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【競馬予想Vol.363】第168回天皇賞・秋



トラックバイアス分析・展開予想

  • 東京は今週からBコース使用も、内の傷んだ部分がカバーし切れておらず引き続き外差し優勢。時計は土曜10Rの紅葉S(3歳以上3勝C/芝1,600M)で1分31秒9が出るなど高速。

  • ジャックドールの逃げ。ノースブリッジ、エヒト、ガイアフォースと人気薄が好位を固める布陣。ペースは1,000M通過58秒後半のやや速い流れを想定。昨年は1,000M通過57秒4で流れて縦長になったが、今年はほぼ一団の推移になりそう。時計が速いので真後ろからの差しではしんどく、中団より前に構えそうな馬に狙いを定めたい。


全頭分析

【-】ノースブリッジ

(+)昨年はラチ接触でリズム崩す。岩田親父の魂の内突きで大波乱。
(-)ムラ駆け傾向でアテにならずベストパフォーマンスでも足りない。

【-】エヒト

(+)小倉記念は内枠活かして早め押し切り。内枠引いた今回再現狙い。
(-)前走は付いて回っただけ。相手のレベルが上がると何も出来ない。

【◎→○】ドウデュース

(+)東京2戦2勝、イクイノックスを下した舞台。良馬場なら勝ち負け。
(-)京都記念以来の実戦。ダービー以降の上積みはその京都記念のみ。

【△】ダノンベルーガ

(+)前走は内狙うも伸びず。昨年3着、今回のコースはベストマッチ。
(-)決め手上位もエンジンの掛かりが少々遅い。差して届かず懸念。

【-】ガイアフォース

(+)前走は緩い逃げに翻弄されて凡退。締まった流れで居残り妙味。
(-)マイルを使ったり伸ばしたり落ち着かない。中途半端では厳しい。

【△】ジャスティンパレス

(+)離して勝つパフォーマンス優秀。2,000Mはむしろ得意まである。
(-)宝塚記念は3着に滑り込んだという内容。時計勝負になると不安。

【○→◎】イクイノックス

(+)GI4連勝中の世界最強馬。休み明けでも仕上がり上々で5連勝濃厚。
(-)今回は相手揃う。昨年や前走のような位置取りなら取りこぼしも。

【-】ヒシイグアス

(+)前々走は内前有利、前走は重たい馬場。フラット馬場で巻き返し。
(-)このメンバーを後ろから差すのは厳しい。着拾いできるかどうか。

【-】プログノーシス

(+)札幌記念は自在性を発揮して大楽勝。川田騎手騎乗時は6戦全勝。
(-)国内GI・東京共初出走。スタート遅くここで置かれると届かない。

【▲】ジャックドール

(+)昨年から大阪杯勝ち上積み。逃げて6勝の積極性発揮で一角崩す。
(-)控えると平凡。藤岡佑介騎手に行き切る度胸があるかどうか。

【-】アドマイヤハダル

(+)毎日王冠は最後方から上がり最速で接戦。失うものは何もない。
(-)前走より更に相手強化。気軽に行ける立場とはいえ限度がある。


結論

トラックバイアスや相手が異なるので単純比較はどうかとは思うが、ドウデュースが勝った京都記念は宝塚記念と同じ阪神芝2,200Mで行われて、ドウデュースは2分10秒9で3馬身1/2勝ち。イクイノックスは2分11秒2でクビ差勝ち。やはり今回イクイノックスを倒せる馬がいるとすればドウデュースということになりそう。マイルGIを勝った馬だし、良馬場の2,000Mならイクイノックスよりドウデュースのほうが上。どうせ外れるならこの馬に◎を打って散りたい(イクイノックスからも買うけどね)。
【10/29 14:00追記】
ごめんなさい。戸崎さんは信用できません。印を落とします。

イクイノックスは宝塚記念が行き脚付かずの展開でどうなるかと思いきや、最終的に大外からブッ差し。昨年もあそこから届くんかい!というレースをやったし、差し届かずの可能性に賭けるのは相当分が悪い。むしろドバイシーマクラシックのようにシレッと先頭に立って公開調教すらやりかねない。実に予想し甲斐の無い退屈な馬である(注:誉め言葉です)。
【10/29 14:00追記】
やっぱりGIはルメール。浮気してごめんなさい。◎に変えます。

ドウデュースもイクイノックスも基本的に後ろから行く馬なので、妙味を探すなら前に行く馬。ジャックドールは昨年の金鯱賞を1分57秒2、今年の大阪杯を1分57秒4でそれぞれ逃げ切り勝ち。この中間はコースで2週連続ラスト2ハロン22秒台前半とかよく分からん位キレッキレの好仕上がり。今回再び手綱が戻ってきた藤岡佑介の意地を見たい。中途半端な競馬はするな。

ジャスティンパレスは神戸新聞杯が3馬身半、阪神大賞典が1馬身3/4、天皇賞春が2馬身半と勝つ時は離して勝つスキル持ち。2,000M~2,200Mで【3・1・1・1】の馬がバリバリのステイヤーというのは無理がある。むしろ中距離でこその馬なんじゃないか?スタートを決めて前付けなら、ダービーのアスクビクターモアのような競馬が可能ではないかと思う。

ダノンベルーガは昨年の天皇賞秋でイクイノックスにコンマ2秒差。札幌記念は伸びない内に入れてのポジションアップが愚策。そもそも先天的な右トモの弱さから右回りコースを避けてきたのに、わざわざ札幌記念を使ってきたのは叩きの意図がミエミエ。左回りで良馬場の時計勝負なら当然変わってくる。2~3着なら十分圏内。

◎ドウデュース
○イクイノックス
▲ジャックドール
△ジャスティンパレス、ダノンベルーガ
3連複◎○2頭軸総流し(9点)、3連単F◎○→◎○▲→◎○▲△△(12点)

【10/29 14:30追記】
ドウデュースの鞍上がユタカさんからまさかの前詰まりキング・戸崎さんへ変更。この枠だと詰まって3着以下もあり得る。ドウデュースとイクイノックスを入れ替えて、3連単イクイノックス1着固定流しとドウデュース→イクイノックス→他3頭に変更。3連複2頭軸総流しは継続。

◎イクイノックス
○ドウデュース
▲ジャックドール
△ジャスティンパレス、ダノンベルーガ
3連複◎○2頭軸総流し(9点)、3連単◎1着固定流し、○→◎→▲△△(15点)

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