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【レース回顧Vol.377】第74回チャレンジC


レース結果・収支

1着【◎】ベラジオオペラ(3番人気)
2着【△】ボッケリーニ(2番人気)
3着【-】イズジョーノキセキ(9番人気)
・・・
5着【▲】マテンロウレオ(6番人気)
6着【○】ガイアフォース(1番人気)
・・・
9着【△】ウインマイティー(10番人気)
・・・
馬複4点的中!(11.8倍) 3連複6点ハズレ
レース収支:+180 累計回収/投資:161,790/167,400(96.6%)


率直な感想

ベラジオオペラ、これは勝ったでしょ。と思ったら内からスルスルとボッケリーニ。モレイラさん凄いな・・・。で、3着は買ってない2頭の争い。内突きの岩田親父はとりあえず買わないとダメですね。あ、ベラジオオペラ勝ってた。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 阪神は4回5日目(9月18日)以来のAコースで開幕。例年馬場状態は良好で、昨年は1分57秒5というかなり速い時計で決着した。

  • テーオーシリウスの逃げ。今回はユニコーンライオンのような同型が見当たらないので楽に行けそう。但し2番手以降がフェーングロッテン、ガイアフォース、ボッケリーニ、ウインマイティーと重賞勝ち馬が並びそうなだけに前にプレッシャーが掛かる。開幕週だけに基本的に前重視だが、時計実績がある差し馬が狙い目。

レース指標

LAP:12.5-11.3-12.5-12.1-11.5-11.9-11.9-11.7-11.6-11.8
勝ち時計:1.58.8(良) テン3F:36.3 上がり3F:35.1

レースの振り返り

揃ったスタートだったが、フェーングロッテンだけ異常に行き脚が付かず後方からの競馬。どうした?内からベラジオオペラが出を窺うところへ外からテーオーシリウス。そりゃ行くよね。最高速度は65.1km/h。フリームファクシも出てきた。あ、君も行くんや。ガイアフォースは3番手、ベラジオオペラはこれらの直後に入った。

テーオーシリウスの逃げは緩め。フリームファクシは口を割って掛かるような挙動。そういえばこういう馬だったな・・・。ガイアフォースも折り合い重視の追走。あーあ。この馬は真面目に折り合わせたらダメなんだって。ベラジオオペラは周りを囲まれて窮屈なところを追走。出せたら勝てる、出せれば。ボッケリーニとイズジョーノキセキはこの直後の後ろにいた。これらも内を割れるかどうか。

ベラジオオペラ(赤矢印)は周囲が完全に壁。
ボッケリーニ(青矢印)もこの内で同じく周りが壁。

1,000M通過59秒9は馬場を考えればスローペース。抜きどころらしい抜きどころが無く、エピファニーが外を通って上がってきたのを除けば4コーナーはみんな固まったままの状態。ベラジオオペラは前が壁。割れるか?あ、ガイアフォースとエヒトの間が割れた!行ける!GO!

ガイアフォースとエヒトの間が開いてスペース出現。
ベラジオオペラ(赤矢印)、GO!
イズジョーノキセキ(緑矢印)、ボッケリーニ(青矢印)は内を選択。

ベラジオオペラは鞭を入れる前からガイアフォースを弄ぶような挙動。そして鞭が入って先頭。よし、これは勝った。ん?内から何あれ?ボッケリーニ?うわ、出し抜かれた!勝ってたのに負け?嘘やん。馬複だからどっちでもいいんだけど、本命にしたベラジオオペラに勝ってもらいたい。うわー、並んだままゴール。3着はイズジョーノキセキとエピファニーが接戦。

一旦は完全に抜け出したベラジオオペラ(赤矢印)だったが、
ボッケリーニ(青矢印)が内からスルスル抜け出してくる。
イズジョーノキセキ(緑矢印)は内突きというより中突き。
鼻の皮一枚レベルの微差。めちゃくちゃ際どい。

ベラジオオペラは自在な立ち回りが魅力。今回は前に出しての競馬で、道中周りを囲まれながらスムーズに捌いて勝利。ボッケリーニにハナ差とはいえ、ダービー以来かつ20kg増で勝てたのは評価しておきたい。ボッケリーニはモレイラさんの最内突きが奏功。開幕週かつAコースなら内を通ったほうが有利ということがよく分かる走りだった。

イズジョーノキセキは内枠から内を選択して直線は外寄りを選択。直線に向いてから前が開くのを待った分差し損ねた感じ。岩田親父は常に内を狙っているので、人気が無い場合は必ず抑えたい。体感的には2~3回に1回は「岩田親父の内」が来ている気がする。

マテンロウレオは外枠ということで自在に立ち回れた反面、4コーナーで後手に回って直線は前が壁。あれだけ進路を迷ってフラフラしていたら来れるものも来れない。これは実質スローペースで前が固まった展開のアヤ。

ガイアフォースは折り合わせる競馬だと淡泊というのはAJCCやオールカマーと同じ。駆け引き下手で、何も考えずぶっ飛ばす競馬が合っている。マイルのほうが良いと思う。今後も中距離を使うならペース次第で軽視する。

ウインマイティーは内枠から内の絶好位が取れたものの、直線でフリームファクシが壁になり、外に持ち出したところで脚が上がってしまった。これが引退レース。お疲れ様でした。

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