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【レース回顧Vol.297】第66回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S

レース結果・収支

1着【-】サウンドビバーチェ(6番人気)
2着【-】サブライムアンセム(10番人気)
3着【-】コスタボニータ(9番人気)
4着【○】ウインシャーロット(2番人気)
・・・
6着【△】ルージュスティリア(1番人気)
・・・
8着【△】フラーズダルム(8番人気)
9着【◎】ママコチャ(3番人気)
・・・
11着【▲】ピンハイ(4番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:30,260/46,600(64.9%)


率直な感想

ママコチャ、前に行かないのか(行けなかっただけ)。途中から無理やり外に持ち出して・・・掛かってるやん。オワッタ。調教で走り過ぎるのも考え物だな。ルージュスティリアが飛ぶのは想定内でも、サウンドビバーチェに内枠2頭の組み合わせは逆立ちしても買えない。お手上げ。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は週半ばまで快晴続きで日曜から火曜にかけて連日散水、火曜に芝刈りが行われたが週の後半から雨模様。金曜は午前中だけで43.5ミリ、最終的に66ミリの雨を観測。含水率は4コーナー12.1%、ゴール前12.3%、土曜朝時点のクッション値は9.0。これにはちょっと驚き。金曜朝時点は8.2だったので、意外と回復が早い。

  • 今週からBコースを使用。阪神はずっと内が使えるほど馬場状態が良く、コース替わりでも特段意識する必要はない。基本的に時計が速くて前残りだが、前日の雨の影響で外差しが使える馬場になっているかもしれない。当日の馬場傾向は要チェック。

  • ペース想定:やや速い(58~59秒台)

  • 常時ロケットスタートのウインシャーロットの単騎逃げ。サウンドビバーチェが2番手、ママコチャも楽に前へ。全体的にテンの遅い馬が多く、前が楽出来そうな感じ。後ろも追走し易いペースで、外回りで差し脚が活きるが前も簡単には止まらない。上がりで差が付かず前が残るとみる。

レース指標

LAP:12.5-11.7-11.9-11.9-11.7-11.2-11.0-12.0
勝ち時計:1.33.9(稍重) テン3F:36.1 上がり3F:34.2

レースの振り返り

ウインシャーロットのスタートはこれまでと比べるとやや物足りない感じだったが楽にハナ。サウンドビバーチェが早めの2番手。内枠2頭、特にサブライムアンセムが行き脚強めでコスタボニータと並んで3番手。今の阪神で内前はベスポジ。結局この4頭が4着までを独占。

内前を占拠した4頭が順序を入れ替えてワンツースリーフォー。
Bコース替わりで馬場が良くて流れが落ち着けばこうならざるを得ない。

ママコチャはスタートで僅かに遅れてテンハッピーローズに前を跨がれ、更に外からサウンドビバーチェが締めてきて馬群の中。6枠2頭も壁になって馬群の後ろに押しやられてしまった。これで馬がイラついて操縦不能に陥り、3コーナーで外の進路を見つけるや否や勝手に進出。阪神外回りでこうなると止まる。

ママコチャはスタート後も行き脚が付かずモタモタ。
外からサウンドビバーチェに締められて馬群の後ろに追いやられる。

ウインシャーロットの逃げは緩く、テン3ハロン36秒1、1,000M通過は59秒7と条件戦並みのスローペース。これでは前は止まらず、サウンドビバーチェが2番手からウインシャーロットを競り落として勝利。続いて内から追い上げたサブライムアンセム、コスタボニータが2・3着。結果的に完全内前決着になったが、流れが緩過ぎただけでこの結果をそのまま鵜呑みにするのもどうかと思う。

内の狭いところで張り合った4頭がそのまま上位独占。
ただ流れが緩く、前残りになるのも当然という見方も出来る。

ルージュスティリアはスタートを出ながら無理には行かず、あくまで直線勝負の構え。しかし直線で前が開かず、外にいたイズジョーノキセキを弾き飛ばして進路を確保したもののそこから伸びなかった。元POG馬なのでこんなことは言いたくないが、弱い。「デビュー戦でスターズオンアースを負かした馬」という金看板がお金に変わる日はやってくるのだろうか。

・ルージュスティリア号の騎手川田将雅は,最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金30,000円。(被害馬:11番)

競走中の出来事等(JRA発表)


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