【レース回顧Vol.182】第67回京王杯スプリングC
レース結果・収支
1着【▲】メイケイエール(1番人気)
2着【-】スカイグルーヴ(2番人気)
3着【-】タイムトゥヘヴン(5番人気)
4着【○】ワールドバローズ(8番人気)
・・・
6着【△】リレーションシップ(9番人気)
7着【◎】シャインガーネット(3番人気)
・・・
9着【△】ギルデッドミラー(6番人気)
・・・
馬複7点ハズレ 3連複7点ハズレ
レース収支:-1,400 累計回収/投資:37,180/61,900(60.1%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
馬場の回復が早かったこと、紐の1頭ギルデッドミラーが出遅れていきなり終わったこと、スカイグルーヴが控えてきたこと(これは結果オーライ?後述参照)、そして直線で軸馬シャインガーネットが内に入っていったこと。ここまで見当が外れると笑うしかない。唯一当たったのはリフレイムが外に行って馬券にならなかったことぐらい。メイケイエールは相変わらず折り合わないけど、ガーッと行くことは無くなった。
テーマの振り返り
東京新聞杯組、高松宮記念組が好調→保留
高松宮記念を経由したメイケイエール(1番人気)が順当勝ち。東京新聞杯を経由したワールドバローズ(8番人気)は僅かに及ばず4着。
外枠優勢傾向あり→保留
外枠に収まった馬が勝ちやすいというのはテーマ通りだったが、今年は少頭数で4枠より内が4頭しかおらず、4枠のスカイグルーヴが2着に入ったので評価としては保留。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.3-10.9-11.2-11.4-10.9-11.3-12.2
勝ち時計:1.20.2(良) テン3F:34.4 上がり3F:34.4
ギルデッドミラーが大きく出遅れ。リフレイムが内からあっさりハナに立ち、ラウダシオンとビオグラフィーが外から付いていく展開。メイケイエールは5番手付近の外に付けるもしきりに首を上げて落ち着かない様子。スカイグルーヴはこの後ろで控える競馬。直線に向いてリフレイムがいつも通り外へ逸走、開いた内からラウダシオンが抜け出す。その間を突いてメイケイエールが突き抜け、後ろから追ってきたスカイグルーヴらの追撃を振り切ってゴール。勝ち時計は1分19秒台決着がデフォルトのこのレースにしては平凡。良とはいえ雨上がり後の馬場で、多少は時計に影響したか。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【▲】メイケイエール
ゲートが開いた瞬間からテンションが高く、前に馬を置いても逆にヒートアップ。しかしこれまではこれでガーッと上がっていってガス欠、というパターンだったのが今回はその場で留まれていた。4コーナーでペースが上がり出してからは独壇場。リフレイムが前を横切っていくのを見届けてからスパートして完勝。単にここでは能力が抜けていたということだろうが、折り合わずに勝つというのがよく分からない。
2着【-】スカイグルーヴ
隣枠のギルデッドミラーが出遅れ、その隣のリフレイムが外へ寄ってきた影響をダイレクトに受けて行き場が無くなり、強制的に控える競馬になってしまった。中団で折り合いを付けて進み、直線でメイケイエールの背後というベストポジションを確保。しかし相手のスパートに付いていけず離されてしまい、ラストで追い詰めていったが届かなかった。前走は極端な内前高速馬場に泣き、今回はスタート直後の邪魔が響いて負け。微妙にツイていない。
3着【-】タイムトゥヘヴン
この馬にしては上々のスタートからいつも通り下げての競馬。後方3番手の外を淡々と進み、直線は勿論外へ。ただスパートしてからも外へ行き気味で、外へ「寄って」きたリフレイムの内へ入れつつ、内から迫ってきたワールドバローズを抑えての追い込みで、スムーズな競馬とは言い難かった。今後も外差しの展開時は抑えておきたい。
4着【○】ワールドバローズ
スタートして内からリフレイム、外からリレーションシップらに締められて前が塞がり、強制的に後方からの競馬。道中は大きく出遅れたギルデッドミラーと大して変わらない位置を追走。直線に向いてメイケイエールらの背後から追い上げ、いい感じで詰めてきたがスカイグルーヴを捌くのに手間取り、ゴール前で外からタイムトゥヘヴンに入られて詰め損なった。枠が外でスムーズな競馬なら2着もあったはず。次走以降改めて期待したい。
6着【△】リレーションシップ
スタートで若干躓いた上、内外から締められて後方からの競馬。今回はリフレイムのせいで中頃の枠に入った馬が軒並みポジションを下げての競馬になっていた。直線でメイケイエールらの後ろから末脚を伸ばしたものの、結果的に後追いに終始。序盤のロスを考えれば悪くはないが、重賞だとワンパンチ足りない。
8着【◎】シャインガーネット
メイケイエールと同様にスタートからテンションが高めで、内からリフレイム、外からラウダシオンに寄られたところで頭を上げて行きたがってしまった。馬群に入れるといつもこんな感じ。直線は外を張られていて行くところが無く、内に入れての追い上げで伸び切れなかった。今回はこの馬の悪いところが全部出てしまった。
9着【△】ギルデッドミラー
スタート直前に一旦立ち上がり、落ち着くのを待ってスタートしたはずがまた立ち上がって大出遅れ。出遅れにも良い出遅れ(ハイペースになって結果的に差し届く)と悪い出遅れがあるが、今回は何の意味も見い出せない後者。残念。
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