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【レース回顧Vol.301】第28回アンタレスS

レース結果・収支

1着【△】プロミストウォリア(1番人気)
2着【▲】ヴァンヤール(4番人気)
3着【-】キングズソード(2番人気)
・・・
5着【◎】カフジオクタゴン(3番人気)
6着【○】ケイアイパープル(5番人気)
・・・
10着【△】サンライズホープ(6番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:30,260/51,100(60.4%)


率直な感想

内にメイショウカズサがいるからプロミストウォリアは逃げられないでしょ。って、普通に逃げた。ま、まぁメイショウカズサがしっかり付いて行ってるし、4コーナーで共倒れでしょ。って、普通に突き放した。ま、まぁカフジオクタゴンが来てるし、最悪3連複は当たるでしょ。って、内から岩田親父・・・。


テーマの振り返り

距離短縮組が強い→ハズレ

地方の1,900M以上のレースを経由した馬は【6・5・2・20】、単回値107・複回値88と好成績をマーク。特に名古屋大賞典(名古屋ダート1,900M)との相性が良く、一昨年は名古屋大賞典3着経由のロードブレス(6番人気)が3着に入った。

距離短縮組はケイアイパープルの6着が最高。特に見どころ無し。

前走OPクラス以上勝ち馬は軽視不可→ビンゴ!

前走オープンクラス以上のレースで4コーナー3番手以内に付けていた馬は【6・4・1・8】、単回値92・複回値96と更に期待値が増す。要するに前付けで勝った直後の馬は素直に買い。

前付けで勝った直後の馬はプロミストウォリアしかおらず、順当勝ち。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は概ね好天だったが金曜夜から雨が降り始めて土曜は不良でスタート。日曜は重スタートで朝から晴れ。含水率は4コーナー17.9%、ゴール前16.9%。土曜の降水量は14.5ミリとあまり大したことはなかったが、一日中降り続いたので含水率は高め。

  • 土曜のダートは行った者勝ちで、1・3・4・8・10レースはハナを奪った馬と2番手追走の馬による行った行った。1,800Mの勝ち時計は2レースの未勝利戦が1分52秒5、12レースの1勝クラスが1分52秒0。GIIIなら1分51秒を切るぐらいのスピード決着が見込まれる。先行力と時計実績重視。

2回阪神7日目(2023年4月15日)のダート戦決まり手一覧。
  • ペース想定:平均~やや速い(59秒後半~60秒台)

  • メイショウカズサが内枠を活かしてハナ。プロミストウォリアはテンがそれほど速くない上に外枠ということで2番手以降の追走に回りそう。カフジオクタゴン、ケイアイパープル辺りは内から楽に前付け。時計が速く後ろからの差しはしんどい。内枠先行馬を狙い打ちたい。

レース指標

LAP:12.4-10.6-12.5-12.0-11.9-12.1-12.2-12.5-13.3
勝ち時計:1.49.5(重) テン3F:35.5 上がり3F:38.0

レースの振り返り

フルデプスリーダーがゲート内で立ち上がり、落ち着くのを待ってからのゲートオープンで幾分バラっとしたスタート。メイショウカズサが僅かに出負けした一方、プロミストウォリアは一完歩目から加速が乗って楽な手応えであっさりハナ。いきなり読み違い。カフジオクタゴンは想定以上に遅く、内で踏ん張って3番手がやっと。どう見ても付いて行かされている感アリアリ。これはマズい・・・。

スタート後、行き脚十分で内に切り込んでいくプロミストウォリア(赤矢印)。
緑帽の2頭がカド受け(※)にならず、楽に内に入っていく。
カド受け・・・ボート用語。ダッシュ勢(プロミストウォリア)のすぐ内側で壁の役目。

・フルデプスリーダー号は,枠内駐立不良〔立上る〕。
・フルデプスリーダー号は,令和5年4月17日から令和5年5月16日まで出走停止。停止期間の満了後に開催競馬場で発走調教再審査。

競走中の出来事等(JRA発表)

プロミストウォリアには一応メイショウカズサが喰らい付いていたけど、当のプロミストウォリアは意に介せず。直線に向いたところであっさり振り切って独走態勢。メイショウカズサの外からカフジオクタゴンが進出・・・も脚色が鈍い。外からヴァンヤールがやってきて、とりあえず3連複は当たりかなと思ったら内からキングズソード@岩田親父!オワッタ。

プロミストウォリア(赤矢印)は終始先頭のまま他に抜かせず。
ヴァンヤール(青矢印)は4角外前から効率良く差し込むも及ばず。
キングズソード(緑矢印)は内ピタから直線渾身の内突き。

勝ち時計1分49秒5(重)は直近10年でテーオーケインズが勝った一昨年の1分49秒0(重)に次ぐ2番目の高速決着。ラスト1ハロンが大きく落ち込む13秒3、上がり3ハロンも38秒0を要す消耗戦になったが、今回前で残したのはプロミストウォリアのみ。ごめんなさい、相当強いよこのお馬さん。前述のテーオーケインズは次走で帝王賞を制した。プロミストウォリアもこの領域に達することが出来る馬だと思う。

ヴァンヤールは競争中止を挟んで3戦連続2着。4コーナーから動いてプロミストウォリアとコンマ1秒差なら上出来。キングズソードは内ピタで回ってきて岩田親父の十八番・内突き炸裂。一瞬ヴァンヤールの前に出たように見えたが差し返されてラストは観念して3着。使える脚が一瞬っぽい。小回りローカルで捲らせれば無双しそう。

カフジオクタゴンは時計面に壁がある。マーチSより時計を1秒以上詰めたが及ばなかった。ケイアイパープルは付いて行くのが精一杯といった感じで、3コーナー過ぎから早くも鞭がバシバシ入っていたのを見てダメだと思った。砂質が重い地方のダート向き。サンライズホープは僅かに出負けして後方待機が確定。3コーナー過ぎから力に任せて捲りに行ったが直線で脚が上がって終了。時計が速過ぎた。

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