【レース回顧Vol.217】第36回産経賞セントウルS
レース結果・収支
1着【◎】メイケイエール(1番人気)
2着【-】ファストフォース(6番人気)
3着【-】サンライズオネスト(4番人気)
4着【○】ダディーズビビッド(3番人気)
5着【▲】ソングライン(2番人気)
6着【△】モントライゼ(5番人気)
・・・
8着【△】タイセイアベニール(9番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ 3連単6点ハズレ
レース収支:-1,600 累計回収/投資:111,360/102,400(108.8%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
スタートしてすぐにメイケイエールの視界が広がったので安心。このパフォーマンスでGI未勝利で終わったら質の悪いジョーク。さっさとGIを勝ってください。ソングラインは格だけで持ってくるかと思ったけど、速過ぎて詰められず。安田記念と180度違うレース質だもん。競馬ってそんなもん。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:11.8-10.2-10.5-10.8-11.2-11.7
勝ち時計:1.06.2 R(良) テン3F:32.5 上がり3F:33.7
シャンデリアムーン、ジャスパープリンス、ボンボヤージの先行争いに外からファストフォースが加わって激流に。メイケイエールは離れた5番手を単独で進み、ソングラインは後方外で置かれ気味。直線に向いてファストフォースが粘り込むところ、メイケイエールが外から突き抜けて完勝。1,000M通過が54秒5という、アイビスサマーダッシュ並みの超高速決着。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【◎】メイケイエール
想定通り両隣のスタートが緩かった上、それぞれ内外に散ってくれたことで労せずして周囲がガラ空きになった。ファストフォースが外から寄ってきた場面も無難にやり過ごし、単独5番手で4コーナーを回ってきたのを見て勝ったと思った。直線も障壁皆無で、メンバー最速上がり3ハロン32秒9の豪脚で2馬身半突き抜け。1分6秒2のレコード。走路さえ確保できれば最強。強いのは分かり切っているので、次走以降もスタート直後のポジショニングがどうなるかだけを予想するだけでいい。但し池添騎手が揉まれないような競馬をさせているだけで、揉まれたらまだどうなるか分からない。
2着【-】ファストフォース
五分のスタートから押し通しで先行争いに加わっていき、外の2番手に取り付き成功。このところ押しても前に行けておらず、久々に意に適ったレースになった。4コーナーで再度押してラヴィングアンサーに並びかけていき、直線で鞭を振るって粘り通した。今回は強引にでも前に取り付いたのが良かった。
3着【-】サンライズオネスト
スタートして両側から寄られて後方からの競馬。そこから内に入れて3~4コーナーは内を通って相対的にポジションアップ。直線は相対的に空いていた内からの追い上げで3着に滑り込み成功。スタートから漫然と外に行っていたら間に合わなかったはず。横山典弘騎手のさりげないクレバー騎乗。
4着【○】ダディーズビビッド
スタートはまずまず、先行激化を見越して手控え気味の追走。内に入れず、4コーナーで外を通っての追い上げ。直線に向いてフリーの位置は取れたが、結果は内を突いたサンライズオネストに軍配。内にモタれる悪癖は相変わらずで、竹之下騎手は修正しながらの追い上げで鞭は2発しか入れられなかった。
5着【▲】ソングライン
若干ヨレたようなスタートから周りに飛び出されて相対的に後方からの競馬。付いていくだけでポジションが下がっていき、3コーナー手前で後方4番手という位置取り。4コーナーで少しずつ前との差を詰めていったが当然詰め切れず、直線は完全な後追いで終わった。予想で指摘した通り安田記念が近年稀にみる緩い流れで、休み明け初戦でテン3ハロン32秒5の激流に巻き込まれたらこうなっても仕方ない。
6着【△】モントライゼ
スタートを決めて前に出てきたが、メイケイエールに行かれてこの後ろへ。3コーナー辺りまではいい感じだったが、4コーナーで突如手綱が動き始めて余裕が無くなり、残り200M手前でメイケイエールに突き放されて終了。タレたわけではなく、1分7秒0の走破時計も優秀だが勝ち負けには遠い内容だった。相手弱化で再度見直したい。
8着【△】タイセイアベニール
スタートを決めた上で控えて後方待機。最初のコーナーまでに内に入れるというのはサンライズオネストと同じだったが後ろ過ぎた。中団付近に付けたサンライズオネストでもギリギリ3着だったのに、最後方からでは話にならない。今回はペースも時計も速過ぎてどうすることもできなかった。
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