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【レース回顧Vol.111】第56回デイリー杯2歳S

まあアレだ、セリフォス強ぇーわ。ソネットフレーズも2戦目でセリフォス相手にクビ差は普通に考えてヤバい。暮れのGIで勝ち負けしそうな馬相手では、残りの5頭は厳しかった。それにしても、高野さんはいい加減現実に目を向けるべきではないでしょうか。POGで持ってるだけの私は負けても痛くも痒くもないが、出資者はたまったものじゃないでしょ。

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ウナギノボリの出遅れ率100%継続。・・・スタニングローズ?えっ、前に行くの?やっとまともな競馬が見られるのか?

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スタニングローズが逃げる展開。自分から行ったというよりは押し出された形。ドグマは抑えて2番手、プルパレイが外から前の出方を窺う。ソネットフレーズは内で自重。

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セリフォスは前に行かせて後方待機。えらく余裕かますなぁ。流れ緩そうなのに大丈夫か?

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途中でプルパレイが先頭に替わって、スタニングローズは抑えて2番手。セリフォスもすぐそこまで追い上げてきていた。

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セリフォス(黄)は大外、ソネットフレーズ(青)とカワキタレブリー(緑)は内に入れての追い出し。プルパレイ先頭、スタニングローズが外から追い掛けていく。

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ソネットフレーズが内から、そしてセリフォスが外から急伸。スタニングローズは伸びない。アカン、基礎能力が違い過ぎる。

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ソネットフレーズも内から伸びてはいたが、セリフォスに交わされる感じしかしなかった。負ける感じがしないというか、何というか・・・。

少頭数だけに何が行くにしても全馬一団での推移。なるべく前に付けて、前で速い脚を繰り出した者勝ち。サウジアラビアRCと同じような結果になりそう。ここでコマンドラインしそうな馬から買えばOK。

ビンゴ。なのだが、サウジアラビアRCのような単純なレースにはならなかった。道中後方に構えて勝負どころで上がってきて直線大外なで斬りとか、完全にGI馬の走りですやん。

1着▲セリフォスはスタートを出た後何もせず後方待機。後方をゆったり進ませて、3コーナーを過ぎたところでオート進出。4コーナーで惜しげもなく馬場の良い大外に持ち出して、軽く促して加速。ラスト200M手前で鞭が入って一段と加速、内のソネットフレーズをきっちり捉えてゴール。着差は僅かでもかなり大雑把な競馬をしての勝利で、力の差は歴然。

【▲】セリフォス
新馬戦も新潟2歳Sもラチ寄せスパートで完勝も、後者に関してはガラ空きの内を掬ったコース取りが嵌った感。絶対的な存在ではない。

2着◎ソネットフレーズは外の出方を窺いつつ一旦控えに回り、先頭まで3~4馬身の位置を追走。直線でプルパレイの外に振ろうとしていたが上手く行かず、再度内に入れてスパート。この内外の迷いが明暗を分けた感じもしなくはないが、セリフォスに勝てる感じはしなかった。牝馬同士なら大威張りできそう。

【◎】ソネットフレーズ
新馬戦はスタート一息ながら流れに乗り、直線半ばまで持ったままから鞭を入れて独走。ルメール騎手なら確実に前付けしてくるし、勝ち負け必至。

3着-カワキタレブリーは五分のスタートから後方で気負い気味の追走。早めに押っ付けて直線は内へ。ラチに寄せてスパートして、粘って粘って3着に喰い込んで波乱を演出。能力が足りないとみて切り捨てた馬にここまで頑張られると乾いた笑いしか出ない。

【-】カワキタレブリー
もみじSも無理に仕掛けず後方に待機するも不発。距離が延びて変わる感じもしないし、単純に能力が足りない。

4着○プルパレイはスタートからさほど進んでいかず、先頭に立ったのはスタートしてから30秒後。それもスタニングローズが引く形でのハナ。直線半ばまで先頭で頑張っていたが、坂下でソネットフレーズとセリフォスが来たところで苦しくなった。開催が進んで力の要る今の馬場はしんどかった模様。

【○】プルパレイ
2戦目の勝ち上がりが前付けでレコード勝ち、アスター賞はスロー逃げで完勝。ここも自在の立ち回りでマイペースで運べそう。

5着△スタニングローズは好スタートからそのまま押し出される形でハナ。途中でプルパレイに先頭を譲って2番手、直線外から差し向けたがフラついて伸びず。セリフォスが来てからは文字通り手も足も出なかった。明らかな力負け。重賞挑戦は無謀だったと反省して、自己条件を使ってもらいたい。

【△】スタニングローズ
2戦目の阪神は前付けから完勝。新潟2歳Sは出遅れ、サウジアラビアRCも内枠から控えて直線前が壁。内枠を引いた今回も前走の再現か。

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