【レース回顧Vol.467】第60回CBC賞
レース結果・収支
1着【-】ドロップオブライト(6番人気)
2着【△】スズハローム(3番人気)
3着【△】グランテスト(2番人気)
・・・
6着【▲】カンチェンジュンガ(8番人気)
7着【○】キタノエクスプレス(1番人気)
・・・
11着【◎】バースクライ(7番人気)
・・・
17着【△】アグリ(4番人気)
・・・
単勝1点ハズレ 馬複6点+9点(締切直前に2・16-3・5・6・12追加購入)ハズレ 3連複7点ハズレ
レース収支:-2,300 累計回収/投資:67,800/115,500(58.7%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010
率直な感想
えーっと、バースクライはどこを走っているのかなっと。・・・最後方?ハァ?ナンデジブンガカッタウマハマトモニハシッテクレナインダ・・・。福永調教師は開業して僅か5か月で重賞制覇。オメデトウゴザイマス。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
中京は木曜にごく弱い雨が降った以外は好天、月曜から連日散水を実施。土曜朝時点の含水率は4コーナー13.3%、ゴール前10.9%でクッション値は9.3と先週に引き続き絶好のコンディション。
土曜の芝は軒並み時計が速く、豊明S(3歳以上3勝C/芝1,400M)は1分19秒0のレコード、12レースの3歳以上1勝C(芝1,200M)は1分8秒0で決着。時計が速いので基本は前だが、前述の12レースは大外から差してきた馬が1着と3着に入っており、後ろからでもチャンスがある。
カーバンクルSでシナモンスティックに先んじて、オーシャンSでも果敢に行ったグレイトゲイナーの逃げ。前に行きそうなのはグランテスト、レッドヒルシューズ、サウンドビバーチェ、スタートが決まればジャスティンスカイ辺りで、全体的に前が手薄。隊列がすんなり決まれば前が残りそうではある。差すにしても真後ろからでは厳しく、中団より前、外より内。
レース指標
LAP:12.2-10.3-11.1-11.4-11.0-11.5
勝ち時計:1.07.5(良) テン3F:33.6 上がり3F:33.9
レースの振り返り
赤い帽子が超絶ロケットスタート。スズハローム?何それ?意外過ぎてビックリ。同じ赤い帽子のグランテストが押しまくってハナ奪取、スズハロームは周りに行かせて馬群の中へ。グレイトゲイナーはグランテストからハナを奪えず、大外から積極的に仕掛けてきたアネゴハダと並んで2番手まで。最高速度は72.0km/hを計測。滅茶苦茶速いけど、今の中京ならこの位は出るといった感じ。
インの4番手にドロップオブライト、その直後にスズハローム。イン前が絶好位ってことが分かっているっぽい位置取り。バースクライもこの付近にいるはず。・・・いない。見落としたかな?・・・いた!あ、違う。ジャスティンスカイだ。・・・これか。あ、これも違う。スコールユニバンス。え?ひょっとしてあの一番後ろを走ってる奴なのか・・・?
テン3ハロン通過33秒6。この馬場なら普通、むしろ遅いぐらい。グランテストが先頭をキープしたまま手応え十分で回ってきて、2番手で追ったグレイトゲイナーは脱落。アネゴハダはとっくに脱落済み。内からドロップオブライト、続いてスズハロームが接近。外からはメイショウソラフネが突っ込んでくる。バースクライは大外最後方。もう、乾いた笑いしか出ない。
ドロップオブライトがグランテストを交わすべく1頭分だけ外に持ち出してスパートしてグランテストを交わす。3番手争いは内外離れてスズハロームとメイショウソラフネ。ここはスズハロームの決め手が優って、グランテストも悠々交わして2着確保。バースクライ?さあ?そんな馬、出てたっけ?
「隊列がすんなり決まれば前が残りそうではある。差すにしても真後ろからでは厳しく、中団より前、外より内。」ってのは自分で書いたので知ってた。馬券で表現できない。言い訳になるが、ドロップオブライトも予想の段階では買い目に入れていたのに気付いたら消えていた。格下のグランテストを最後の最後に抑えたのは軽量で前に行ってくれそうだったから。トラックバイアスは個々の能力評価を凌駕する。決め打たないと競馬では勝てない。
ドロップオブライトは1番枠でイン前キープ、スズハロームは内枠からロケットスタートを決めた上で抑えて好位キープ、グランテストは5番枠から強気の逃げ。馬場が高速なので中団より前、外より内は極めてオーソドックス。終わってみれば順当な決着だった。
キタノエクスプレスはスタート直後によろめいた上、グランテストやその外の馬に寄られて身動きが取れず、直線も前が壁。やっとの思いでレッドヒルシューズの内から抜け出そうとしたところをスズハロームにスッと入られて詰まって失速。これは申し訳ないが騎手の腕の差。国分優作騎手はここまで8勝、リーディング72位。1番人気で内枠ならやっぱり怖いよね・・・。
カンチェンジュンガは今回も周りが速くて後ろに置かれ、直線も馬群の中に入り込んで捌くのに四苦八苦。結局外を走っていたジャスティンスカイに行かせてその後ろを通しての進出で差し損ねた。決して弱くはないが、レースの組み立てが下手。外差し馬場で外枠に入った時に厚く買うべし。
バースクライは僅かに出負けしたところを外からスコールユニバンスに寄られ、一気に最後方まで下がってしまいゲームオーバー。こんなの予想できません。絶不調の私が◎を打ったから沈んだとしか思えない。バースクライとその関係者の皆様、申し訳ございませんでした。
アグリは出たなりの競馬で中団の外を追走。手応えは悪くなかったが、直線に向いて団子状態の中での追い比べでついて行けなくなりフェードアウト、まさかのブービー負け。叩き台にしてもお粗末な内容。1351ターフスプリントも反応がイマイチだったし、ピークアウトしたのかもしれない。
レース結果からの教訓
高速馬場で内前が使える時は内枠に入った馬をベタ打つべし。イン前をキープするだけで勝ち負けできるので、イン前を取れそうな馬を探す作業。
内枠の差し馬を買う時は外からの締められ具合を徹底的に吟味すべし。外から寄られると窮屈になって差すにも差せなくなる(今回のキタノエクスプレス)。
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