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【レース回顧Vol.300】第32回アーリントンC

レース結果・収支

1着【-】オオバンブルマイ(5番人気)
2着【△】セッション(4番人気)
3着【△】ショーモン(2番人気)
・・・
7着【◎】ナヴォーナ(3番人気)
・・・
10着【○】オーシャントライブ(9番人気)
・・・
18着【▲】マルチャン(14番人気)
馬複10点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:30,260/50,100(60.4%)


率直な感想

馬場重いし、外差し使えるんじゃないの?と思ったけど内前が残りそうな感じ。ユリーシャは飛ばし過ぎやね。お疲れさん。セッション、シルバーデューク、ショーモン。シルバーデュークは要らん。よし。セッション、ショーモンあざっす。・・・おーばんぶるまい!外差し!やられた!


テーマの振り返り

ネイティヴダンサー系を狙い打て→ドボン

一昨年はホウオウアマゾンとリッケンバッカー(10番人気)のワンツー、昨年は該当馬4頭が1・2・3・5着。前述のリッケンバッカーの他、昨年の勝ち馬ダノンスコーピオン、2019年の勝ち馬イベリス(12番人気)はロードカナロア産駒。ネイティヴダンサー系は買い一択。

ナヴォーナ7着、オーシャントライブ10着、マルチャン18着。後ろからでは厳しく、見せ場無しの凡退。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は概ね好天続きで火曜に芝刈り実施、散水は木曜の1回のみ。しかし金曜夜から雨が降り始めて土曜は一日中雨の予報。含水率は4コーナー11.0%、ゴール前12.1%、土曜朝時点のクッション値は8.7。金曜朝時点では9.8だったので1日で1.1ポイントも悪化。なお、東風強め(15時時点5m/s)の予報が出ていて、直線追い風で前優勢。

  • 2月11日から始まった阪神ロングラン開催も今週が最終週。先週も概ね高速で、馬場状態が非常に良く前が止まらない。多少の雨なら内前有利が維持されそうだが、馬場が緩くなることで相対的に外有利の状況も考えられる。

  • ペース想定:平均(59秒台、テン3ハロン34秒台後半)

  • 内からユリーシャがハナに立ちそうだがスピードは普通。ショーモン、シルヴァーデューク、セッション、オオバンブルマイと内枠各馬が追随するも競り合いは生じず淡々と推移。内枠の馬がそのまま内を固めそうなだけに、外枠の馬はちょっとしんどいかもしれない。ペースも緩めで基本的に内前。馬場悪化をどの程度織り込むかがポイント。

レース指標

LAP:12.5-10.6-11.0-11.7-11.9-11.8-11.6-12.8
勝ち時計:1.33.9(良) テン3F:34.1 上がり3F:36.2

レースの振り返り

ショーモンが好スタートを決めてユリーシャに先行。ユリーシャはハナに拘り、ショーモンを交わして単騎逃げ。2番手集団はセッション、ショーモン、シルヴァーデュークと内枠が独占。オオバンブルマイは中団馬群の中、後続は後方で一団の追走。

ユリーシャは最大7~8馬身リードの逃げ。しかしこの馬場でテン3ハロン34秒1、1,000M通過57秒7は突っ込み過ぎで失速は時間の問題。案の定、セッションが離れた2番手追走から抜け出して先頭。内からシルヴァーデュークとショーモンが追い上げてきて、この3頭の争いかというところへ外からオオバンブルマイが襲い掛かってまとめて交わす。

馬場が重たいはずなのに速い時計が出て、後ろから差すのはしんどい状況。オオバンブルマイの位置でギリギリ。外のヤクシマを行かせた後に外へ持ち出して差し切り。時計は良馬場の朝日杯FSと同タイム。オオバンブルマイは朝日杯FSで出遅れていたので低レベル戦の誹りから逃れられる状況にはあった。あのレースはドルチェモア、レイベリング、キョウエイブリッサ、バグラダス、オールパルフェといった内前先行馬が低レベル。

セッションとショーモンは先週の馬場なら楽々ワンツーだった。重馬場ハイペース追走から勝ちに行ってアタマ、クビ差ならオオバンブルマイと同等の評価を与えておきたい。ナヴォーナはペースが速くて追走一手。ここまで速くなるとは想定外。時計を2秒詰めただけマシ。オーシャントライブとマルチャンは位置取りで察した。

先週までの馬場ならショーモンとセッション(白線上)のワンツーだったはず。
オオバンブルマイ(赤矢印)はヤクシマ(黄矢印)を行かせてこの後ろから外に持ち出す。

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