【レース回顧Vol.201】第58回函館記念
レース結果・収支
1着【-】ハヤヤッコ(7番人気)
2着【○】マイネルウィルトス(1番人気)
3着【-】スカーフェイス(4番人気)
・・・
5着【△】サンレイポケット(3番人気)
・・・
9着【▲】ランフォザローゼス(14番人気)
・・・
11着【△】サトノクロニクル(10番人気)
・・・
16着【◎】ギベオン(6番人気)
馬複10点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:84,870/84,500(100.4%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
激重馬場だって分かってたのに、ダート馬に考えが及ばなかった。7番人気ってことはみんな気付いていたのか・・・。本命馬は大差シンガリ負け、相手もマイネルウィルトスを除いて壊滅状態。お手軽穴狙いに走ってつまらない外し方をしてしまった。
テーマの振り返り
巴賞で後ろから行って凡退していた馬を狙え→ドボン
巴賞で後ろから行った馬はランフォザローゼス9着、アイスバブル10着、サトノクロニクル11着。馬場が悪過ぎて後ろに構えた馬は論外だった。トラックバイアスを無視するとこうなる。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.2-11.1-12.0-12.3-12.5-12.3-12.9-13.2-12.5-12.6
勝ち時計:2.03.6(重) テン3F:35.3 上がり3F:38.3
昼過ぎから雨足が強くなり、重まで悪化。レッドライデンが緩めず逃げて、1,000M通過60秒1。これに付いていった馬は漏れなく失速、4コーナー外前から抜け出したハヤヤッコ、マイネルウィルトスが後続を離してワンツー。上がり3ハロン38秒3のサバイバル戦。ハヤヤッコはダート重賞勝ち馬、マイネルウィルトスは不良の福島民報杯勝ち馬で、上がりを要す馬場の適性は言わずもがなだった。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【-】ハヤヤッコ
行き脚が付かずモタついたものの、最内のメリットを活かして6番手という比較的前目のポジションを確保。道中はずっと内を通らされたが脚色は衰えず、4コーナーも比較的楽な手応えでタイセイモンストルの外を捲って直線に向いて早くも先頭。唯一追ってきたマイネルウィルトスに詰めさせず押し切った。馬場の内を通ってもスピードが落ちなかったのは戦歴を見れば明らかだった。今回この馬に印を回せなかったのは大失態。
2着【○】マイネルウィルトス
横一線の綺麗なスタートかと思いきや、唯一マイネルウィルトスだけが後手を踏み、隣枠のタイセイモンストルに前に入られて後ろからの競馬が確定。最初のコーナーで最後方を走っていたのを見て終わったと思った。道中は惜しげもなく大外に持ち出し、3コーナーを過ぎてからオートで捲って直線に向くところでハヤヤッコの1馬身後ろ。この馬場であんなに後ろから行って通用したのは素直に驚き。小回り&重馬場適性の高さが成せる業。
3着【-】スカーフェイス
ゲート出が甘く行き脚が付かないのは今日に始まったことではなく、今回も後ろからの競馬。ただ単に後ろに付けるのではなく、岩田康誠騎手は早速内に入れてきた。道中も一貫して内を進み、4コーナーの途中まで内を通っていた。しかし前にいたアイスバブルの手応えが良くなく、詰まる恐れを察知して捲り上げに切り替え。大外に持ち出して前を追ったが、先に抜けた2頭には遠く及ばなかった。内ポッカリならもっと迫れていたかもしれない。
5着【△】サンレイポケット
スタートから気合いを付けていったが前には行けず、中団馬群の後ろを確保。この馬にしては積極的な位置取り。道中一貫して馬群の外を通り、マイネルウィルトスに先んじてオート捲り。これは勝ったかと思ったが、直線に向く直前でいきなり手応えが悪くなり追い鞭連発。マイネルウィルトスにあっさり捲られ、直線に入って若干盛り返したが前の争いには遠く及ばなかった。いきなり手応えが悪くなったのを見る限り、馬場が影響したとしか思えない。
9着【▲】ランフォザローゼス
大外枠ということもあり、内に入れられず自然と後方待機。道中置かれ気味で、3コーナーを迎えるまでに鞭が入る始末。位置取りが後ろ過ぎて勝負どころで捲り切れず、直線大外を通って前からタレてきた馬を何頭か交わしただけで終わった。この馬場で後ろからではキツかった。
11着【△】サトノクロニクル
行き脚が緩く、かつ外枠ということでランフォザローゼスと同様に後方外からの競馬。ランフォザローゼスよりはまだ行きっぷりが良かったが、後ろ過ぎたのは一緒。ロクに追い上げられず、直線に向いたところでヘロヘロ。付いて回らされただけで、何の存在感も示せなかった。
16着【◎】ギベオン
スタートから普通に前に出していき、離れた3番手を順調に進んでいたところ、3コーナーを過ぎた辺りで俄かに付いていけなくなり後退。ズルズルというよりは静かに後ろに下がっていった。直線は全く追っておらず、最後はキャンターで大差のシンガリ負け。心房細動や故障ではないとのこと。馬も生き物、走りたくない時もある。お疲れ様でした。
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