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【レース回顧Vol.49】第163回天皇賞・春

事前の予想で高速内前ジャスティスを指摘して、当日の呟きでも内前やら前残りやら高速馬場やら言及していたのに、結局カレンブーケドールとディアスティマを買わず。何故か後ろから行くユーキャンスマイルを買ってるし、自分でも意味が分からない。自メ木几又したかったのかな。

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ディアスティマがスタートを決めてハナへ。そこへジャコマルが追い掛けてきて俄かにスピードアップ。ディープボンドは遅れて前へ。カレンブーケドール、アリストテレス、ワールドプレミアは内で静観。

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前が飛ばしてくれたお陰でアリストテレスの折り合いは上々。しかし前から離された6番手。ワールドプレミアがすぐ後ろでマークするように追走。ウインマリリンはやはり外枠が堪えてこの位置。分かってたけどキビシイね。

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1,000M通過59秒8。これから坂を2回駆け上がるのに、これは突っ込み過ぎ。ただ隊列は縦長で、馬場も速いので前で粘るほうが簡単。アリストテレスは前残りの恩恵を受けられるかどうかギリギリの位置。

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2周目3コーナー付近から再びペースアップしての体力勝負。ディアスティマは前で持ったまま、2番手カレンブーケドールも楽な手応え。その後ろでディープボンドは激しく手が動き、アリストテレスも押しながらの進出。ワールドプレミアはその外から捲っていく構え。

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前の2頭が後続に対して2馬身程のリード。特にカレンブーケドール(緑)はこれからスパートするところで余裕あり。内前ジャスティスモード入ったか?ディープボンド(青)はずっと追い通し。外のアリストテレス、ワールドプレミア(黄)は届くかどうか微妙。この後ろは論外。

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白い帽子2頭の競り合いから抜け出したのはワールドプレミア。アリストテレスは遅れた。あーあ。何で来ないほうばかり引いてしまうのだろうか。カレンブーケドールも残りそうな感じ。はいはい。

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で、最後3着に届きそうで届かずの4着でしょ?もう勘弁してよって感じ。驚異的な確率でハズレばかり引いている。私はもうダメかもしれない。来週から自分の◎は軽視して、ボックスで買うことにする。

内からディアスティマがハナ、アリストテレスとカレンブーケドールが直後を追走。ディープボンドも前付けしたいが外になりそう。オーソリティは中団外がやっと。開催最終週らしからぬ高速馬場、内前ジャスティス。外を回って差し切りというのは非現実的。なるべく前で速い脚を使いそうな馬に焦点を当てたい。

まあビンゴ。高速馬場の内前ジャスティスって分かっているのに大外枠に収まったオーソリティを買って、内枠先行のカレンブーケドールとディアスティマを買わないなんて自己矛盾も甚だしい。読みは正しいんだから、ちゃんと当ててください。来週こそお願いしますよ。

1着○ワールドプレミアはスタートを決めた上で下げ、アリストテレスを前に置く位置を追走。前が飛ばして縦長になったことで変に包まれることはなく、2周目3コーナーからの仕掛けも自分のタイミングで動くことができた。最内枠から好位を確保できたのが大きかったとはいえ、高速内前ジャスティス馬場を外から差し切ったというのは高く評価したい。

2着▲ディープボンドは好スタートを決めて早速前に出てきたが、3番手集団の外までが精一杯。流れが落ち着いたところでカレンブーケドールの外4番手を確保、2周目3コーナー過ぎから前に取り付くべく早めの追い出し。和田騎手の激しいアクションに導かれながら純然たるスタミナ勝負に持ち込んだが、ラストはワールドプレミアの切れ味に屈した。これは相手が悪かった。

3着-カレンブーケドールはスタートから促してあっさり3番手を確保。速い流れにも普通に付いていって、2周目4コーナーでは自分から動いてディアスティマに迫っていった。内外離れた追い比べでディアスティマを交わしたところまでは完璧だった。内前バイアスの恩恵を受けたのは確かだが、牝馬が3,200Mでも勝負になりかけたというのは驚きでしかない。

4着◎アリストテレスは内から好位を取りに行ったところ、流れが速くて自重、6番手の内を追走。想定よりはやや後ろだが序盤からいきなり引っ掛かった前走とは違って折り合いピタリ。ただ2周目4コーナーで外から押し上げ切れず、ワールドプレミアとの追い比べに持ち込まれて競り負け。この馬場で外を回さざるを得なくなった時点で負けだった。

10着△オーソリティはスタートして内の出方を見た上で仕掛けず後方待機。今日の馬場でこの選択は明確に誤りなのだが、大外枠からではどうしようもなかった。こうなることが分かっていながらこの馬絡みの馬券を少しでも買ってしまった自分が情けない。勿論、今回の結果は完全に度外視でOK。強い弱いとかではなく、後方一気は物理的に不可能。

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