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【レース回顧Vol.395】第41回東海テレビ杯東海S


レース結果・収支

1着【○】ウィリアムバローズ(2番人気)
2着【-】オメガギネス(1番人気)
3着【-】ヴィクティファルス(4番人気)
・・・
5着【△】オーロイプラータ(6番人気)
6着【◎】ペプチドナイル(3番人気)
7着【△】ミッキーヌチバナ(8番人気)
・・・
10着【▲】タイセイドレフォン(7番人気)
・・・
単勝2点的中!(5.5倍) 馬複7点ハズレ 3連複3点ハズレ
レース収支:-650 累計回収/投資:4,630/10,800(42.9%)


率直な感想

オメガギネス、京都の重いダートをこなせるかどうか分からないのに単勝2.0倍。当然違う馬の単勝を買って当たり。しかしオメガギネスもヴィクティファルスも切ったので他の馬券はハズレ。雨が上がって田んぼ回避、適度に締まって速い砂。これでは後ろからではしんどい。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 前日からの雨で馬場は不良。しかし見た目は同日の中山のような田んぼではなく、含水率も16%前後で重に近い状態。稍重~重実績に注目。

  • 改装後の京都はやたらと砂が重く、直線平坦にも関わらず上位クラスでもラスト1ハロンが13秒ほど要している。これは馬場が湿っても同様。基本的に速さに任せて押し切るような馬場ではない。

  • 明確な逃げ馬不在。ペプチドナイルは前走で差すことを覚えたのでわざわざ行かないだろうし、ウィリアムバローズも前に行くには枠が遠い。初ダートでもバビットが行きそう。オメガギネス、タイセイドレフォン、ウィリアムバローズ辺りがこの後に続く。行き脚がイマイチな馬が多く、隊列は縦長を想定。淡々と流れて中団より前での押し切り決着。

レース指標

LAP:12.2-11.8-12.5-12.4-12.2-12.1-12.2-11.7-12.1
勝ち時計:1.49.2(重) テン3F:36.5 上がり3F:36.0

レースの振り返り

レッドファーロ、スマッシングハーツ、オーロイプラータが弱いスタート。バビットが快速を効かせてハナ。ウィリアムバローズがこれに馬なりで付いていって2番手、続いてオメガギネスが3番手。口を割って掛かっているように見える。よしよし、そのまま突っ込んで飛んでくれ。ヴィクティファルスは最初のコーナーで内を立ち回って4番手、ペプチドナイルはこの後ろで5番手。折り合いは・・・こちらも怪しい。うーむ。

タイセイドレフォンは6~7番手の外。もう一段前が欲しかったところ。ブライアンセンスはこの後ろで首を上げて落ち着かない。スローなのかな。ミッキーヌチバナは中団内で内突き狙い。オーロイプラータは後方3番手で後方2番手で押っ付け気味。1,000M通過61秒1はこの馬場状態だと緩い。これは前が残りそう。

ウィリアムバローズが外にオメガギネスを従えて4コーナーから直線へ。これらの直後からは内ヴィクティファルス、外ペプチドナイル。ウィリアムバローズが半馬身先行、オメガギネスが追いかける。3番手以降は少し離れて前2頭のマッチレース。後ろからは何も来ない。オメガギネスが少し遅れてその差は1馬身。ウィリアムバローズが止まらずそのまま押し切り。

先導役のバビットがタレた以外は4コーナーで前のほうにいた馬でワンツースリー。ウィリアムバローズは不良馬場のマーチSでハナ差2着、オメガギネスはグリーンチャンネルCで昨年の東京ダート1,600MでNo.3の時計で勝利。そりゃこの馬場では止まらないよね・・・。砂質が重くても雨が降って砂が締まると普通に速い。ラスト1ハロンの落ち込みも見られなかった。

ヴィクティファルスは内を綺麗に立ち回って3着。意外と何でも出来るんだな思った。ブライアンセンスとオーロイプラータはこの馬場で差しでは厳しかった。オーロイプラータは上がり最速の無駄遣い。どこかで嵌るとは思うが、見定めるのが難しい。京都1,900Mか東京2,100Mで狙うべき馬。

ペプチドナイルは道中掛かったのと、時計が速過ぎて根負け。これだけ速いと追い上げるほうがしんどい。今回は逃げのほうが良かったのでは・・・。ミッキーヌチバナは作戦通りの内突き敢行で完敗。速さも力も足りない。タイセイドレフォンは前走ほどではないが今回も4コーナーで遅れ気味。速さが全く足りていない。


レース結果からの教訓

  • 砂質が重くても雨が降って砂が締まると他場と一緒。良馬場と湿った馬場の区別は付けること。

  • 持ち時計の裏付けのある馬が先行するとまずタレない。1分49秒2の決着を後ろから差すのは物理的に無理がある。

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