【レース回顧Vol.369】第58回デイリー杯2歳S
レース結果・収支
1着【◎】ジャンタルマンタル(1番人気)
2着【-】エンヤラヴフェイス(8番人気)
3着【-】ナムラフッカー(10番人気)
・・・
5着【▲】メイショウサチダケ(9番人気)
6着【△】カンティアーモ(3番人気)
・・・
9着【○】ダノンキラウェア(2番人気)
10着【△】フルレゾン(4番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:154,390/157,100(98.3%)
率直な感想
ジャンタルマンタル、内をこじ開けて抜けてキター!狙い通り。で、メイショウサチダケも頑張っている。後ろからはまだ来ない。よーしよし、OK。そのままで宜しい。後ろからは来なくていい。よーしよs・・・、えんやらぶふぇいす?要らん、マジで要らんからね。要らんってのに。ああ・・・。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
開催が進んで馬場が荒れ始めてきているが、内を立ち回った馬が優位に運んでいる。先週土曜メインのファンタジーS(2歳牝GIII/芝1,400M)は4角外前の馬が勝って、2・3着は内差し。日曜10レースの醍醐S(3歳以上3勝C/芝1,200M)は内差しの馬が1着、12レース(3歳以上1勝C/芝1,400M)は15番人気の馬が内一杯に逃げて2着に入った。
快速馬不在でスロー見込み。その上前日の雨が残って渋った馬場。少頭数であまり関係無いかもしれないが、外よりは内、後ろよりは前が基本戦術になりそう。
レース指標
LAP:12.3-11.0-11.7-12.4-12.1-11.9-11.2-11.9
勝ち時計:1.34.5(稍重) テン3F:35.0 上がり3F:35.0
レースの振り返り
桃帽の2頭が好スタート。ジャンタルマンタル、ダノンキラウェア、メイショウサチダケ、ジューンブレアと他も軒並み好発進。メイショウサチダケとジューンブレアが互いに譲らず、この間からテイエムチュラランが加わってペースアップ。最高速度は67.4km/h。
ジャンタルマンタルはやたらと行きたがっていたが、掛かっているのではなく行きっぷりが良いだけ。ダノンキラウェアが横にぴったり付けていても気にならない。むしろフルレゾンの仕掛けが早いのが気になった。これはムーアさん、折り合い失敗か?カンティアーモも想定よりも後ろにいた。これはマーカンドさん、ペケですね。
メイショウサチダケ先頭で4コーナーの下りへ。ジャンタルマンタルは内でジッと我慢。隣のダノンキラウェアがしんどくなってきて後退、外の壁が解除。しかし外に出す必要は無いのでどうでもいい。フルレゾンが外を捲って直線へ。
ジャンタルマンタルは内回りとの合流点でササッと内に入れ、メイショウサチダケの内を強襲。ラチ沿いのスペースから抜け出して独走態勢。あれ?こんなに強かったのか。2番手でメイショウサチダケが粘っている。よーしよし。それでいい。って、ゴールはまだか?遠いよ。あーあ、エンヤラヴフェイス来ちゃったよ・・・。
内枠を引いた上でスタートを決め、道中しっかり我慢して内から抜けてきたジャンタルマンタルの順当勝ち。父Palace Maliceは謎だったが、その母はPalace Rumor(パレスルーマー)。つまりジャスティンパレスの兄。皆さん知ってました?私はたった今知りました。
エンヤラヴフェイスは前走スタート直後に包まれてやる気を無くしていたが、今回はスタートを決めた上で中団の外を追走。道中は外追走でも直線に向いてから次第に内に入れていたのは見逃せない。道中エンヤラヴフェイスと同じところにいて、直線で外差しに向けたナムラエイハブは4着に終わった。大外最後方から3着に来たナムラフッカーは謎。
メイショウサチダケは残り1ハロンできっちり脚が上がっていた。この馬場で残れないようでは困る。1,400Mで逢いましょう。カンティアーモは行き脚がイマイチで相対的に後ろに置かれてしまい、4コーナーで更に行きっぷりが落ちて最後方まで下がってしまった。ただ最後の最後に追い上げて6着ということで、キャリアを重ねる毎に良くなっていきそうではある。
ダノンキラウェアは稍重で持ち時計を1秒9更新して負け。1,000M通過59秒5は想定より速かったが滅茶苦茶速いということもなく、この位こなしてもらわないと困る。残念ながら重賞レベルには無い。フルレゾンは道中で鞍上と喧嘩していた時点でお察し。4コーナーを捲って勝負に出たが案の定全く伸びず、ラストは観念して流していた。若駒らしい負け。
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