線に向いてからスワーヴアラミスの外に持ち出してスパート。しかしスワーヴアラミスを交わしたところで内にモタれていた。チャンピオンズCの時よりはマシだったが、今後も課題として残る。

6着【△】オーヴェルニュ

テーオーケインズ(青矢印)に外に行かれ、単独で差し込むオーヴェルニュ(赤矢印)。
昨年は重馬場で1分54秒7のレコード勝ちだったが、乾いた砂だと迫力不足。

当初の行き脚は一番良く、そのまま前に出してくるかと思いきや結局他に行かせて中団内で待機。4コーナーでテーオーケインズの背後を取ったものの、テーオーケインズは外に行ってオーヴェルニュは内へ。脚は十分溜まっていたはずだったが、ジリジリとしか伸びず埋没。良馬場だと時計面で不安がある。

7着【▲】サンライズホープ

ケイアイパープル(赤矢印)が依然先頭も、ダノンファラオ(青矢印)に外を張られ、
ケイアイパープル(緑矢印)にも早めに上がって来られてピンチ。

巨体を揺らし、馬なりでハナ奪取。展開は思い描いた通りだったが4コーナーでダノンファラオ、ケイアイパープルが早めに寄せてきて俄かに防戦一方。結局ケイアイパープルに並ばれたところで力尽きて後ろに下がっていった。前に行けるがプレッシャーに弱い。この内容だと今後もしんどい。

13着【△】ブルベアイリーデ

スタート後の行き脚がイマイチで、前を取り切れず中団からの競馬。向こう正面で押し上げて5番手に付けたものの、4コーナーで手応えが怪しくなって直線全く伸びず馬群に沈んでいった。距離が長いのかもしれないが、ちょっと負け過ぎ。

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