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【レース回顧Vol.397】第29回シルクロードS


レース結果・収支

1着【◎】ルガル(2番人気)
2着【△】アグリ(1番人気)
3着【○】エターナルタイム(3番人気)
4着【▲】サンライズロナウド(8番人気)
・・・
16着【△】オタルエバー(5番人気)
・・・
単勝1点的中!(3.3倍) 馬複4点的中!(5.9倍) 3連複6点的中!(11.8倍)
レース収支:+1,000 累計回収/投資:6,730/11,900(56.6%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+1,100


率直な感想

ルガルはスタートがあまり良くないからなぁ。内枠だし、そこはちょっと心配。・・・え?ルガル、好スタート?マジか!はい、絶対勝った。久々にスタートだけで勝ちを確信。しかも直線内からサンライズロナウド?スゲー!神予想キタコレ!アグリとエターナルタイムも伸びてきたけど両方買ってる。アグリとエターナルタイム、どちらかでいいからね。って、両方来ちゃうのね・・・。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 京都は連続開催、年明けから通算して9日目。週半ばに雪が舞ったものの降水量としてはゼロ。時計の出方は速くもなく遅くもなく普通。先週からBコースを使用しているが、馬場の内は芝が剥げて走り辛い状況。コース取りは完全に外。但し後方一気ではしんどく、4角外前からの被せ差しが最善手。

  • テイエムスパーダとリバーラによる先行争い。枠が離れているので併せるまでと併せてからがずっと速い状態で突っ込んだ流れを想定。ルガル、エターナルタイム、アグリ、オタルエバーも中団より前で進めて、4コーナーでそれぞれが勝ちに動く展開。軽量の差し馬が台頭しそう。

レース指標

LAP:12.1-10.4-10.9-11.2-11.3-11.8
勝ち時計:1.07.7(良) テン3F:33.4 上がり3F:34.3

レースの振り返り

ルガルはスワンSでやらかしたようにスタートに若干の不安がある。とりあえずちょっと遅れるぐらいで済ませてもらいたい。・・・ん?黒い帽子が前に出てる。え?ルガル?ハナに立ちかねないほどの好スタート。これはちょっと上手く行き過ぎで引くレベル。京阪杯もスタートがイマイチで押し上げて5番手だったのに、今日は後からやってきたテイエムスパーダに譲って2番手。勝ったやん。100%ではなく150%勝利を確信。

テイエムスパーダが押しまくってハナ。最高速度は73.7km/h。この馬場でこれは飛ばし過ぎ。絶対タレるから放っておいて良し。ルガルは馬なりで2番手。エターナルタイムとサンライズロナウドも内を追走。この辺も分かってる。アグリもこの付近にいたけど外を回しそう。オタルエバーは後方3番手の外。これは厳しい。

テン3ハロン33秒3。明らかなオーバーペースにも関わらずルガルの手綱はピクリとも動かず、馬なりのまま直線へ。そこから少し外に振る途中で早くも先頭、鞭を入れて独走。焦点は2着争い。まずは内からサンライズロナウド。お、いきなり高めのお出まし。続いて馬場の中央からエターナルタイム。よっしゃ。更に外からアグリ。まあ買ってるから良し。さあサンライズロナウドで高めゴチ。・・・交わされんのか~い。

ルガルは前走で重賞初勝利クラスの競馬をしていたので順当。このペースを2番手で楽勝できたこと、今の緩い馬場で1分7秒7をマークできたことは大きい。3月下旬の中京は馬場が緩くなり易いがこの馬には関係ない。人馬共にGI獲りリーチ。次も出遅れるなよ。

前日はみんな馬場の内を避けて走っていたのに、この日は内を通って激走する馬が続出。このレースの前の八坂S(4歳以上3勝C/芝2,200M)のサスツルギはあからさまな内突きを決めていた。サンライズロナウドはインベタからの内突きでしてやったりかと思ったが、同じく内を通って直線で馬場の3分どころを通したエターナルタイム、直線でオタルエバーを捌くのに手間取りながら外差しで猛追したアグリに抜かれて4着。まあ甘くないよな・・・。


レース結果からの教訓

  • 前日のトラックバイアスに囚われ過ぎないこと。みんなが外・外と騒いだ次の日は内が使えたりすることもしばしば。そもそも外枠の馬はみんなが外に行くと余計に外を回らされるので不利になる。

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